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そして、バトンは渡された
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そして、バトンは渡されたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全528件 421~440 22/27ページ
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物足らない、薄っぺら、という評もうなづけるが、この小説の肝は、そこでは無いと思う。いろんな意味で、感動や、逼迫感から遠いところで、家族のあり方というものを、問題提起していると感じる。こんな閉塞感ばかりを感じる世の中で、ヒトが生きていくためには、こういう見守りが、実は重要なのではないかと考えさせられる。主人公の設定は、キャッチーな特異性はあるように表面上は見えるが、むしろ、主人公の女の子は、小説の装置であって、親という立場が、主題なのだろうと、おぼろげながら感じる。 | ||||
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実の親子って何? 自分の子供は何故可愛いのか? 当然ある愛情に疑問がわきました バトンは1本ではない 無限にあるバトンを愛を持って渡していきたいと思いました | ||||
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複雑な家庭環境に育った主人公、 高校生にしては考えが大人びすぎているという点において少し現実離れしている気もする。 しかし、こういう大人な子は実際、自分の高校にもいたのだろうと思うと面白い。 感動作です。 | ||||
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これまで幾多の名作を賞に選んできた本屋大賞であり、こちらとしては大量に棚に並んでいるこの本を見て疑念など湧きようもなく手に取り購入。 読了後、なにか騙されているのではないかと、この話はここから何か始まるのではないかと思った次第です。 それともこれは上巻で、下巻はこれから先に出るのではと… この本はこの本で完結しているのだと知った時に感じた失望と怒り。いや、著者には向けられません。こういう世界もあるのでしょう。事実ライトノベル方面にはこんな平穏無事な生活もあるように思います。 私の失望と怒りは本屋大賞に向いています。 あなたたちは本当にこんな世界を選びこの世界観を私達に贖わせるつもりなのか? それで良いのか? 恐ろしいほどの内容の無さと起伏の乏しさ、人物描写の少なさを「これが本屋大賞クオリティ」と胸を張れるのか?また、他の候補者達、過去の受賞者達に「今年はこれなんですよ」と宣言できるのか? 本当にそれで良いのか? 「ダルちゃん」を選んだ「新井賞」の方がずっと信頼できるわ! 少なくとも私は次回以降「本屋大賞」だからと飛びつくことはしない。 | ||||
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こんな内容が本屋大賞がっかりでした。お金もったいなかった。 | ||||
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出会う機会のなかった数式に新書が出る度心躍る思いです 不等式の編は少しですが物足りない感がありました 次回作お待ちしております | ||||
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一気に読み終えた。面白いです。実際には、こんな事有り得ないんだけど自然と物語に引き込まれて行きました。 次々と良い人が現れるのは最近の小説の定番みたいだけれど、それぞれの個性が丁寧に描写されているので 違和感なく読めます。親子って近すぎたり、遠慮したり、距離感が難しいけど、何だかヒントもらった気がしました。 | ||||
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複雑な家庭環境でも素直に育つ!シングルでも楽しく子育てしていこうって前向きに考えられる私のバイブルになりました | ||||
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薄っぺらい。 淡々と書いていて簡単に読めるけど、あまりにも非現実的すぎて、全く共感できない。 最初だけかと思ったら、結局最後までこの調子。 これが本屋大賞? 本離れが進んでいるから、軽い本にしてるのか。。 数時間で読み終えたけど、お金と時間がもったいなかった。 | ||||
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わりと過酷な環境で生きてきたわたしには、すごく刺さりました。 主人公の家庭環境における大人たちへの戸惑いや 不安な気持ち、諦めなどは、私も経験していたので、すごく共感できました。 幼い頃は、どうしたらよいか考える力も、決断する力もなく、ただ、その場に順応していく姿は、私にはリアルに思えました。 親たちの優しさにも深く感動しましたし、’悩みがない’と、堂々言ってのけてしまう前向きに物事を捉える主人公の強さは、人生をより楽しくする為に、見習って生きていきたいと思いました。 血の繋がりがない環境で生きてきたからこそ得られるものもあるなと思いました。 大切にしたい一冊となりました。 | ||||
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産み親の水戸さん、育ての親の森宮さん、優子のためにあれこれした血の繋がりのない梨花さん、お金と気持ちで支えた泉々原さん。どの親もまた愛情を注いだ。親が変わるのは子供には大きなストレスとなるが、愛情を注いでくれる人が多いという面では幸せなこともある。 最近子供と接する時間が保てていないお父さんお母さんに読んでもらいたい。きっともっと子供との今の時間を大切にしたいと思うはず。 | ||||
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2人の母親と3人の父親を持つ高校生が主人公。 親が5人もいれば誰かしら共感できない人間がいそうなものだが、読み終わる頃には全員に愛着をもち、全員に感情移入できてしまう。 自分が愛されてると自覚できる事、愛情を注ぐ対象がいること両者ともに人生において重要なことであると再確認させられた。 | ||||
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ただただ腹立たしかった。 実の父親の手紙を娘に渡さず隠してたって、そんな権利養母にないでしょ。 それを知っても怒らない主人公って、どんだけ沸点低いの? 血の繋がりだけが家族ではないと言う テーマに期待しすぎたのもあるけれど。全国の書店員さんや沢山の泣ける!という書き込み… 世の中、幸せな素直な方がたくさんいらっしゃるんだなぁ〜と思い、自分の感覚はかなり少数派で捻くれているのかと思った一冊。 | ||||
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あり得ない部分を書き連ねていて空しくなってやめました。 一昔前の少女漫画のようなストーリー、軽い、薄っぺらい、あり得ないお花畑。 生身の人間の感情は高校でクラスメイトに疎遠にされるエピソードあたりに少し見受けられたけど それ以外では、里親達との関係も、あとから取ってつけたような梨花の不可解な行動の理由も違和感しかありません。 水戸父、我が娘が知らない家をたらい回しにされてることぐらい調べたらわかるでしょ、調べろよ 住所分かってるんだから訪ねていけよ、実の父親でしょうが。 この父親に一番腹が立ちました。いっそブラジルでひっそり死んでいた設定ならまだ良かった。 | ||||
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読了後のこの幸福感。瀬尾さんの小説は本当に愛情がたっぷり。多様な家族の在り方を何の違和感もなく描いていて柔らかな雰囲気もとても良い。今回も。改めて家族や周りの人を大切にしていこうと思います。 | ||||
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本屋大賞、ということで読み始めた。というのは嘘でとある有名ラノベのヒロインの身の上を思い出したからだ。そのラノベのタイトルは「化物語」。ヒロインの名前は羽川翼。 羽川翼もまた、血の繋がらない親に育てられている。生みの母と死別しており、実の父が再婚をした相手が離婚した時に義理の母に引き取られ、その義理の母がまた再婚して..と繰り返すうちに現在の育ての親が最初の両親(実母と実父)と全く無関係な人間になってしまっているという設定も同じだ。こんな身の上なのに、自分が不幸だとまったく思っておらず、周囲の思惑など全く気にしない(ちょっと人間離れした)強さをもっている、というところまで同じだ。たらいまわしにされるうちに姓が何度も変わっていることも。 だが、ラノベのヒロインの方はラノベだから、心の奥底に押し込んだ自分でも気づいていない「不幸感」が妖怪として分離、周囲の人間を傷つける、という展開になる。そういう形で羽川翼は「不幸」を解決する。一方、本書は超常現象などでてきてはいけない設定だ。じゃあ、妖怪に心を預けられない場合、こんな少女はどうなるのか? 不幸じゃない、という独白とはうらはらに、主人公の優子は十分、不幸だ。海外に赴任する父について行って「父と暮らす」以外のすべてを失うか、血こそ繋がっていないが深く愛されている義母(実際、優子は「継母って血の繋がない娘を虐待するんでしょ」と口走って、間違いを他人から訂正されるまで、義母が継母でもあったことを忘れていたくらい)に引き取られて、「父と暮らす」以外のすべてを持ち続けるか、の悪魔の選択を小学生なのに迫られる。その義母は優子が実父の元に走ることを恐れるあまり、実父が優子に送った100通以上の手紙を全部無かったことにする。現在の養父である「森宮さん」は面倒こそよく見てくれるものの通常の親が娘を心配するような「関心」は全く寄せてくれない。どう考えても優子は十分に不幸なはずだ。妖怪に心を投げ出せない優子はどうするのだろうか? 結局、最後まで優子は「自分が不幸であること」には向き合わない。目をそらし続けることで生きることを選択する。養父の一人が婚約者との結婚に反対した時は「実父、養父は合わせて3人いるのだから、あとの二人をまず説得すればいい」とまで言ってのける。間違いなく優子は妖怪になってしまった羽川翼に負けず劣らず異常である。 僕は最後に優子は「何か」をするのだと思っていたが、結局、優子は何もしない。結婚式当日、実父と13年ぶりに再会しても、放っておかれたことをなじることもない。最後まで「父親」らしい愛情はとうとう与えてくれなかった「森宮さん」とも平然とバージンロードを歩き「ずっと父親役を放棄しないでいてくれから」というただそれだけのことで彼を許す。 現実はこんなものかもしれない、と思った。不幸は不幸のまま、劇的なこともなく、ただ、心の中におしこめられたまま、墓場まで持っていかれるのかもしれない。それが現実なんだろう。実際には不幸を代わりに背負ってくれる妖怪などいないのだから。きっと優子はこれからも不幸をそっと心の奥底で温めて抱きかかえたまま、静かに人生を終えるのだろう。 | ||||
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するするするする読めます。さすが、本屋大賞!さすが、瀬尾まいこさん!! | ||||
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血のつながらない父と娘の関係が,あっさりししすぎていた。昔,自分は高校の教師だった。そのとき,同僚が担任した女子学生の一人が血のつながりがない父と暮らしていた。父とは死別し,母は再婚したが,その母もなくなってしまったからだ。その子の悩みを同僚から聞いていたので,この本に興味を持った。もちろん,いろいろな父娘関係はあるだろうが,僕が聞いた話はもっと深刻だったので,この本での描き方は軽いなあと思わざるを得なかった。あと,職業がら女子高生については,少し知っているつもりなので,この本の女子高生はどうかなあと思った。森宮に浜坂への思いを取り持ってもらおうとする萌絵が,しつこすぎる。あきらかに,浜坂と森宮は付き合っていないのだから,取り持ってもらえなかったことで,森宮が浜坂を自分のものにしようとしたと勘違いし,森宮をシカトするが,必要以上に長い期間である,森宮を孤独にしたい作者の不自然な狙いだろうなと感じる。あと,少しワルの女の子である墨田と矢守も必要以上に森宮を責める。これもやりすぎだと思う。このように心理描写にはクエスチョンマークをつけざるを得ないが。全体的な構成はうまいと思う。 | ||||
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実際に親の離婚で辛い思いをしている子どもを複数見ている経験から、この小説の現実味のなさに少し不快でした。 でも、テンポの良さと登場人物のキャラクターが面白くてあっと言う間に読めました。 親の離婚で子どもは「捨てられ感」をもつだろうし、自分を責めるだろうし、人間関係の結び方に苦しむだろうし。 愛情があれば子供はシアワセになれるなんて甘いです。愛情が伝わらなかったり、空回りしたり。 そういうことにどう向き合うかが、きちんと書かれていません。 「オハナシ」だもんね、と思って読めば、心温まる小説かもしれません。 | ||||
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普段こういった系統のものを読まないので いいか悪いか判断が出来ません ただ、淡々としてるのはいいのですが あまりにも薄いと感じます 出てくる親はどれも理解の範疇を越えてるし これといって良いと思えるところもないです でも☆3にしたのは表面上は幸せなお話だからそこだけの評価です | ||||
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