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そして、バトンは渡された
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そして、バトンは渡されたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全528件 161~180 9/27ページ
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家族ファンタジー小説。これだけ前向きで、悩まない主人公は、あっぱれとしか言いようがない。 生まれた時は、水戸優子、その後、田中優子、泉ヶ原優子となって、現在は森宮優子。 4度も名字が変わっていくにもかかわらず、本人は、感情のないバトンのようにリレーされていく。 現実の生活の中で、悩みが多いがゆえに、このように、トントン拍子に生きていけることに共感するのかな。優子はいう「私に必要なのは、悩みだ、悩み」。優子は確かに、鈍感力で生きている。 生まれた時の水戸優子は、母親を亡くしてしまう。父親は、再婚するも、ブラジルに行くことになり、離婚して、優子は母方・梨花につき、梨花の姓に変わり田中優子となる。母娘で生活をする。 優子はピアノが弾きたいと母親に言ったら、母親は不動産で成功した泉ヶ原と結婚して、中学の3年間は、ピアノ三昧の生活をおくることが出来た。 梨花は、泉ヶ原と離婚して、今度は東大卒の金をきちんと稼ぐ森宮と結婚する。 梨花は、金持ちの次は、頭がいい人がいいと優子にいうことで、優子は森宮優子となる。 そして、梨花はまた行方不明となる。優子は高校時代は森宮と二人暮らしする。 森宮は、父親役に張り切り、始業式の朝には、カツ丼。学校でいじめにあうとたっぷり餃子などと料理で、優子を支える。 不思議なことに、ブラジルに行った父親は日本に戻ってきて、優子に会おうとせずに、別の人と結婚している。梨花は母親をすぐに放棄するし、産みの水戸も父親を放棄する。 そんな風でも、優子は健気に生きるのだ。音楽の才能がありながらも、楽しい音楽と美味しい食事ということで風来坊的な青年は、ピザとハンバーグだと行って、イタリアとアメリカに研修に行く。ふーむ。美味しい食事も、結構子供的な食べ物で満足する。そんな青年と結婚すると言って、父親役の森宮は、反対する。優子は、父親3人。母親は2人もある。現在の家族の関係の希薄さが、そのまま反映した、ファンタジー家族小説。優子のために料理していることが好きな父親を演じる。擬似的父親ごっこが好きな森宮が、なんとなくかわいそうである。 | ||||
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本屋大賞はこれから信じません。ただただ退屈。ラストシーンは・・と期待したけど最後まで何もなかった。 | ||||
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本屋大賞で知り映画化にもなるので、読みました。親子愛だけど人間愛でこんなに愛されて優子ちゃん幸せだし、幸せになって欲しい。 | ||||
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物足りないだの軽いだのと言うレビューが大変多いですが、これは一度でも家族の変化で悲しい思いをした方にはガツンと響くはず。 途中まで梨花との生活をそつなくこなしている様に見えた優子。 大人になるにつれ悲しくてやりきれなかったとちゃんと自分の感情を認めて確認していく。 悲しくないわけがない、でも悲しんでも無駄、自分には何もコントロール出来ないのだから。スムーズに日常をやっていくしかなかった。 特に『大人はいつも子どもの知らないところで、動いている』この一文はかつての子供時代に家族に振り回されたことがある人が読めば、もうこの一文から動けなくなってしまうほどではないか。 衝撃というか、救済というか、淀んだ空気なのに心は冴え冴えとしていたあの瞬間、子供だった自分の姿が浮かび思わず心の中で抱きしめてあげた。 この物語は同じような思いをした人にはガツガツと響いてくる。 響きつつも救済してくれる。衝撃的な一文が所狭しと並べられていて都度そこで立ち止まりひとしきり泣いてはようやく読み終え、そしてただただ今日はぐっすり寝ようと思った。またきっと何度も読み返すと思う。 | ||||
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シングルマザーなので、家族の在り方について日々考えてきました。 時にはパパに、仕事も、家事も全力で頑張って疲れ切っての繰り返し、、、。自信をなくしてたけど こうあるべきなんて、本当はどうでも良くて、 ただただ愛していれば子は育つんだなって気付くことができました。 | ||||
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人にもよると思います。 自分は最後涙しました。 素直にいい本だと思いますが、 物足りないという方もいらっしゃるようですね | ||||
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これはかなり面白いです。 初めは設定についていけない部分があったのですが読み進めるうちに引き込まれました。 読むのが楽しかったです。 出会えてよかった本の一つになりました | ||||
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近頃の本屋大賞は、女子ウケするちょっといい話が多くて、なんだかなあ、と思うことが多いのだが、これはその最たるもの。 あまりに設定がファンタジー過ぎて、この作者はこの物語で何を描きたかったのだろう、と考えてしまった。渡る世間に鬼はない、ということ? 現実に、養子といかなくても子育てしたことがある人なら、鼻で笑いたくなるようなストーリー展開。 養子だから不幸とは限らない、というのはわかるけど、出てくる人誰も現実感なさすぎ。 正直、最後まで読んだのは時間の無駄だったと思いました。 | ||||
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感動、感動と盛り上げている割にいまいちでした。 一読後すぐに中古で売ってしまいました。 | ||||
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どういった意図で著者がこの小説を書いたのか、読みながらずっと考えていました。 小説である意義、一人称で描かれる意義、登場人物に背負わせた設定が意図するものはなにか。 ですがそうしたことを考えながら読むこと自体がそもそも無意味なことだったのかもしれません。 まず、これが小説である意義というのは皆無でした。例えば 「私がしみじみ言うと・・・」「私は〜〜のんきにケーキを口に入れた」といった文章を目にした際、 第一に思ったのは「その言葉がしみじみしていたかどうかは聞いた人間が判断することでは?」 ということです。まあそうした表現もあるかもしれませんが同様の疑問を抱く表現があまりに多く、 物語の語り手となる主人公にこうした説明をさせるのはなぜなのか、真っ先に気になりました。 そうなると一人称で描かれていることの意義があるのかどうかも疑わしく思えてしまったのですが、 特に気になったのは主人公の幼少期を描いた場面です。 「小学校の遊具は保育園より多い」 この文章は小学校入学前の主人公の視点から書かれたものですが、 小学校入学前の子どもが「遊具」という言葉を用いるのは不自然な気がします。 もちろんそうした子どももいるかもしれませんが、それ以外にも「幼少期の主人公の視点」として 描写される表現があまりにもそれ以外の年齢の主人公の思考と変化がなく、 読んでいて「遊具」という言葉を選んだ著者の顔が浮かんできてしまいました。 どうしてこの物語は一人称で、小説という文章表現の形式で描かれたのか。 通常であれば視点や思考が主人公を基準にしているからこそ一人称である意義が生まれると思うのですが、 「著者の操り人形としての主人公」という構図が浮かんでしまって意義は見出せませんでした。 例を挙げるとキリがないですが、作中で起こるすべての事象は主人公の言葉を通して描写されています。 それにどういった意図があるのか。最後まで読んで、意図などないのだとわかりました。 結局は著者の文章能力の限界なのだと思います。 読者に著者が意図した通りの想像をさせる表現力がないから主人公の口を借りてすべてを説明し、 周囲で起こる事象の描写力がないから物語が台詞(しかもクサイ)を軸に進行し、 妄想をそのまま形にしただけだから、都合よく主人公が同級生に好意を抱かれたり 母親が死んだり父親がブラジルに転勤したりする。それだけなのだと思います。 「とりあえず親は殺しとこ〜っと」「苦境に立たされてもめげない地味だけど可愛い少女、どう?」 まあこれはこちらに悪意があるかもしれませんが、極端にいうとそんなふうに考える作者の頭が 透けて見えるような気がしました。 この著者の他の作品を読んだことがないのでたまたまかもしれませんが、 設定がどうの、物語がどうの、という以前に小説としての表現力に欠けていて 読み進めるのが苦痛でしかなかったです。 文章を読まなくていい分、映画は楽しめるのかもしれません。一応観ます。 | ||||
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一見不幸な物語かと思いましたが、様々な成長を経ていく優子を見ていられる幸福に溢れた物語でした! | ||||
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映画のキャストが分かってから購入して読みました とにかく泣きました 誇張しすぎたり、作り話ぽかったり することもなく とてもリアルな感じが良かったです 映画を見る前に読むことをお勧めします | ||||
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ネタバレあります 気に入ったところ 現実的ではないシチュエーションだったけど お釈迦様の言葉 悪口も受け取らなければ相手に返る 送ったものも受け取らなければ、それは送った人のもの的な いま、人間関係に悩んでるところあるので 心軽くなりました そうだ、言葉は発した人のもの 等々、ものの見方や考え方を自分の落ち込んだ時に思い出したい 気に入らないところ フィクションだと、わかっていても いやーそんな人間居ないだろーのオンパレード 優子ちゃんは大事に愛されたんだというは大前提なんどけど、 赤の他人がここまで、愛情を注げるのか いや、注げるきっかけや、その、描写がないので、唐突に大事なんだ❗という話で進められてる気がする 何より一番苦手なのは、実の父親と、娘を切り裂く行動 その行動に対して「あの人だからな〰️納得。」といえる話でないと思った | ||||
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本当に誰もが読むべき本だと思います。 何度も何度も泣きました。 心の底からまた読み直そうと思う本でした。 | ||||
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人にはそれぞれ、運命や宿命があり 、自分ではどうすることもできないことって、あるんだなぁと思いました。でも、その中で、精一杯自分なりに生きていくことの大切さを知りました。ありがとうございました! | ||||
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賞もとったし、映画にもなるっていうので読みましたが、いくら読んでもただ女の子のことが延々と書いてあるだけ。 (いつ感動の場面があるんだ?)と思ったら最後の方で第二章が始まり、ああ今まで第一章だったのか。 じゃあ最後に怒涛のように感動がくるな。と思ったものの、やはり女の子の生活が淡々と書かれるだけ。 極めつけは実のお父さんからの手紙を梨花さんが隠してたのを、全然問題ない。むしろいいことみたいに描くこと えーーーーーおかしいでしょ 梨花が隠してることはちょっと思ってたけど、犯罪レベルでしょ 実のお父さんが普通に娘が可愛い。手紙も書いてるし、帰国後は会いたいと申し出てるのに ほとんど誘拐レベルで会わせないってだめじゃん。 森宮さんの何がどう特別かも最後まで釈然としなかった。 これ、よく出版できたな。ってレベルの駄作です。 | ||||
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本当に、優しく、温かい作品でした。 すばらしい。 「バトンは渡された」というタイトルとカバーデザインの意味は、 読み終わってから理解出来ました。 あと。最後まで読んだ後1ページ目に戻ったら、さらに泣けました。 | ||||
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読んでいて起伏が無く、ダラダラと少女の生活が続く。親が変わっても感情の変化も無く・・・・。 最後の章だけが変化するが、それとて劇的か?映画の予告に騙された感がする。 決して「悪い」本ではないと思うが・・・ | ||||
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暗いニュースや悲しい事件、今とても今の時代にあった作品だと思う。主人公の「当たり前」という言葉。きっと普通の人生では手に入らなかったと思う。ただ素晴らしい愛の中でも主人公の悩み困惑する姿を写し出されている。 普通の家庭では考えられないとあなたは変わっていると言われる度困惑する。でも愛を紡ぎ、母親や父親の愛を素晴らしい気持ちで受け止めている。本当に素晴らしい作品だと思います。最後の父親側からの章も涙無しには読めない。 血を繋げるという言葉はどこかしがみついているのかもしれない。その事を蹴散らして大きな愛に包まれている作品です。 | ||||
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読んで幸せな気持ちになれる本です。普段本は読まないのですが、読んでよかったと思えました。 | ||||
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