高校最後の夏休み。元水泳部員の僕は、市民プールで監視員のバイトをすることに。

ある女子校で起こる“不思議で残酷な出来事”を描く3つの連作短編集。

読書が嫌いな高校二年生の荒坂浩二は、ひょんなことから廃刊久しい図書新聞の再刊を任される。

佐藤真白は、義肢のリハビリ専門病院で事務スタッフとして働いている。

通り雨が過ぎて虹が出た昼休み、高校二年の百瀬太郎は同学年の美園玲と運命的に出会う。

いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。

「折木さん、わたしとても気になります」文化祭に出展するクラス製作の自主映画を観て千反田えるが呟いた。

省エネをモットーとする折木奉太郎は“古典部”部員・千反田えるの頼みで、地元の祭事「生き雛まつり」へ参加する。

待望の文化祭が始まった。だが折木奉太郎が所属する古典部で大問題が発生。

春を迎え高校2年生となった奉太郎たちの“古典部”に新入生・大日向友子が仮入部する。

小鳩常悟朗、高校三年生。小市民を志す彼はある日空を舞い――落ち、病院に搬送された。