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壬生義士伝
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壬生義士伝の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全309件 201~220 11/16ページ
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先に同作家の【輪違屋糸里】を読んで、こちらも気になり、読みました。 吉村貫一郎という一人の新撰組隊士の物語です。 新撰組云々とか幕末云々よりも、武士って何だったんだろうという思いが一番に残りました。 自分の信じる義の為に、愛する大切な家族の為に懸命に生きた一人の男の話はやはり泣けます。 当時と現在(回想)という形で入り混じって進行していくので、最初のうちは(上巻)少し読み辛いかもしれませんが、徐々に話が繋がって面白くなっていきます。 また、回想の語り手が変わったりするので、同じ人物に対する印象や想いもそれぞれだったりして、それもとてもリアルで良いと思いました。 輪違屋糸里は女性視点、壬生義士伝は男性視点の新撰組物語…という気がします。 時代の前後的には輪違屋糸里→壬生義士伝となるのですが(別に話が繋がっている訳ではないのですが)自分的には是非、輪違屋を読んでからこちらを読んで欲しいと思います(輪違屋の後にこの話があるのかと思うと、土方ら他の新撰組隊士達への想いもひとしおで凄く良かったので)。 今更かもしれませんが、もしまだ読んでいない方がいらっしゃったら、是非オススメしたいです。 | ||||
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妻子を岩手雫石に残して脱藩した吉村寛一郎の武士として、また先生としての生き方に深い感銘を覚える。愛情深い吉村は新撰組の中で浮きながらも大切な役割を果たしていく。読後涙が溢れること間違いなし。 | ||||
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幕末の武士の理想と現実に触れた感覚がした。 何に義を通すのかによって、行動はそれぞれ変わる。 いつの時代も、生き様が揺るがない人というのは 潔く強くかっこよく映る。 その生き様を生かすのではなく、 使い捨ての駒にする腐った考えがあるのも いつの時代にも共通する人間という生き物であるが故なのかな。 貧困は人を狂わすのだろうか。今も貧困は消えず、 平民は昔よりましな生活をしているのかもしれないけど いつ壊れるか解らない。 ただ、幕末の武士のような人間に私はなろうという覚悟がないし、 変化することも怖いから、ただ朽ちて行くことを選んでしまうんだろうな。 ただ、自分なりの義は持ち続けていたいと思う。 そんなことを考えさせてくれる本でした。 (2010.1.9読) | ||||
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吉村貫一郎とその家族の生き様が、 あたかも本当に居たようなリアルさで 近くに感じた。 実際にもしかしたら居たのかもしれない。 自分の中に一本の芯が通っていて、 その部分を曲げずに信念を貫いている姿は、 とても純粋で、不器用で、切なくも潔く感じた。 自分はそこまでの芯を持てないように思う。 新撰組が義のために大きな力に利用されてしまった哀しさも、 また違った視点で読めた。 (2010.3.29読) | ||||
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壬生義士伝 浅田作品は初めて。 本作は史実にある程度基づいているかどうか分からないし、 また 記録も残っているとも思えない、 吉村貫一郎を知る人間に直接話を聞けたとも 思えないが、 一人の人間の生き様を 周囲の人間に昔話として語らせ、 より客観的に 人物像を浮き上がらせることに 成功している。 最後には、 私の中で 吉村貫一郎という人間が しっかりイメージ出来る。 歴史小説というより、 歴史のハザマに咲いた特異な人間の伝記調である。 もちろん小説だから、 こんな人物だったら面白いのでは、という著者が作り上げた偶像かもしれないが、 それでも 十分 次の頁に指を進ませる。 ただ残念なのは、 吉村貫一郎の価値観は 現代の価値観と同じである。 ・死にたくないから殺す ・死んだら終わり ・妻子を守ることが男の最大の役目 当時の価値観を登場人物で具現化し、 吉村貫一郎の価値観と対比させているが、 ・いかにして大事を成して死ぬか 忠義型 新撰組組長近藤勇 ・簡単に人を斬ってしまう、些細なことで切腹させられる破滅型 斉藤一 沖田総司 ・出世と打算型 池田、土方 リアリティがあるのか ないのか ちょっと困惑した。 | ||||
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上巻の静かに、静かに進むストーリーから一転して、下巻に入ると、もう、ここは浅田節の独壇場という感じ。ストーリーとして上手く作られていると分かっていても、不思議と、その話の中で踊らされることに快感を感じる。 石川啄木の《不来方のお城の草に・・・》の歌が出てくる背景、宮沢賢治の《雨にも負けず》の一説が飛び出てくる風景が織り込まれている。 主人公の吉村貫一郎の子息である吉村嘉一郎が義に駆られて戦に出向くが、殺さないでくれ、という投書が連載中に数多く届いたと講演の中で浅田次郎氏は語っておられたが、日本人の心情としてはせめて孝行息子に生き残って欲しい、と願うのだろう。 読み手によって反応は様様だろうが、そこここに浅田節の感動の言葉が置いてある。 この一冊を読みながら、小説家の存在意義とはなんなのだろうか、と考えさせられた。 | ||||
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幕末を精一杯生きた、名もなき侍の物語です。 真っ直ぐ生きることの難しさと大切さが生々しく描かれております。 日本人が忘れかけているものを見つけた気がしました。 | ||||
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今から七年前、ホテルオークラで開かれた浅田次郎氏の講演会に出向き、そこで販売されていたサイン本を購入した。 会場は浅田教信者で埋まっていたが、当日の朝、NHKの生放送に登場した氏が同じスーツを身につけて壇上に登場されたのが不思議だった。『壬生義士伝』のみならず、作品の背景などを語られていたが、本書が連載されたときには吉村嘉一郎を死なせてくれるなという投書が相次いだという。冒頭、主人公の吉村貫一郎の切腹の話から始まるが、せめて、嘉一郎だけでも生き延びてほしいという読者の判官ひいきが投書へと繋がったよう。 幕末、京都に潜伏する尊皇攘夷にかこつけた浪士が徘徊していたのは確か、殺伐とした世の中で一旗あげたいと願うのも戦国時代を生き延びた豊臣秀吉を夢見る武士がいたのも確か。それらを取り締まる新撰組において、吉村貫一郎という存在が著者の注目をあつめたのだが、さすがとしか言えない。 何が、どのようにしてストーリーが進むのだろうかと思うが、気が付けば物語にどっぷりとつかっている。さすが、浅田節としか思えない。 この一冊に関しては、どうのこうのという解説をするのは野暮。著者の策におぼれて転がされるのが一番。 | ||||
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吉村貫一郎という才能に富んだ隊士の事を、他の新撰組隊士や、関係する人物達が語り口調で物語を進めていきます。 元々、新撰組の小説が好きで色々読んでいたのですが、やはり、近藤勇、土方歳三、沖田総司がメインの話が多く、隊長格、小姓の話もありますが、この隊士の名前は見た覚えもなくて、吉村貫一郎?誰ソレ?ホントにいた人なの?と、私は最初、知らない人物でした。 誰よりも才能を持っていたと云うのに、表舞台に出てこない貫一郎を語り口調で聞いていると、ほんとに誰かに話されている気分になります。 内容はとにかくかっこいい。まさに男の生き方、です。 そして他の面から新撰組を見ることができ、新鮮に感じるでしょう。 一通り新撰組の小説を読みきった方にも、この小説はお勧めできます! | ||||
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浅田次郎氏の小説が面白いと思うのは、物語が登場人物の会話調で進む点である。そして、それは時代を飛び越えて(しかも、行ったり来たりして)、あるときは重要なシーンを振り返り、また、あるときは未来に飛んで、その核心に迫る。 主人公、吉村貫一郎は、真面目な、家族思いの侍であるが、その置かれた状況は実に悲惨である。東北地方の貧しい南部藩の足軽であり、尋常に生きていては経済的にやっていけない。そこで、自らを犠牲にして脱藩を決意、江戸へ出、更には京都へ赴いて新撰組の門をたたく。 彼は、相当の剣術使いであったから、早くも土方らに見初められ、幹部扱いとなった。これはラッキーで、新撰組のなかでも割合と恵まれた位置にあったのだろう。しかし、その新撰組が、ただならぬ組織である。激しく変化する時流に巻き込まれ、やがて鳥羽伏見の戦いに敗れ、彼自身は自決を迫られる。 彼は、新撰組で稼いだ金をせっせと東北の家族へ送金した。おかげで、残された妻や子供らは、まわりが餓死するなかで、何とかまともな生活を送れた。しかし、それは、藩の裏切り者からの“汚い”金であり、しかも家族らは農民としての生活を強いられた。長男の嘉一郎は、侍の子であるがゆえに、“子”としては父を許しつつも“侍”として許せず、“家”を意識し“藩”への忠誠を尽くそうとする。その正義感と、時代に押し付けられた矛盾とによって、結果的には、父の幻影を追いつつ箱館戦争へ身を投げ入れ、その短い命を絶つ。 これを因果というのだろうか。親子の絆、家族の絆に感動するが、貧困と、時代の激流のループに親子ともども翻弄された結末は、あまりにも悲惨。 これら一連の、会話調で進められる展開に、私は、まるで映画のスクリーンに張り付いたような感覚で、一気にラストまで“視聴”せざるを得なかった。 | ||||
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小説の良し悪しは最初の数ページで分かると言われることがあるが、 まさにこの壬生義士伝は、その言葉が正しいことを証明している。 はばき元から曲がり、歯がこぼれ落ちた剣を握りしめ、 吉村貫一郎が、盛岡南部藩の蔵屋敷に満身創痍でやってくるところから始まるのだが、 この場面の描写だけでも見事な上、 吉村の語りと、その吉村をあえて蔑むように厳しい態度で扱う大野の言葉にも、 読み手を引き込む南部訛りの士言葉が満たされていて、それだけでもぞくっとさせられる。 まさに劇に入り込むための小道具から大道具、そして言うまでもなく役者や脚本家や演出者の極意がこの本の中に凝縮されていて、 それを浅田次郎という名監督の手によって、見事に読み手を酔わすものに仕上がっている。 また吉村の叙情的な語りだけではなく、当時を経験した多くの人物らの回想による語り口も、 作品を飽きさせない要素であり、新撰組に興味がない人でさえも、 読み終えた後は、彼らの最後の武士としての姿に惚れ込んでしまうだろう。 単なるケチかと思いきや、実は家族想いの父でもあり、敵を切り倒す鬼でもあり、 そして心根の優しい武士でもあるという吉村貫一郎の姿が、 様々な面から幾重にも描かれているのも素晴らしい。 時代劇ファンでなくとも、時代小説嫌いでも、これは読んでみる価値がある。 読み終えたとき、浅田次郎という大作家への畏敬の念が自然と湧いてしまった作品だった。 | ||||
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盛岡南部藩を脱藩して新撰組に入った庶民の視点から見た幕末を描いている。 テーマはたった一点、生き抜くこと、だと感じた。 飢饉や戦のために、当時の想像を絶するほどの死の身近さを感じる。 とりわけ、命懸けの真剣での勝負や切腹の介錯をする時の気構え、 当時の飢饉の酷さ等々、死に直面する時の人間の気持ちの描写が生々しい。 人間は弱肉強食の世界に生きる動物で、心がある分、苦しみが大きい。 現代、人間は長寿になり、その分、生への真剣さが失われたが、ほんの少し前まで、 人間はこの様な世界に生き、自分達にも、その血は受け継がれている筈だ、と驚愕した。 | ||||
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盛岡南部藩を脱藩して新撰組に入った庶民の視点から見た幕末を描いている。 テーマはたった一点、生き抜くこと、だと感じた。 飢饉や戦のために、当時の想像を絶するほどの死の身近さを感じる。 とりわけ、命懸けの真剣での勝負や切腹の介錯をする時の気構え、 当時の飢饉の酷さ等々、死に直面する時の人間の気持ちの描写が生々しい。 人間は弱肉強食の世界に生きる動物で、心がある分、苦しみが大きい。 現代、人間は長寿になり、その分、生への真剣さが失われたが、ほんの少し前まで、 人間はこの様な世界に生き、自分達にも、その血は受け継がれている筈だ、と驚愕した。 | ||||
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この本を読んで、浅田さんにはまり、40冊以上読んできましたが、長編ではこの本が一番好きで完成度も高いと思います。以下、2007年9月に「下巻」の方のレビューに書いたものを少し修正しました。 武士道=家族愛という破天荒な価値観を何と新撰組に持ち込んで読者を納得させてしまう作者の筆力に驚愕してしまう。インタビューの形を通して、吉村貫一郎の人物像を浮かび上がらせる一方で、インタビューを受けるさまざまな人の人物像+時代背景まで浮かびあがらせてしまう。それがあまりにリアルなので、ノンフィクションかと思うくらいだが、実はフィクションなのである。 また、最後の大野次郎右衛門の手紙には、国家主義批判が隠されている。人は、自分の妻子のためになら死ねるのであって、主君や国のために死ねという風潮がはびこると国は亡ぶと読める。最後をあえて漢文調にしたのは、作者のこの思いを控えめに主張することを目的としたと思われる。この主張は、「蒼穹の昴」「珍姫の井戸」「天切り松闇がたり」「日輪の遺産」「シェエラザード」にも脈々として流れている。浅田さんは自衛隊出身でもあり、そのヒューマニズムは付け焼き刃ではない力強さがある。 | ||||
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感想に関しては皆さんと同じ。泣きました。 他の方々とは違う泣き所がもう一つ。 私の実家が盛岡なんです。 やっぱり仕事をするとなるとこんな田舎では、と考えて盛岡を離れました。 作品中にでてくる山や橋、地名、城跡、そして石を割って咲く桜(石割桜)。盛岡の方言とおせっかい過ぎるほどの(失礼)人々のやさしさ。はっきりと思い出して泣きそうになりました。非常に丁寧な描写だと思いました。 ちなみに雫石から盛岡の城下町ってかなり遠いんですよ。 幼い「みつ」が兄に付いてきたところでまた涙です。 | ||||
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義(あるいは正義)とは何なのだろう.正義対悪の単純な二元論で満足していた幼少時代.反体制的なものあるいは滅びの美学とでも言うべきものに惹かれていた青年時代.見方を変えることで誰が振りかざす正義にも言い分があり,何が正義なのか分からなくなってしまった今日この頃.そんな私だがこの本には感動に値する義が書いてあった. 風雲急を告げる幕末,吉村貫一朗が貫いた義は多くの人が二分された倒幕でも佐幕でもなく,武士としての矜持でもなかった.藩校の助教を勤めるほどの知性と類まれなる剣術の技量という文武の才を持ちながら,生活に逼迫し家族を養うために脱藩.新撰組に加わったのは志からではなく給金が良いため.金に意地汚く,他者からは「出稼ぎ浪人」と罵られ様とひたすら家族に送金を続ける.鳥羽伏見の戦いで誰よりも勇敢に戦いながら,討ち死にを潔しとせず旧主である南部藩の屋敷に逃げ込み幼馴染に助けを求める.今一度家族に会いたいという想いを果たすためだけに. 彼が最後まで貫いた家族愛に元ずく正義.涙無しに読むことはできなかった. | ||||
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「壬生義士伝」 タイトルから察するに、切った張ったの剣劇小説 ・・・と思いきや・・・ 浅田次郎さんって、こういう小説を書く方なんですね。 嬉しい誤算でした。 新撰組、最強とも謳われた吉村貫一郎。 故郷に残した家族への仕送りの為、彼は剣を振るう。 「わしは死にたかね。死にたかねから、人を殺したのす…」 「…わしは一所懸命に働いて、 必ずや銭こば送るゆえ、しばし辛抱して呉ろ」 読み慣れない南部訛りは何時しか耳に馴染み、 盛岡の美しい山野さえ目に浮かびました。 | ||||
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ちょっと南部訛が読みにくかったんですが、慣れてくる頃にはその訛が愛おしくなってきました。ぜひ最後まで読んでいただきたいと想います。この本に影響されて、南部盛岡に旅行に行ってしまいました(笑) 生きる力強さを感じた素晴らしい本です。 | ||||
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以前、電車の中で下巻を開いたところ、涙が止まらなくなり大変な思いをしました。 今でも「嘉一郎の母への想い」の部分を数行読んだだけで、ツーッと涙が出てくるスゴイ本です。 私の一番の感動作です。しかも主人と仲良くなるきっかけにもなった本で、今では歴史小説が好きになりました。 | ||||
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さすが浅田次郎さんの小説だけあって、とても読み応えはあるし、話の進め方がとても計算されているし、どんどん先を読みたくなるほどの小説であることは、このサイトの皆さんのレビューの通りです。 でも、感情移入はできませんでした。涙線も残念ながら熱くなりませんでした。 あまりにも家族に対する愛を誇張し過ぎているからかもしれません。 あまりにも理想的なお父さんであるからかもしれません。 このくらい家族のために自分を犠牲にできるくらいの父親が理想なのでしょう。 私も父親をやっていますが、私には少々重い内容かな と思ってしまいました。 面白い、読んでいて全く飽きが来ないし、もっと読みたくなる小説のことは確かです。 でも、新鮮組に関する小説でいえば、司馬遼太郎の「燃えよ剣」の方が熱くなれると思いますよ。(司馬遼太郎のファンであるという贔屓もありますが、、、) いろいろ感想を述べましたが、読んで損は絶対ない小説です。そして、浅田次郎さんの小説をこれからも読み漁るつもりです。 いまさらですが、浅田次郎さんの小説は、私のマイブームとなっていますからね。 | ||||
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