■スポンサードリンク
碆霊の如き祀るもの
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
碆霊の如き祀るものの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.26pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ネタバレなどせず感想として書きますが、このシリーズを読んでいて思うのは編集者のシノが絡むと無駄な描写が多くてダレるということ。 最初は良かった、続きが読みたくてどんどんページをめくってた。のに、なぜシノの機嫌が悪いとかの話でこんな数ページを使うの?と心から違和感を覚えた そこはいいよ、突き詰めなくても…と思いつつ、早く展開を読みたくてダラダラと読み進めてもなかなか終わらない あと、何度かこういう描写が出てくる 作者の彼女か奥さんがモデルなのかな?とすら思えてきて、昔読んだ友達と彼氏の恋愛小説の同人誌を思い出した 物語としては良、流れとしては疑問 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公の助手役のキャラクターにいつもイライラさせられるばかりで、今作ではそれが顕著です。物語の邪魔になっています。シリーズ通して全巻読んでいますが、マンネリ感があります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久しぶりにシリーズを読み返してますが、 水魑から今作にかけて耐えられないくらい 偲の存在が苦痛です。 最新作はレビューみたところ、 登場が少ないみたいなので間飛ばして そっち読もうかな、、 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
それなりに面白い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルの通り。ミステリーとしてもホラーとしても物足りないに尽きる。 今までの刀城言耶シリーズのような驚きは無く、背筋のゾッとする恐怖も感じなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
例によって前提となる怪異の記述が長く、シリーズファン以外の人は ついていけなくなる構成になっています。事件が起きてからは急展開となるのですが 推理(論理構築)変化も目まぐるしく、「結局何だったの?」という気もします。(特に動機) 「碆霊様」「唐食船」「蓬莱」「過去の女性消失」に関する謎は比較的わかりやすいですが それと事件の謎とのリンクが強引な気がしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このシリーズはいつも面白く読ませて貰っていただけに今作は非常に残念だったな、という想いが強いです。探偵役の刀城言耶が無根拠にこの人は犯人じゃないって連発するんですが、こんなキャラでしたか? 空気も読まずこの人犯人じゃない?って連発するのにどこか憎めない、そんな魅力があったのに。。 肝心の推理も尻すぼみというか、スッキリにはほど遠いモヤモヤ感。このシリーズ最大の特徴とも言える作中に漂うホラー感と、ミステリーの融合も今作は全く感じられず、頭と尻にくっつけたような印象でした。 次回作では刀城言耶のどことなく浮世離れした人間味に戻して欲しいです。残念でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズファンなので、わくわくして読めました。ただ私の想像力が足りないのか、舞台の詳細な地形が分かりにくいなと感じました。物見櫓の内部とか、蓬莱の小屋の位置図、絶海洞の内部図とかあればよかったかなぁと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
非常に残念な作品です。 三津田先生の作品はお気に入りでほぼ読んでおり、特に「首無」と「幽女」が好みです。 まず、最初の怪談が長いです。確かにその後のストーリーに関係するのですがここを削ってでももっと人間関係を深く書き込まないと今までの作品のような人間関係のドロドロ感や人死が出るという緊迫感が迫ってこないです。特に気に食わないのは(失礼!)最初の長い怪談のせいで後半がおざなりになっている点です。人間関係の描写が希薄であるため、三津田先生の他の作品にある後引く哀愁や怖さのようなものが致命的に欠けているのがこの作品です。楽しみにしていただけに残念です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
刀城言耶と祖父江偲は、実はかなりの美男美女コンビであり、才色兼備の有能な編集者である祖父江偲が刀城言耶にまとわり付き、やたらと構って欲しがるのは恋愛感情があるからなのに、刀城言耶の方にはその気が全く無い。 『山魔の如き嗤うもの』の時点で既にそうだったのだが、約半年後の事件である本作でも、二人の関係は進展していない。 二人とも20代半ば、大学卒業後数年しか経っていないはずなのだ。 この感情のすれ違いをコメディ調で描いているため、その点が気に入らない方もおられるようだ。が、個人的には、陰惨を極める真相を秘めた事件であるにもかかわらず一気に読めるのは、ひとえに祖父江偲のキャラクターのおかげであった。 ネタバレになるので詳しくは書けないが、本作の真相に関わる村の秘密は、絵空事ではなく昔は現実に行われていた。 日本国内の古記録にあるだけでなく、世界的に広く行われ、今日ではレッカー車を意味している「wrecker」という英語は、元々はそういう意味の言葉なのだ。 イギリスの作曲家の作品に、他ならぬコーンウォール地方の崖の上に立つ寒村を舞台とする、そうした秘密を持つ人々を描いたオペラもあるほどだ。 多少の予備知識のある者にとっては、この話はあまりに陰々滅々としていてやりきれない。 祖父江偲や阿武隈川烏のおかげで、まだしも救いがあって良かった。 それにしても・・・ 思えば『厭魅の如き憑くもの』と『凶鳥の如き忌むもの』は昭和30年代前半の事件だった。時系列的には後なのだ。 ではこの後、祖父江偲は・・・と気になるなら、次作を読むしかないのだ。商売上手だねぇ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初の<開かれた密室>のトリックが面白かった。竹林に囲まれた祠がある場所、通称竹林宮に餓死した死体が発見される。出ようと思えば出れる場所なのに、何故餓死したのか? この謎のトリックが面白かった。第一章に四つの怪談が紹介されるが、どれも面白かった。三番目の昭和の戦前の怪談が良かったかな。行商の女が竹林宮に入った瞬間に、飢えを感じて動けなくなる。女が這う這うの体で抜け出すが……。この怪談のように、足を踏み入れると空腹感や飢えを感じる場所が、あるのだろうか? 似た話があるのだろうか? と興味深かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
個人的には刀城シリーズで3番目に面白かったです。(もちろん首無し、山魔に次ぐ) 昔と比べて、地形やそこの歴史の描写がわかり易くスラスラ読めました。まじものの頃は地図付きでもわかりにくかった。 ある殺人のトリックが今回は不謹慎ながらどうしても笑えてしまうのが難点。残酷な方法なのですがその格好で彷徨っていたのかと思うとつい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
三津田信三氏の強みが全く生かされていない。前作までに漂う鮮烈なまでのホラー描写はすっかりなりを潜め、主人公が古典的な探偵と化している。私が氏に期待していたのとは全く逆ベクトルに舵を切ってしまっている。私は悲しい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これぞミステリー。怪談と事件とが見事にシンクロ。最初の被害者が「餓死」というのも、良い。(その伏線が笑えるが…)そして最後が、恐ろしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
紙の本でいつもは読んでますが、試しにKindle版で購入。読書してる感が物足りないかもと不安でしたが関係なかった。あっという間でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
刀城言耶モノとしては久しぶりの作品。 前作は肩透かしの一作だったが、今回はまさしく三津田ワールド全開。 怪異な話が4本続き、そこから連続殺人事件が繰り広げられる。 しかも密室条件付き! が、何故か満足感は今一つ。 こちらの期待が高くハードルが上がったのは仕方ないとしても、話が走らない。 殺人事件が起きるまで既に200ページ、そこからはテンポは良いが捜査側も全く精彩がないし、動機も犯人もさほど意外性もなく、次々に解き明かされる謎もあまり深さを感じなかった。 読みにくいキャラ名や地名は毎度のことながら、不要なモノが多すぎた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
つまらなくはなかったけど刀城言耶シリーズでもこんなもんなのかと ホラー要素も抜け落ちた | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の方のレビューにもありますが、シリーズ当初から祖父江偲のキャラクターが大嫌いで、ストーリーは楽しめましたが従来以上に彼女がストーリーに絡んでくるので、星を下げました。 作者的には気に入っているのか、今回はやたらと美人だとか、才色兼備だとか褒めるような描写が目立ちますが、存在意義はあるのでしょうか?出さなくてもストーリーが成り立つなら、できるだけ出さないでほしいです。 彼女が出てきて、無駄にぎゃあぎゃあ騒ぐシーンを読むたび、本に入り込んでいた気持ちが白けます。再読の際は、彼女の登場シーンは読み飛ばしています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作品の全体的な世界観はとても好きです。 ただ、起承転結の結があまりにも脆弱すぎて、そこが残念でした。 残り少なくなったページで無理矢理結論づけたオチはどうも腑に落ちず、 一つ目の密室トリックには致命的な欠陥があります。 それを差し引いてもけっこう楽しめる作品ではあるのですが… 最後に祖父江孃に関して、追記です。 仲のいい友達同士で休みの日に遊びに行こうとしていたところ、 その中のリーダー格の男の子に気がある女の子が「自分も行く!」 と無理矢理ついてきてしまいました。 現地に着くと男の子は遊びに夢中になって、女の子のことなど ほったらかしです。 女の子は「もう疲れた、こんなのつまんない!」と文句ばかり 言って雰囲気ぶち壊し。 ついには、もう帰りたいけど一人で帰るのはイヤ!と わめき出します。 こんな女の子が他の子(=読者)から好かれると思いますか? 三津田先生。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
刀城言耶シリーズは全て読んでおり、 久々の長編だったのですごく楽しみにしていましたが、 拍子抜けました 怖い、けど読んでしまう といった読者を引き込ませるおどろおどろしさを もっと出して欲しいと思います | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!