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そして、バトンは渡された
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そして、バトンは渡されたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全528件 261~280 14/27ページ
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あたたかい話です。私も何回か苗字が変わったので共感しながら読みました。この設定をありえないと言ってしまう人は、自分が知らない人生への想像力が低いんじゃないでしょうか。せっかく素敵な本なのに、意地悪そうな低評価のクチコミがトップページに並ぶのはなんだか残念で、はじめてレビューを書いてみました。とても良い本でした。 | ||||
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本文中にいくつかの曲が登場しますが、読後に中島みゆきの「糸」を改めて聴いて、登場人物に思いを馳せ、もう一度感傷に浸ることができます。辛辣なレビューも散見されますが、読後の爽快感は十分感じられました。 | ||||
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屈託のない、けれどいつも周囲を良く見ている繊細な主人公と、あ、うん、そうこういう人いるいる!!っていう個性的な周囲のメンバー達。お互いを思いやり、自分を大切に生きる事を、出てくる皆さんに教わりました。 読んだあと、ほんわか温かい気持ちになりました。 有難うございました。 | ||||
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とても聞きやすい情景が浮かんでくる作品でした | ||||
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読み終わった後でとても幸せなきもちになれました。誰もがそう感じるのではないでしょうか?読んでみてください。 | ||||
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全員感情が乏しすぎる。 読みながら脳内で展開されたシーンは全員無表情。 いじめ描写ですらものすごく薄っぺらい。 「会いたかったけど」「気になってたけど」 それ、会おうと思えばいくらでも方法はあるでしょ?とツッコミたくなった。 一部法律的にちょっと、な部分もあるし… 現代日本ではなく文化も歴史も違う国の別の民族の話なのか?というくらい違和感ありました。 | ||||
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出てくるキャラクター一人ひとりありえないふるまいばかりで全く感情移入できない。 まず梨花というくそみたいな女に振り回され続ける男たちはどういうことか。 病気なったから別れた男と金のためにより戻したり、娘のために好きでもない男騙して結婚したり。 にも拘わらずそれを良しとして、終盤にはそれでくっついて血のつながってない女の子を育てる喜びが自分の生きがいだったのだと表現するのはおかしい。 泉が原というおっさんもどれだけ寛容なのか。7年もあってない、連絡もない娘に300万も渡す思い入れが生じるものなのか、3年しか義理の父として接していないのに。 萌絵が怒ってから仲直りするまでの描写も雑だし、早瀬君と優子の久しぶりの再開から付き合うまでのあっけない流れとか最近のギャグ漫画でもない展開だ。 なにもかもが薄い。終盤は筆者も疲れてきたのか、文章も段々雑になってきていた。 早瀬君にしてもお義父さんになろう人にあの口の聞き方はなんなのか。 森宮さんの終始展開されるくそキモいキャラ設定は必要だったのか、早瀬への唐突な拒絶反応も、前半までの過程を考慮すると全く共感できない。 そのキモい連中らに囲まれてなんともおもっていない優子もやばすぎる。 そして最終的に筆者は何を伝えたかったのか。金、名声でもない家族愛が大事だという往年使い古されてきた議題をこうも紛らわしく、その設定や展開がセンスでもあると言いたいかのように紡いているのに私は引いている。 終盤にかけて何も回収されない展開と、オチもなく終わる最後をうけて、「この小説のジャンルはホラーだったのか」とでも考えるようにしないとフリの回収待ちで読み続けた大切な時間が供養されない。 ここ最近30冊、いや歴代ワーストと呼んでも差し支えない駄作だった。 | ||||
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父親が三回、母親が一回変わるこどものお話。設定はとてもシンプルである。 親のキャラクターやこどものキャラクターが実に愉快である。 他人だから気を遣う。気を遣うことをマイナスに捉えがちだが、気を遣うのではなく、「心遣い」だと私はこの本を読んで思った。 大人達がこどもを想う、その気持ちが温かい。 梨花さんや森宮さんは最高のキャラクター設定である。 読んでよかった。 | ||||
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読み始めて、すぐに引き込まれました。まず、きちんと文章を読んでるという感覚。最近、これはシナリオか!?と思う程、物語の行間に暖かみもない本が多いなか、日本語の文章を読んでる、日常や風景が伝わってくるよ!という手応えに嬉しくなりました。物語の構成に批判的なレビューもあるけど、私にはとても良かった。後半は泣きながら読んでました。悲しいのではなく、主人公が愛されているんだ、愛情をたくさん貰っているんだという温かい気持ちから。私も子供の親であり、我が子にたくさんの愛情を与えているし、頑張っているけど、ちゃんと伝わっているかな、子供自身が愛されていると感じているかなと思いました。これから、もう一度、ゆっくり読み直します。読み直しても、感想は変わらないだろうな。お気に入りの一冊になりました。 | ||||
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本物と偽物、血の繋がりと家族、親子ってなんなのかなと何度も考えさせられた一冊。 電子ピアノと本物のピアノの対比が、すごいなぁと。本物のピアノを欲しがった優子の気持ちもわかる…いい場面でした。 主人公の視点でずっと描かれていくので、成長とともに背景が詳しくわかるようになっていき、随所に見える優子を愛して育ててくれる親たちの優しさに涙が出ました。もちろん大人の事情に振り回されることは多いんですが。 自分は実の親に育てられたけど。実の子を育てているけど。 こんな風に親の愛情に気づけたかな、毎日の生活や自分の時間を優先して、こんなに子供を愛してあげられているかな。と自分の親子関係を何度も振り返りました。 現実はこんなにきれいなことばかりではないと思う。でも、子供を育てるって、つらくて我慢ばかりで思いどおりに行かないとネガティブに考えがちだけど、すごく素敵な体験だと思い直すことができました。 どんな育児書にも書いてない、子育ては、親子は、夫婦は…本物だから息ぐるしいこともあって、最初は他人でも関係は作っていける、気遣いあいながら居心地のいい家族になれるといいなと祈りを込めて。 こんなつらい希望のない時代に明るい祈りの物語、出会えてよかったと思いました。 どの登場人物もまぶしくて好きですが、森宮さんと優子の会話に声を出して笑い、先生を尊敬し、ピアノの音が胸に響きました。不器用で猪突猛進なりかさんも私は好きです。 みんながいい親であろうとしてくれたように、わたしもやっぱりいい娘でいたいと思ってる という文が胸にささりました。 先日、亡くなった父にとても会いたいです。 | ||||
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★主人公の親たち どこか抜けている気がする。 抜けてる点が多いので感情移入できない。 ★主人公の友人達 突っ込みどころある。 人間関係ってこんなものだとと感じる。 ★先生 唯一好感を持てた人。 ★内容 軽くて楽しめる。 深く考えずに読める。 2~3時間で読み終わる。 | ||||
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面白くてスラスラ読めました、、、ブラジルの実父との連絡が途切れた経緯を読むまでは!継母や異母姉妹と暮らすより、一人っ子として血の繋がらない親に愛情たっぷりで育てられた方が結果オーライだったというオチ!?いやいやいや、ファンタジー小説やラノベ、少女漫画だとしても流石にそれは無いのでは?もうちょっと丁寧に設定すれば良かったのに。せっかくのコンセプトが台無しで残念。 | ||||
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この物語は面白いし、とても読みやすいです。そして、重要なテーマがありますが、私から見ると、このストーリーの一番よいところは、瀬尾さんの書き方によって描写が現実とほとんど変わらないほど見やすいものになっていることです。場面もそうですが、登場人物が特にイメージしやすいですから、読みながら私は優子さんのまわりにいる森宮さんも梨花さんも泉ヶ原さんも早瀬君もはっきり見える気がしていました。 最後の文章を読みえた瞬間、少し悲しくなりましたが、それは感動的だったからだけではなく、別な理由もありました。それは、いつもよい物語を読むときに経験することですが、もっと読みたかったです。でも、実は終わり方はちょうどよかったです。 | ||||
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初めての作家の初めての作品を読了。父親や母親がどちらもコロコロかわるという設定は興味深い。そんな複雑な家庭環境に負けず、不幸のどん底に落ちていくわけではなく、むしろ幸福な生活をしていく、心暖まるお話。キレイに片付けすぎの印象はあるし、本屋大賞になるには期待外れが素直な感想です。 | ||||
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話が浅い。主人公もいい子で手がかからず、最後の親となる方までいい人すぎて、現実味にかなり欠ける。ただ読みやすいので星3つですが、本屋大賞で一位という点は理由がわからないですかね。 | ||||
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何人もの親を持つ女の子、というインパクトのある設定ゆえに、主人公の優子はどんな辛い目にあい、どんな風にそれを乗り越え、どんな人間に成長していくのかという点に目を向けそうになりますが、個人的にはこのお話の見るべき点はそこではないように思います。 じゃあどこかと言えば、森宮さんが他の親達に親らしさで負けないようもがく点だと思います。このお話の主人公は森宮さんと言ってもいいかもしれません。 この作品を読む時は、森宮さんが優子にとってどういう存在であろうとしているのか。優子は森宮さんをどういう存在と捉えているのか。そんな点に着目しながら読むといっそう味わい深くなると思います。 以下、激しいネタバレなので未読の方はスキップ推奨です。 物語は森宮さんと過ごす今と、他の親と過ごす過去とが交互に展開していきます。そして過去の親達が優子に惜しみなく愛を注いでくれたことが語られ、それに対して優子が深く感謝していることも描かれます。 対して森宮さんはそんな過去の親達と自分を比較し、自分の方が親として劣っていると語ります。「優子ちゃんの親選手権」という森宮さんらしいちょっとズレたエピソードの中でそれを語るので笑い話のようにもとれるのですが。 森宮さんが父親らしくあろうと奮闘している場面はたくさん描かれます。しかし森宮さん自身がズレていたり、飄々として見えることもあり、それほど奮闘している風ではありません。それは終盤で優子が「この人はどんな変化でも受け流してしまえるんだ、そう思っていた」と語る通り、優子の目にもそう映り続けていました。ただその後に「私の気持ちを乱さないように平然を装っていただけだ」と続けます。このようにズレた人という仮面の裏で父親であろうとし続けていたことが優子の口を通して提示されます。 森宮さんがどのくらいの思いで父親であろうとしたかは、物語の序盤で森宮さん自身が語っています。「親っていうのは、自分を犠牲にする覚悟がないと務まらないんだよ」と。森宮さんは優子を自分の子供として迎えたその時から優子が結婚する7年もの間、自分を犠牲にする覚悟をもって優子に接してきたということです。 そして最後の場面になると一人称の主体が優子から森宮さんに変わります。ずっと自分を犠牲にする覚悟をもって優子の父親として過ごしてきたにも関わらず、森宮さんが依然として自分は他の親より劣っていると考えていることが描かれます。血も繋がっているわけでもなく、威厳があるわけでもなく、子供時代をともにしたわけでもない、新参者である、と。 けれども優子がバージンロードを歩く相手に選んだのはそんな森宮さんでした。劣っているはずの自分がなぜ、と戸惑う森宮さんに対し、優子はその理由をこう言います。 「森宮さんだけでしょ、ずっと変わらず父親でいてくれたのは」 他の親達が親らしく優子に接していたこと、そして優子がそれに感謝していることが描かれているからこそ、そんな親達と比較してもなお森宮さんが一番であるというこの言葉は、自らを犠牲にし続けて優子の親であろうとした森宮さんにとって、大きな価値を持つのではないでしょうか。 以下、話の構成的な面についてです。 森宮さんが他の親に負けないように奮闘することを話の中心にすえるのであれば、他の親達はみな森宮さんと同等以上に良い親である必要があります。でないと森宮さんが他の親と比較して劣等感を感じることができません。 また、親がたくさんいることが原因で優子が思い悩んだり辛い目にあったりすれば、その解決のために奔走するのは森宮さんの役割になるでしょう。それは親らしさの表現の一つかもしれません。ただ問題解決をしたら親らしさはアップするかもしれませんが、別にそれは森宮さんである必要はありません。他の親とは違う森宮さんらしさで親らしさを表現しなければ、森宮さんという存在そのものが優子にとって他の誰よりも親らしかったとは言えないのではないかと思います。 そういう意味でこのお話全体がさほど起伏に富んでいなかったり、親子の関係そのものが割とあっさりしているのは、そのあたりに主眼が置かれていないからではないかと思います。それが良いか悪いかはさておき。 私自身も最後のシーンで思わず泣いてしまったものの、最後のシーンまではちょっと退屈に感じたことや、登場人物の言動にちょっと違和感があったことを踏まえて星4にしました。森宮さんが奮闘する話なのに、基本的に優子目線で話が進むため奮闘が見えにくかったのがもったいないなあと感じました。 | ||||
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いじめられる部分の描写がしっくりこなかった。いじめっ子の前ではターゲットである主人公と離れる友達らに対し、主人公の心境はほとんど書かれていなかった。いくらあっさりしたタイプとはいえ、皮肉のひとつでもある方が自然だと感じる。生々しい感情の描写なら『蹴りたい背中』の方が良い。起伏の少ない読み物が読みたい時は向いている本だと思う。 | ||||
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流石は本屋大賞を取った本だと思う、面白かった。 | ||||
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本屋大賞を受賞した作品らしく、分かりやすくて読みやすいのは評価したい。ただ、内容があまりにも単純過ぎて薄っぺらい感じがする。 血の繋がっていない親子の関係は、そんな簡単に、良好な関係を取ることはなかなかできないと思います。普通であれば、思春期で多感で難しい時期は、新しい親とは心を閉ざしたり、しょっちゅうぶつかったりする筈です。 そういう親子の対立や葛藤がまったくなくて、いい所だけ取り上げているので、どうしても、表面的な心情の綴りになってしまう。できれば、親子との対峙から出てくる奥深い心情をもっと描いて欲しかった。 | ||||
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現実味がないというレビューが多かったのですが 個人的にはあるある&わかるの連続で、逆に妙にリアルでした なのでレビューを読んで、大多数には非現実的なんだな…と思いました 作中で劇的な何かが起こるような面白さではないけど 日常の、大事件ではないものの無視できない心の動きが繊細に描かれていて良かった。 | ||||
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