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そして、バトンは渡された
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そして、バトンは渡されたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全528件 461~480 24/27ページ
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ネタバレだが、かわいいあまり実親に会わせないようにしたって犯罪(ではない設定がまたやらしい)だと思うが、作者はさわやかに?「これでいいのだ」とバカボンパパ風にまとめるが、「いいわけないだろ」と叫びたくなるw。あと、食事のシーンが多いが「他人の家の飯」をうまそうに食べる、「赤の他人に厄介」になることに羞恥心のない「乞食根性のクソガキ」のどこに共感できるのか。人間、恥ずかしさがなくなったら終わり。なんでこんなのが、評価されるのか怒りしかない。 | ||||
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とても良かったです。 家庭環境が何度変わるというヘビーな設定なのに、描かれているのは愛に溢れた家族です。 あえて家庭環境が何度も変わるという「特殊さ」を入れることで、愛で結びついた家族の「普通さ」が逆に際立たされていました。 例えるなら、あえて動物を描くことで、人らしさを出した、鳥獣戯画のようです。 キャラクターが魅力的で、ストーリーのテンポも良いので、楽しく、すぐに読めてしまいます。 おすすめです。 | ||||
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以前から大好きな作家さんです。もっとたくさんの方に読んでほしかったので,本屋大賞を受賞されて,とってもうれしいです!!!(雑誌の写真も,新聞の記事もとっておきます。) 教師をしていると直面する様々な子どもをめぐる問題が,ソフトに,でもリアルに書かれていて,でもでも,とってもあたたかいお話。教師をしてみえた瀬尾さんだからこそ,書ける,書きたくなる話かなあと思いました。学校も出てくるけど,「家族」の話。出てくる「親」がみんな素敵です!担任の先生も! 読んでいて,元気の出る話でした。 境遇だけを見て,その人の心を決めつけてはいけないと思いました。 おとぎ話だという人もいるかもしれませんが,こんな「親」もいることでしょう。 瀬尾さんの本を追い続けます。 | ||||
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ようやく半分まで読んだ。まるで女子生徒の日記の様。あーでもないこーでもない。友人関係がどーの男 の子がどーの、内容は殆ど自分の身の回りの事ばかりで、日常生活から一歩も踏み出していない。最後ま でこんな調子なんだろうか?えっ!本書が本屋大賞の第1位何だって?分からないなー。波乱万丈の人生 (主人公自身自覚がない)をドラマチックに描いている訳でもない。日常生活の安定性が受けているの だろうか。これ以上ダラダラ続く日記を読み続けるのはもうしんどいです。(ここまで★★) -後日、気合を入れて読了(令和元年5月1日追記)- 一生懸命親になろうと努力する養父母。養父母との距離感が分からず、暗中模索の少女は決定的な亀裂 が生じるのを無意識に回避している。 著者は少女から大人の女性へと成長して行く過程を、主人公の視点で柔らかな筆致で描いている。心の 成長に伴い視座も変わって行く。見えてきたものは養父母のふところの深さや大いなる愛情。この「気付 き」を主人公の視点で描写している点が読者に安堵と称賛の気持ちを抱かせているのではないだろうか? 物語は最後まで読まないとダメですね! | ||||
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あり得ない内容だった。私は沢山の子供と接している仕事からか、非現実的でどうしても面白いとは思えない内容でした。世の中沢山の子供たちが親の離婚を経験していますが、今まで、このような親子関係は一人もでくわしたことがありません。7回の家族の形があって、少しは現実的にありそうな家族を入れたら、もう少し面白くなったのかな。現実的にある家族は最初の実の親子の時だけでした。後の義理親子の関係はないな。まー、本とは非現実的でこういうものなのでしょうが。でも、このての本なら、もう少し現実的な内容が欲しかった。ファンタジーや、オカルトの本なら、最初から、非現実的なことはわかって読みますがね。正直、冷めた目線で読んでしまい、つまらなかった。 | ||||
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本屋大賞受賞の前に、読みましたが、間違いなくこの本が本屋大賞と思えるほど、優しく暖かな気持ちになれる本です。 | ||||
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ポイント還元700とされてたのに、なぜか変わってしまってます。騙されました? | ||||
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森宮優子。三人の父親と二人の母親を持ち、姓は3回、家族の形態は7回も変わった。複雑な家族事情をかかえつつも心配事のない日々を今日も送る17歳の高校三年生の日常がつづられる。 ・現在の父親である「森宮さん」の"食"と"家族"へのユーモアあふれる姿に何度もニヤリとさせられた。一方で、良い父親であろうとする彼の「胃の痛み」(p255)にはぐっときた。最後の最後になってわかるが、なんてまっすぐな人なんだろう。 ・後半になって物語は静かに盛り上がる。「まっすぐに涙を落と」す(p369)水戸氏の強い想い、泉ヶ原氏の穏やかな強さ、梨花さんの娘想い(p329「母親が二度も死んだら……」)、そして……。森宮さんの言葉「優子ちゃんの故郷はここだよ」(p364)といい、水戸氏の手紙といい、愛されることの幸せが、日常のすき間からあふれ出てくる。 ・ところで、第1章に23節が二つあるのは、何だろう?(p246,264) いい親、いい娘、家族になってゆくということ。家族のための自分。ラストのタイトル回収で、胸のすく思いがした。納得の本屋大賞受賞作。素敵な物語に、ただただ感謝。 | ||||
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面白かったです。 低い評価をしている方もいますが、小説を楽しもうというだけの気持ちで読めば普通に面白い作品だと思いました。 文学作品に詳しい方達は色々と評価をしたくなるのかもしれませんが、そこまで難しい事を考えながら読む必要はあるのかなと疑問です。 多くの人は楽しめる作品だと思いますよ! | ||||
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作中にも出てくる、アンドレ・ギャニオンの「めぐり逢い」を聞きながら最後は読みたい。 | ||||
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この子の状態を「解離」というのだろうし、読んだほうも現実感のない物語に「解離」の気分を味わう。 物語を物語として成り立たせるためには、虚構をそれらしく語れる力量が必要だと思う。この物語の屋台骨は、再婚と離婚と養子縁組の制度の正確な描写や知識であると思うが、作者がそれらをきちんと理解し、読み手に分かるように書けているのかについて甚だしく疑問を持つ。 また、大人のピアノ初心者として、「中学生でピアノを習い始めて、半年で合唱曲の伴奏がなんなく弾けるようになった」という趣旨の記述に、弾けるわけないって! と思いっきり突っ込みを入れたくなり、以降すっかり興ざめして真面目に読む気が失せた。 嘘をそれらしく読ませる技術。作家として最低限それはほしいなー。 | ||||
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とても感動しましたすてきです.高校生の娘に勧めてみます.誰かのことを思うのってすてきです. | ||||
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家庭環境が不安な子に読ませる必要がない本。 | ||||
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買うんじゃなかった、、、。最後まで読みましたが、ガッカリです。主人公の生き様は現代の日本人のひとつの見本かも?でも、感情に蓋をして淡々としていてもマグマのようにたまっていくエネルギーがあるはず。それが全く描かれていない。ファンタジー小説とわりきれば、それなりに楽しめるので、星二つ。そう、この作家の作品はフワーッとしていて、辛い時に読むと優しい気持ちになれたなとおもいだしました。本屋大賞だからと期待しすぎたんだ!反省。 | ||||
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ここを読んでいる人の多くは『本屋大賞』をとったから気になって調べている。のではないでしょうか? 直木賞や芥川賞を受賞すると売り上げが上がるんですよね。それと同じ効果を狙って設立された賞なのですが、読む側としては偉い人が難しい判断基準で選んだものではなく、書店員という本好きの一般人が投票で選んだものだから、本好きの一般人にオススメできる。というのがメリットでした。 はい、でした。過去形です。 この賞への批判や、落胆は色々なところから出ているのですが僕からは、シンプルに選考された本がつまらんと言っておきます。流石に大賞となったこの本は読める内容でつまらなくもないですが、著者である瀬尾まいこさんの作品の中では残念ながら凡庸と言わざるおえません。 何故こうなったか、大きな理由はこの本屋大賞に権威を持たせたくなったからです。権威を持たせたい、でも他の歴史や権威のある賞で、受賞したものとは被りたくない。 結果、面白いけど普段読書しない人が手に取りやすいもの省かれ、面白いけど無名に近い新人が作者だと省かれ、面白いけど文学的な作品も省かれ、面白いけど難解なものを省かれ、なんというか中間の毒も棘もない作品ばかりノミネートとなってしまった。というのが実態かと。 そういった背景もありますので、面白い本が読みたいのあれば、大きな受賞がなく評価点が高い作品を選ぶと良いかもしれません。 | ||||
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面白く読んだしあたたかい気持ちになりました。ただ本当の父親が住所も知っていて日本にも帰って来てるのに一度も会いに行かなかったのがものすごく不自然で疑問でした。 | ||||
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子育てって、血のつながりじゃないんだぁ。 「優子ちゃんの母親になってから明日が二つになって」 2人目の母親が言った。 自分、そして子供の明日がある、と話す。 「自分じゃない誰かのために毎日を費やす」 3人目の父親が語る。 自分よりたいせつなもの...かぁ。 本の中は、 ピアノと手作りのおいしいもので囲まれる。 胸もお腹もいっぱいになる。 | ||||
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読み進めるうちに、うん?既視感が。 あぁ、伊坂幸太郎氏のオー!ファザーとどことなく似ている設定なんだなと思いあたる。 物語自体は、主人公の複雑な身の上とは反対に、実に淡々と進む。それを心地良く感じるか、物足りなさを感じるか。私は後者でした。 本屋大賞ということで、期待して読んだ分、読後の充実さがなく残念。こういうタイプの作品が好きな人にはハートフルな小説だとは思いますが。 | ||||
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まず、この内容を元国語の教師(非正規の講師ならなおさら)が書いているという時点で終わっていると思う。私の知る限り、公立学校の教師は部活動の指導やら何やらで最近は「時間がない!」と悲鳴を上げているということだったはずだが、本作を読む限りでは、メトロノームの振り子がゆったり往復しているだけの時空間をチンタラとテクスト化する余裕だけはあったということになる。平凡な日常しか生きていない人間には平凡な日常しか描けない。あるいは大変な目に遭いつつもひたすら柱時計が時を打つ日常をわざわざテクスト化しているのであれば、それはそれで表現者として不誠実ではないのか。あらゆる局面で激痛を伴う経済のグローバル化が進行する現代社会では、毒気のない平凡な人たちだけに恵まれる人生なんぞは到底望めないものだし、とりわけ日本のように「総中流」意識を長く植えつけられてきた国では顕著だが、その中間層崩壊の痛みに耐えかね、ついには悪感情を上乗せして他者にぶつけることで自身に当てられた衝撃を玉突き式にそらす人間が大繁殖の真っ最中にあっても、のっけから眠たくなるような本を売ろうというのだから、本屋はこれからもガンガン潰れていくのだろう。いまだに年間2万人を超える自殺者がおり、子供の貧困は経済先進国の中でも最悪の水準で、さらに両親を亡くした子供は親類の間をたらい回しにされるのはまだマシであり、児童養護施設に入れられて充分な教育・職業訓練も受けられないまま社会へ出て行き、ある者はホームレスになり、風俗産業へ身を貶し、ついには犯罪に手を染めたりする例も少なくないという実態が本作ではキレイさっぱり洗い流されているから唖然とさせられるのだ。このように漂白された安楽脳死ストーリーをありがたがる人たちを見ていると、かつてローマ帝国で「パンとサーカス」を与えられて愚民化されたアホ市民や、憲法が発布されると聞いて「絹布の法被(はっぴ)」をもらえると喜んだどこぞの国民を思い出す。文字は読めても現実を直視できないというのは、いずれは出荷され、屠畜される運命にあることを知らずに日々を陽気に暮らすドナドナちゃんと同じだ。いや、ドナドナちゃんは悲しそうな目で人間を見ていたのだから、絵本に目を潤ませる幼稚な人間よりもはるかに人間的であった。義務教育程度の識字力がかろうじてあって、頭がアレな人たち向けの集団催眠小説。不眠症には効く。 | ||||
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何か奇をてらう展開ではなく終始和やかな雰囲気で進んでいきました。最後の最後まで親というもののあり方を考えさせられつつも森宮さんとのやりとりがホッとさせてくれました。 もう一度読み返したくなる作品でした。 | ||||
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