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グラスバードは還らない
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グラスバードは還らないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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これまでのシリーズでは作中のSF技術を1つに絞り、きちんとできることとできないことをルール化することでフェアなミステリを作ろうとしていた筆者だが、ネタが尽きたのかそれとも売れたので編集者が口を出せなくなったのか、今作ではガジェットを1つに絞らず複数出し、それどころか後出しジャンケンでSF技術を出して「見えない犯人」という謎を台無しにしてしまっている。 以下ネタバレ。 それまで存在をほとんど示唆されておらず、技術力的にもまず不可能な光学迷彩が実は秘密裏に開発されており、犯人はそれを使って完全に透明化していました! という真相は脱力を通り越して本をぶん投げるレベル。映像処理技術も何一つ開発されていないのに突然現れる光学迷彩の存在はもうこれまで積み上げてきたSFミステリの書き手という筆者の評判も消してしまったようだ。 | ||||
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駄作。トリックの着想は良いのだが、実はグラスバードは・・の所は無理がある。 | ||||
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シリーズものとしてマンネリを打破するのか、安定感を取るのか難しいところだが「島田荘司」的建築物トリックと人物、時間、場所の錯誤、「綾辻行人」的密封館トリックに大掛かりな爆破テロまで盛り込む必要があったのか甚だ疑問。すべてが寸止め、中途半端で・・・。 結局「いや~そんなことあらへんやろ!」で終わる読後感がとても寂しい。大型ミステリー作家なのだから、もっと精進していただきたい。それだけ期待も大きいのだから。安易に流れることは簡単なのだが、読者の力量をあまり甘く見ないほうがよろしいかと。 | ||||
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シリーズ第3作ですが、第1作が頭一つ抜けていて、あとは2作品は書きたいことと、書けたことのギャップが大きいように思いました。 本シリーズの特徴であるA、Bの2つの視点の物語を交互に綴る叙述トリックや、高層ビルでの爆発事故と救出劇など、面白い作品を作り出したいという意欲は随所にあると思います。ともすると、作者の自己満足で終わっているように思える作品が多い中、優れたエンターテイメントへ挑戦する姿勢は尊敬に値すると思います。 一方で、最後に出てくるガジェットがトリックのネタであったり、同じ手法で繰り返されて意外性がなくなった叙述トリック、説得力に欠ける動機、意外性とややこしいだけをはき違えている謎解きなど、ミステリとしての作りに不満が残りました。 期待が大きい作家さんだけに、今一つという印象がかえって強く残りました。 | ||||
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希少動物密売ルートの捜査で不動産王のビルに乗り込んだ刑事のマリアと漣だが、爆発テロに巻き込まれてしまう。そのとき、密室の中では奇妙な連続殺人が繰り広げられていた。不動産王の秘蔵している硝子鳥が事件の鍵を握っているようなのだが。 うーん、マリアと漣にあまり魅力がない。それに事件や硝子鳥の設定も無瑠無理感があって、現実感がないのだ。作り物(もちろん小説は作り物だが、その中に真実味がないとね)くさくて残念。硝子鳥が本当にガラスだったらよかったのに。 | ||||
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前2作は好きです。トリックも良かったし、コンビの掛け合いも面白かったので。 でも、今作は、ネタバレになるので詳しくは書きませんが、かな~り残念な内容。 トリック自体もグラスバードも、伏線というかミスディレクションもあまりなく、 唐突な感じ(私の読み方が浅かったら申し訳ないです)。 レビューは初めて書きますが、前に書かれているお二人が高評価でしたので、反対意見もあるということで 書かせていただきました。 お二人の評価を否定しているということではありません。小説の面白さって人それぞれだと思いますので。 こういう意見もあるということで、正反対の評価ですがご容赦ください。 次作に期待です。 | ||||
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