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そして、バトンは渡された
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そして、バトンは渡されたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全528件 341~360 18/27ページ
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本屋大賞と王様のブランチには、いつも煮え湯のまされてる。 今回もご多分に漏れず、レビュー書くのも萎えるような作品だったが最近はじめたアマゾンKindleで空き時間にブツブツと小間切れに読んでいたらいつの間にか読み終えていた。 これ、たぶん紙の本だったらとっくに投げ出していただろうと思われる。 読書も媒体によって読み手の体温も変わるのだなーと 新しい発見をした思いの星2つ。 内容は透き通った女の子が切り絵のような世界でユラユラと揺れながら最終、ひかり溢れる世界へ年若い義理の父親とバージンロードを歩むという別冊マーガレットの付録に付いているキラキラファイルを見てる気分。 ただ、この三番目の父親のつくる食事に対する主人公の感想がいちいち「玉ねぎとトマトの透き通ったスープがやさしい」だの「細かく刻まれた玉ねぎがひき肉の味を柔らかくしている」だの微妙な年齢差の二人の関係性への危惧を図らずも象徴してるかの様でとても気持ち悪かった。 | ||||
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自分の人生と似た所もあり、 とてもいいストーリーでした。 | ||||
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血の繋がらない親と暮らす主人公とその親"たち"は普通の家族はどうだろうかと考える。その姿ははたからみれば、実はどの家庭よりも家族らしいと思える。家族でいるのは日常を過ごせばいいだけという簡単なことであるも、何かのきっかけでとたんに離れてしまう。一見深刻なテーマであるけど、話は淡々と流れて森宮さんというキャラクターが滑稽で愛おしい。優しい喜劇の物語。 | ||||
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ファンタジーでした。最初からおとぎ話だと分かっていれば、こんな読後感にはならなかったと思います。「本屋大賞受賞作品」だと思って読み進めたのですが、なぜこの作品が選ばれたかは全く理解できませんでした。 主人公の心理描写も浅く、設定に無理があります。 義父や本当の父親の気持ちの葛藤が全く伝わってきません。風変りな義母のお蔭で、このような主人公のドラマが成立しているわけですが、それぞれの登場人物描写が甘く、心情も全く心に入ってきませんでした。 書店員の皆さんの鑑賞能力を疑うわけではありませんが、これが10年後、20年後も読み継がれる作品なのでしょうか。 良かったのは「ひとつの朝(217p)」を弾く主人公の気持ちが、よく描けていました。引用の合唱曲の良さに免じて、星2つとします。 | ||||
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この本の読了後の印象は、とにかく優しさにあふれる本です。読み始めは主人公の家族構成の複雑さから重たい内容を覚悟したのですが、読み進めるとあまりにも淡々と話が良い方向に良い方向にに進んでいくので拍子抜けしてしまいました。 ざっくりとした内容は、登場人物のほとんどすべてが主人公に対し優しく、愛情深く、常識を持って接してくれたおかげで、主人公もその愛情を受け入れ常識的な親思いの素直な子に育っていき、最後に皆に祝福され幸せに結婚しましたというものです。この内容なら、そんな複雑な家族構成にする必要ないと思います。家族の距離感に焦点を当てたかったのなら、父親の個性をそれぞれもう少し変えたほうが良かったと思います。 自分みたいにひねくれたものには、小学生の時に読んだ道徳教本のようなうさん臭さを感じますが、もしかすると自分が知らないだけで、現代の日本にはこのような桃源郷のような世界が存在するのかもしれません。 まあ、ネガティブに振られる場面がほとんどないので、いやな読後感が残ることはありません。例えるなら(悪いことがほとんど起こらない)おとぎ話のようなものなので、大抵の人は抵抗感なく読め、最後に主人公を祝福してあげることができると思います。 (ただ、子を持つ親の感情からすると、あんなに愛情深い実の父親があっさり子供を手放すということに関しては、強い違和感を感じました。これが実の母親という設定ならば、ほとんどの人が拒絶反応を示すのではないでしょうか。) | ||||
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主人公は著者なのか?気になるところです。 | ||||
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家族のカタチが目まぐるしく変わる中で、主人公の気持ちが語られます。読了後、なんか薄いなと感じました。 それは、つまり、バトンを渡しすぎなんです。 実生活ではバトンはそうそう渡されない。それを何回も渡してしまうのだから、その時その時の描写がさらっと薄くなってしまうのだと思いました。バトンの渡す回数を減らせば、もっとその時の気持ちが表現できたと思います。というか、表現して欲しかった。 また、主人公の人格が良すぎます。自分が主人公の立場だったら、自分の不幸さ加減に嫌気がさしていると思いますね笑。この主人公は幼い頃からどこか達観しています。主人公の気持ちに共感しづらいと思いました。 読みやすさやストーリー展開は本屋大賞に値すると思います。 | ||||
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本の概要(実の母に死なれ次々に代わる親)と本屋大賞があいまって、普段は"物語''を読まない、自分の生い立ちだの生きづらさだの「苦しい」を重ねる層が読んでしまい辛口評価になってるんでしょうが、これはおとぎ話というか物語なので、現実的にどうのだの云々を言う人は本を"物語"を読まないほうがいいのでは?と思います。 パラパラ見るつもりが、文章がこなれていて上手いせいもあり、つい真剣に続きか気になり読了。 平和で淡々とした文体なのにどこか油断させない。平和の下にある本当の家族ではないという不安定さが話のベースだからだ。現代のおとぎ話。 人と人の関係は家族、恋人、友達という名前の元で存在しているのが分かる。 繋がるには理由が必要。 何でもない2人(優子と森宮さん)が繋がる為に必死に親子という名前にしがみついていたように見えた。 終わる恋愛や夫婦の形ではなく永遠に終わらぬ家族(親子)を選んだ永遠の愛のように。個人的にはある種の森宮さんの究極の愛という読後感。 | ||||
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作家志望の中学生が書いた作品、というならわかるが。この著者は他にも出版しているようなので、一応プロということか。しかし、これを小説の原稿ですと編集者に渡した著者も、すんなり出版した版元も、本屋大賞とやらに選出した書店員たちも、理解を超えた存在としか言いようがない。この著者の書きぶりは、かな~り劣化した氷室冴子(氷室冴子はまちがいなくプロだったが)、というところか。なぜか、単純すぎる塗り絵をイメージしてしまった。単純な線で描かれた女の子とか人形とかおサルさんとかのイラストの塗り絵。まあ、これを読んでほのぼのできる方々にケチをつける気はありませんが。 | ||||
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薄っぺらいとか、現実味が無いとか、イジメはもっと酷いのに とか、、、リアリティを求めているなら、ドキュメンタリーとか ノンフィクションを読めばいいのに・笑 これは あくまでも小説、お話なのだから。 多少「ん?」と感じる設定があるにせよ、私自身は十分楽しんで読めました。 実の子供を虐待したおして殺してしまう親が 現実に居る日本で、こんな風に 「血は繋がらないけれど家族になれる」お話があったっていいじゃない? そして、私自身 もう成人した息子が居るけれど、実子だけれど、ここまで深く愛せていたかな、と思い返してもみたり。 良い本でしたよ。 | ||||
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この物語を一言でいうとすると、できすぎ君である。 主人公・親になる人たちや隣人ができすぎであり、心底うらやましいかぎりである。 ただ、このできすぎ君たちがつぎつぎに現れるのは、主人公優子の性格ゆえの事で あるならば、この主人公がすばらしい性格の持ち主であるということ。。。 実際、主人公がちょっとしたきっかけで友達に無視される場面が出てくるが、その 場面のかわし方には、この主人公の裁量が一番生かされていた場面ではなかろうか。 とても共感できた。 常に愛されてるとはいえ、月末には近所のひとからパンの耳をもらう生活だった時も あるのに、この冷静さ・・・ 施設に入るおばあさんに20万円もらったのにそれを使わないでいられる精神がわからない。 仙人である・・・ 良い人のまわりには良い人は集まるという言いたとえ。 良い人のバトンは良い人に渡されるのだと思った。 親??そんなものはどうでもいい 性格がいいか悪いかである。 | ||||
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全ての登場人物がありえない、特に梨花のやっていることは結婚詐欺やろ | ||||
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登場人物たちがお互いの関係を大事にしていることは確か・・・でも、その関係が傷つくのを恐れていることからくる「距離感」「気遣い」でもあるのかもしれないと感じた。血がつながった家族、長くいるからこそ「距離感」を持てないこともあるのかもしれない。でも、そこから得られることもきっと多い。どちらがいいとかの善悪ではなく、与えられた環境の中で周りの人を大切に過ごしていきたいと静かな気持ちになりました。 | ||||
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瀬尾まいこさんか描く、食卓を囲む(はさむ)家族の会話がとても好きです。とても現代的でリアリティがあって、食べてるものも美味しそうで、さらに愛があって! クライマックスを通勤ラッシュの車内で読んだのですが、落涙を止めることができず、かといって読む手も止められず笑 一気に駆け読んでしまいました。最後に渡された「バトン」がとにかく感動的で、いつか自分も親の立場であの「バトン」を渡す日が来るのかと想像し、また涙がこぼれてしまいました。 | ||||
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ラストに向けて一気に読み終えてしまった。そして、読み終えたあとは、とても幸せな父親気分です。 | ||||
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よかった | ||||
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あらすじ 主人公は森宮優子という17歳の女子高生。 父親が3人、母親が2人いる。 17年の間に、家族の形態が7回も変わってゆく物語。 とても読みやすく、すらすらと読めました。 1番心にきた森宮さん(最後の父)の言葉。 「自分じゃない誰かのために毎日費やすのって、こんなに意味をもたらしてくれるものなんだって知った。」 どの親からも愛されたそんな主人公。どうしてそんなに愛されるのか、考えさせられました。 読んでいて、主人公はこんな特徴があると思いました。 ・周りに流されない ・批判しない ・人の行動を受け入れる ・結果の受け止めがしっかりできる 挙げてみると、素敵な性格の持ち主ですね。自分も話したら好きになりそう笑 自分も主人公みたいに、今より多くの人に愛される人間になりたいと思えた、そんな素敵な本でした^^ | ||||
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なかなかあり得ない設定、水戸秀平(実父)の祖父母には連絡が取れる筈だし、普通はそうするのではと思う。でも、高校時代の育ての父親の森宮壮介と主人公優子がバージンロードを歩く姿は感動的。文体も読み易く、本屋大賞に値する作品。 | ||||
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表面的な上澄みなどでは決して無い素晴らしい物語 ※確かに一部の方々が述べているように、重厚な純文学や先鋭的な言葉を用いた読み応えのある小説ではありません 様々な感想が並べられていますが、私は文句無しの五つ星★★★★★ サクサク読み進められますよ! 内省的な心理描写はほとんどありません その分、読者の経験と想像力によってこんなにも感想に差がでるのだなと | ||||
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現実の生活で猛毒親に潰された私には、まったく合わず コレ、読むの、苦痛、、、 多くの人間へ 大切に決まってんだろ! と、刷り込まれている「家族」という名の思考停止ワード、大嫌いだなーと 改めて強く感じた次第。 | ||||
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