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グラスバードは還らない
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グラスバードは還らないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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今作は仕掛けが大味すぎる印象です。 前2作は心に余韻が残る素晴らしい読後感がありましたが、 今作はそれはちょっと無理があるような...という不満が残りました。 つまらなくはないですが、期待を下回った作品です。 | ||||
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初版が2018年だから4年前か。 「ジェリーフィッシュは凍らない」、「ブルーローズは眠らない」は面白かったので3作目も。 技術発達が異なる世界の1980年代というifの世界で、今回のオーバーテクノロジーは硝子の技術だった。 題名の「グラスバード」は全然違う意味合いで使われていた。 4作目はデビスモンサン空軍基地らしいので楽しみ。 技術発達が異なるのはモスボール方法なのか、機体の機材なのか。 | ||||
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本書は「ジャリーフィッシュは凍らない」に連なるマリア、蓮コンビのシリーズ第3弾。 著者の市川優人さんは「ジェリーフィッシュは凍らない」で第26回鮎川哲也受賞しデビューしている。 デビュー作の連作ものとなるとやっぱりデビュー作が一番面白いということが多いが、市川優人さんのマリア、蓮シリーズは面白さが倍増しており、本作は前作2つを超える面白さといっていい。 前作2つを読んでいなくても楽しめるのだが、本作では前作でのつながりが顔を出すため、1、2を読んでから本作を読んだ方がより楽しめる。 今回も犯人やトリックを推理しながら読んだが、まんまとやられてしまった。 しかし最後に一瞬で全てがつながるあの瞬間はなんとも心地よい。これだからミステリーはやめられない。 ミステリー好きにおすすめしたい作品。 | ||||
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今回も、創元推理文庫なのに登場人物一覧が無いのはおそらく・・・と思いながら読み始め、なるほどなぁと感心させられた。 ネット上のネタバレ感想を見ると、トリックに関わる”アレ”が、1980年代にはありえないはずの科学技術では?・・・とお怒りの方も多いようだ。 が、空想科学の世界では、”アレ”の技術は1968年に既に完成し、犯罪に使われていた。 円谷プロ制作のドラマ『怪奇大作戦』に登場していたではないか。 トリックの正体が暴かれる場面で、私は『怪奇大作戦』を思い出し、”アレ”を覚えている人なら、この小説も許せるであろうと感じた。 グラスバードの初めて見たセシリアの視点からの記述も、ギリギリの線でフェアであろう。 | ||||
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既シリーズ2作品と違って「架空の技術」がトリックの根幹をなしている (更に、前作までに出てきた技術の予備知識がないと理解不能な部分も存在する)ので ミステリとしては若干厳しいかもしれません。特にガラスにおける光の「屈折」に注視するあまり 「反射」「減衰」などを完全に無視した論理展開になってますし・・・・・・ また「硝子鳥」に関する記述に、地の文で虚偽ではないか? と思われる部分があり もったいないと感じました。 | ||||
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序盤からぐいぐい惹きつけられた。今作も緊迫感ある物語を楽しめた。 〜以下、ネタバレを含む〜 面白いことは間違いないのだが、視覚に関する一部トリックと最後に明かされる叙述トリックに納得がいかなかった。特に視覚に関する部分が肌にあわず。 | ||||
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デビュー作が年末恒例のミステリーベストにランクインした等好評だったようですが、本作も広義な意味での本格ミステリーです。 爆破テロに巻き込まれる刑事たちと、連続殺人に巻き込まれる会社員等の場面がほぼ交互に語られます。これが、どこでどう繋がるのか読者の期待度はぐんぐん高まる事と思います。 過去からあるプロットにひと捻りが加えられ、伏線が髄所に散りばめられ、そして最後まで興味が惹きつけられる、ミステリーファンならその醍醐味を充分堪能出来る一冊です。 | ||||
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途中まで「三作目は失敗か...」と思いながら読み進めていたのですが、最後の方で結論が見えてくると全てが繋がり途中までのモヤモヤが一気に晴れて気持ちが良かったです。 是非シリーズ三作ともに読んでほしいです。 | ||||
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それほどたくさん読んでいるわけではありませんが、個人的には今年のベストです。『このミス』などのランキング本でも上位に入ってくるのでは。 メイントリック部分では先行の類似作品が なくもないですが、フェアプレイを意識しての工夫が見られる点は大いに評価します。 | ||||
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甘い採点かも知れませんが、星5つつけました 真相にはかなり驚かされました ジェリーフィッシュ以上かな 第一作のジェリーフィッシュの世界を引き継いでいるため、慣れていないと中々この世界に入り込めないかもしれません ただ、解決場面の圧巻さは凄い こう来るのかとページをめくる手が止まりませんでした グラスバードの正体がおぞましく、ラストも救いがあまりなく、刑事コンビのコミカルな所とは違和感もありますが、間違いなく今年度の本格ミステリーの傑作だと思います | ||||
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デビュー作より著者の作品を気に入り待ちに待った新作ですが、今回も期待をいい意味で裏切ってくれました。著者得意の密室と、この世界で存在するルールを組み合わせるせることでまんまと騙されました。物語の中盤まで、この事件をどの様にたたむのか、想像も出来ませんでしたが、解決編をよんで思わず苦笑いをしてしまいました。 綾辻先生の館シリーズに通じるものがあり、もし館シリーズが好きなのであれば3作とも読むべしとおすすめします。 フェアかアンフェアかは。皆さんで判断しでください(笑) まだまだ本屋さんでの扱いも少ない著者ですが、今年読んだミステリーの中でも指折りの作品でした。 | ||||
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