死神医師
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書店で平積みされていてタイトルに非常にインパクトがあって興味を持ち購入。 最初の女性の殺人はよかった。 途中からオヤ?と思いはじめ、バーの辺りからこれは医者設定があまり生きていないのではないのではと首を傾げる展開に。 ただよく見ると書き下ろしではなく雑誌で連載していたものをまとめて文庫化したようなので、それで全体的に読むと違和感があるのかと思った。 後半は脱字が目立つようになり、これは作家というよりも編集サイドの問題かもしれない。タイガは時々素人でもわかる校正の甘さが気になる。 ネタバレになってしまうのでこれ以上は書けないが、徐々に真犯人に近づいていくほど人が死んでいく展開は良かった。 | ||||
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本作はいくらかハードボイルド調。主人公の性格と「復讐」というテーマ上、必然というところかな。終盤に差し掛かるまでは楽しく読めたんです。だけど終盤はそのハードボイルドが暴走し、かっての「失踪トロピカル」のように自己満足。主人公が絶体絶命の中、「冥土の土産に全部教えてやるよ」とばかりに、真相をベラベラ喋り出すキャラがいるんです。さっさと殺せばいいのに。こういうご都合主義なところに冷めます。これが、作者の悪い癖のひとつ。 もう一つの悪い癖は、他作品のプロットを流用してくるところ。この作者は自身の他作品のボツネタや残りカスを他の作品によく流用します。それだけなら良いんだけど、今回はそれを話の骨格にしてしまって、なんとも中途半端な形になった感じ。ハッキリいっちゃうと、女刑事エニグマのネタを恋人姉妹の数字へのこだわりに流用してるんですね。それをメインに置いちゃっているから、作者と読者の間にすごい温度差が出てくる。面白い話を書けるんだから、やっぱりもっと砕けた感じで書いてほしいです。 | ||||
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読み始めは興味を引かれてのですが、最初の殺人からなんとなく?となり、だんだん2時間ドラマのような感じで、あっけなく終わりました。死神医師というくらいなので、病院ミステリーかと思いきや、まったくの期待はずれで、主人公が優れた心臓外科医でサイコパスであるならば、もっとその辺りを引き立たせて欲しかったし、せっかくの主人公が作品で生きてない感は否めませんでした。当然他の人物も中途半端でしたね。 | ||||
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病院で噂の安楽死医師というはじまりも,早々に舞台が病院ではなくなるのが意外で, さらに主人公が医師を辞める中盤以降は,もはや復讐に燃えるただの暗殺者という印象. 一方,物語は彼が狙う連中に繋がりを匂わせ,何かが起きる雰囲気は漂わせますが, 個々のエピソードが見どころに乏しく,各章とも低空飛行のまま終わってしまいます. また,主人公が『死神医師』へと生まれ変わる背景も,回想の流れが早くて入り込めず, もう少しじっくりと彼自身の内側,特に闇に堕ちていく姿を見せて欲しかったところです. 終盤にて明かされる真相も,いかにもな雑魚キャラがペラペラと喋り続けて興ざめで, その畳まれていく様子は,収束ではなく『継ぎ接ぎ』のような収まりの悪さを覚えます. 結末も,内容はともかく駆け足で,スベり気味の締めの言葉が何とも呆気なく感じました. このほか,著者をもじったと思しき,『七尾良夫』なる作家を名前だけながら登場させ, 登場人物にイケメンと言わせたり,作品を褒めさせる場面は,実に気持ちが悪かったです. | ||||
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