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(短編集)
巴里マカロンの謎
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巴里マカロンの謎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 1~20 1/2ページ
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Amazon商品紹介より以下。 11年ぶり、シリーズ最新刊!創元推理文庫オリジナル。 そしていつか掴むんだ、あの小市民の星を。 謎に遭遇しがちな小佐内さんと、結局は謎解きに乗り出す小鳩君。 手に手を取って小市民を目指すふたりの高校生が帰ってきました! ここにあるべきではない四番目のマカロンの謎、マスタードが入った当たりのあげパンの行方。 なぜかスイーツがらみの謎に巻き込まれがちな、小鳩君と小佐内さんの探偵行。 「小佐内先輩が拉致されました! 」 「えっ、また」? お待たせしました、日々つつましく小市民を目指す、あの互恵関係のふたりが帰ってきます。 人気シリーズ11年ぶりの最新刊、書き下ろし「花府シュークリームの謎」を含めた番外短編集。 四編収録。 * 巴里マカロンの謎 紐育チーズケーキの謎 伯林あげぱんの謎 花府シュークリームの謎 お菓子絡みの推理もの。二人のコンビの掛け合いが面白い。 11年ぶりの新作という事ですが、お菓子ネタがあればまだまだ続きそうです。 巴里マカロンでは、早く食べちゃえばいいのに(笑)。そうはいかないんですねえ。 漫画が浮かぶようで面白かったです。 ところでこの文庫本、手元にあるのは297ページですが、 Amazonの登録情報では686ページって書いてますね。間違いかな? | ||||
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忘れた頃に復活した小市民シリーズ。夏季限定、秋季限定と、扱う事件が刑事事件にエスカレートし、どうなる事かと思いきや、時系列的には夏季眼底より前で、小佐内さんを意識した? スイーツに関わる短編を集めた特別編。日常の謎らしいコンパクトなミステリで、安心した。 が、古城秋桜と言う中学生の新キャラをくわえて、どの作品も、安定した出来の一級品。個人的には、小佐内さんはほとんど絡まないのに、最後のオチであっと言わせる「あげぱんの謎」の完成度が高く、感心した。 総じて、過激さを抑え、「日常の謎」路線に回帰したのに、好感の持てる特別編。スイーツ女子小佐内さんの夢が叶ったハッピーエンドで、読後感も高評価。 | ||||
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過去のエピソードの短編集。 現在進行のも読みたい。 | ||||
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大好きなシリーズです。今回も楽しくあっという間に読み切ることができました。 | ||||
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皆さんの周囲にも「自分たちは特別だ」と感じている上から目線の方々が存在していると思います.本作は,そのような人々の不愉快さ(今風の言葉ですとウザさ?)を高校生の主人公二名に凝縮し,日常系推理小説のフォーマットを使って絶妙に描写しています.是非御一読をお進めします (^^)v | ||||
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久々のシリーズ最新作でとてもうれしいです! ただ、届いた本はページの側面に凹みがあったり、表紙に茶色い汚れ(べたつきのある)がついていたりとしていました。 在庫管理の時か、梱包の時についたものかと思いますが、本を楽しむ前に出鼻をくじかれたような気持ちになりました。 凹みは多少仕方のないことですが、べたつき汚れについては気持ちが悪いのと、とくに今の時期は衛生面が気になりました。 | ||||
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今回は二人の小市民的としてのあり方をめぐる衝突は見られず、普通に謎を解いて解決と言った流れです。ただ、各話毎に話の繋がりはありました。秋期の続きを期待したひとにとっては少し物足りないものになっているかもしれませんが、どの短編も面白かったです。最後の小山内さんの表情を直接見れないのは残念(笑) | ||||
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つまらなかった。途中で読むのをやめた。もうだめかもしれんね。 | ||||
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ネタバレ注意 “コギ“に指輪を入れたのだから入れたのはのは古城に違いないという断定…モヤッとする またドイツ揚げパンが実は五つあったというのは無理ありすぎで… 犯人がとる前の皿を門地くんは見てるわけで…五つあったならそう言うでしょうに 真木島「お菓子を配ってます」犯人「いりません」という会話はまったく意味不明 犯人が揚げパンをとったあとなら「いただきました」て言うだろうに… | ||||
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買ってよかったです。これからも応援してます。 氷菓、小市民とシリーズ物は本当に安心します。 | ||||
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米澤の「小市民」シリーズの第4弾、短編集である。第3弾の「秋季限定栗きんとん事件」を創元推理で読んだのが2009年なので実に11年ぶりの新作てある。 メインの登場人物は例によって小佐内さんと小鳩くん。テーマはこれも例によって甘いものが絡むのだが、表題作をはじめ、それぞれ都市名があたまについている(もちろんクイーンの国名シリーズのオマージュ?なのでしょう)。甘いものにからんだ描写が(小佐内さんの行動として)事細かに描かれるのでそれを楽しむもよし、小鳩くん(彼の視点でストーリーは記述される)のジャンプした発想の独白に吹き出したり(芋粥には笑ってしまった。学校の授業って大事ですね)。 個人的には第4作品「花府シュークリームの謎」にはうなった。小佐内さんの行動力も魅力的だが、小鳩くんの何気ない書店めぐりからこう結末を持ってくるか~という、さすが米澤というところか。 楽しかったです。この調子で「冬季限定・・・」も近いうちに読めると良いですね。 | ||||
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「米澤穂信さん」全開の最新刊! 大好きな小市民シリーズなので、とても期待していました。 軽やかな会話と緻密なプロットであっという間に読了。期待以上の作品だったと思います! | ||||
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表題作は2016年12月発表の作品です。 軽妙な内容のストーリーで、面白かったです。ウィキペディアで「小市民シリーズ」というシリーズとなっていることがわかりました。推理する者と行動する者とがペアで相互に牽制しあいつつ、相互に相手の能力をさりげなく高めあっています。 また、文庫表紙のイラストが、防寒着に身をつつんだヒロインをよく描き出していると思います。 『氷菓』の2組のコンビとはまた異なる魅力がありますね。続編に期待します。 | ||||
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よく誘拐され物語を進める小佐内さんといい性格をしている探偵役小鳩君のふたりの高校生が日常の謎に立ち向かう小市民シリーズ最新作。謎じたいは勘のいい読者なら解決してしまうかもだが、解決までのフェイントは優雅な装飾音のようにおしゃれ。 | ||||
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「小市民」シリーズの最新刊。鋭い推理で事件を解決しそれを自慢することで周囲から浮いていた小鳩常悟朗は、高校進学を機に目立つことをやめ小市民として穏やかに高校生活を送ることを自分に誓った。小佐内ゆきは復讐したくなる癖を抑えるべく常悟朗とお互いを監視し合う「互恵関係」を築こうとする。 前回からずいぶん時間が経ったのは、スイーツ(このシリーズには必ずからんでくる必須アイテム)をネタにするのは限界だからだと思ったのだが、よくここまで書けたものだ。小鳩くんと小佐内さんの距離が友だちから縮まらないのは、「古典部」シリーズの折木奉太郎と千反田えるの関係と同じ。 表題作「巴里(パリ)マカロンの謎」には新しいキャラクター・古城秋桜(こぎ・こすもす)という女子中学生が登場する。父親は有名なパティシエ。このシリーズにはぴったりだ。このあとの短編「紐育(ニューヨーク)チーズケーキの謎」や「花符(フィレンツェ)シュークリームの謎」にも登場する。 古城秋桜が登場人物に加わったことで、小鳩常悟朗たちの高校生だけの世界から、年下の中学生の世界へと行動範囲が広がっていく。しかも、自分たちがかつて経験したことがあるので、推理を働かせて事件を解決することは少しだけ容易だと思われるのだが…。高校生である小佐内さんが、中学生から生徒手帳を見せても疑われるのには笑った。その名のとおりおさないからねえ。「伯林(ベルリン)あげぱんの謎」の冒頭で、小佐内さんが涙を流していたのが、彼女には悪いが読み終わってけら笑えてしかたなかった。 それにしても、以前より皮肉やジョーク、ことば遊びが増えているのは気のせいだろうか。まるで西尾維新のようだ。無駄な饒舌は嫌いではないのだがね。 | ||||
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古典部シリーズとは異なるテイストの高校生を主人公にしたシリーズです。 4つの短編どれもが、ひねりすぎといえばひねりすぎなきらいがありますが、ちょっとした謎から、あるときは思わぬ悪意、あるときは微笑ましくも当人には悲しい失敗などが浮かび上がる物語は、かなり完成度が高いのではないでしょうか。 お勧めなのは、小山内さんの使い方が秀逸である3作目。2段階で明らかになる真相は意外性に欠けるかもしれませんが、物語としての面白さがあると思います。 また、最後の作品は謎の解決よりも、謎を解決するための行動を通して新たな関係を築いていく登場人物たちのラストシーンがすばらしく、短編集全体を通しての読後感をよりいっそう微笑ましいものにしてくれます。 何か嫌なことがあったとき、何かミステリを読みたいなら、この本をお勧めします | ||||
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面白いです。 今回は特にお菓子大好きガール小佐内さんのかわいさ・お茶目さに焦点が当たってます。 秋季~は割と重い感じでしたがこちらは比較的ゆるい雰囲気で 小佐内さんの一挙一動を楽しむことができます。 | ||||
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11年待ったシリーズ最新刊。本編ではなく、番外編の短篇集だけれど、小山内さんも小鳩くんも、11年前のまま。 米澤さんの凄さのひとつに、中学や高校の時の気持ちにぐっと引き戻してくれるところがあると思う。 変わらぬ謎解きの面白さと魅了的な登場人物たち。 やっぱり読んでよかったし、そう思うから10年以上待てるのだ。 | ||||
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高3の頃に米澤穂信さんの作品に出会い 卒業する頃に学友と次のタイトルを予想しあったものです 内容に関してはネタバレしたくないので触れませんが、またこの2人に作品を通して逢えた事に感謝です | ||||
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このシリーズは作者曰く11年ぶりとの事ですが、作品の古さは全く感じられないモノでした。目立たず、己を静かに演出する事が目的で行きたい小鳩くんと小佐内さんだが、世間は二人を巻き込んだ事件が持ち上がる(大半がスィーツ絡みで)。それでも2人は自身の思考力と洞察力で何とか無事に事件を解決へと導く。今回も難関と思われる難題であったとしても二人がポテンシャルを活かして解決してしまうことだろう。 | ||||
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