偶然屋
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
偶然屋の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドラマチックに演出できるきがして。偶然屋の活躍がなんとなく残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
出だしのすっとぼけたタッチが快調でヒロインも魅力的なのに、途中からモンスター的な悪の肖像へと話が修練して、思いきりダークな色調へと染め上げられる。こやつが、ひょっとしたらミステリ史上最悪かも、と思わせる凄まじさで、ひたすら嫌悪感しか感じさせない。雫井脩介の某キャラクターと同じく、一見魅力的な人物として設定されているのだが、それが外見描写や間接的な言及にとどまっていて、さっぱり魅力など感じられないのだ。一方で手法は悪辣かつ執拗で、とにかく狂暴なエネルギーの塊という感じだ。一度ターゲットに逆に捕まって監禁された経験がサラリと語られるが、このとき思いきり残虐に凌辱されていたというくだりが後から追加されれば溜飲が下りるのにと思ってしまったほど。 これは作者も計算のうちだとは思うが、完全決着が着いていないだけに、読後感の悪さ、重さは相当なものである。駄作ではないが傑作と呼ぶにはためらう、何ともいえない読書体験。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
出だしは軽快だったので、全編スカッとする小説かと思っていたら、突然、くらーいエピソードが入りました。 あれれ、と思っていると、そのエピソードが中途半端に放り出されて、次の話に移ってしまう。 あれれれ、乱丁か、と思ったほど。 その後の話も、どうも雰囲気がちぐはぐで、もたつく感じがしました。 これ、失敗作なのかもしれない、と考え、読むのをやめようかと思いました。 しかし、アマゾンを覗くと、続編まで出ています。 ならば、最後にはおもしろくなるのだろう、と、自分を奮い立たせて、読み続けました。 そうして、クライマックスまでくると、バラバラに見えた事件が、ひとつに収束しました。 ようやく納得しました。 そこまで読み進んで初めて、気味の悪い犯人を味わうことができます。 ヒロインたちの敵として、申し分ありません。 ということで、途中で脱落しなければ、読んでよかった、と思える作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
偶然に見せかけてちょっとした事件を起こし、依頼者に何等かの有利な細工をすることを仕事とする「偶然屋」 そこに働くことになった女性水氷里見。その偶然屋が扱う依頼案件を熟しながら、ボスの油炭やアシスタントの 中学生の女の子クロエと組んで事件を解決していく。と簡単に纏めるとそういうことだが、この小説、期待を 大きく裏切って、かなり面白い。自分たち以上に偶然を利用した形で大きな事件を次々と起こす天才的な 男との戦いはなかなか知的でかつ迫力もある。この作者の上手いところは、いろいろと伏線をうまく散らばめ ながら、またそれを巧みに収斂していく構成力。はじめ、何の関係もなさそうな複数の事件(事件以前も)が 起きるが、読者にその関連性を推測させない。やがてすべてはある一人の男の仕業と分かってくるのだが。 ただ、最後がちょっといけない。これでは、この作品の落ちどころがないではないか。次の作品を読まそうと 言うことだろうが、いい作品だけに、これで完結して貰いたかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
節々に人を小馬鹿にした感があり 読み進めていくと嫌悪感が高まってきます 先も気にならないし飲み込まれない 残念の作品 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 7件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|