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ミレニアム5 復讐の炎を吐く女
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【この小説が収録されている参考書籍】
ミレニアム5 復讐の炎を吐く女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 21~40 2/4ページ
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ラーソンが書いてきたリスベットは、触れると火傷しそうなピリピリした魅力にあふれていたのに、4部以降はちょっと斜に構えたパンクな姉ちゃんという感じで、どうも魅力を感じなくなってしまった。今作はファリル・カジとレオという二人にスポットが当たっており、ますますリスベットの影が薄くなった。 第四部でも感じたのだが、もともとラーゲルクランツのプロットはサブキャラクターにスポットを当てる傾向が高いように思う。物語の多層化を意識していると思われるが、あまり成功しているとはいいがたい。ファリル・カジのエピソードとレオの人生が絡むわけではない。そこにリスベットの過去が大きく絡みあうわけでもない。帯に「ドラゴンタトゥーの秘密が明かされる!」とはあったが、ここまで煽るほどのものでもない。全体的にどこが見せ場なのかわからない。第四部はアクションシーンがあったので、まだ物語の山場といえる箇所が認められたが、今回は特にページに没頭できるわけでもなく、全体的に淡々と進んでいるように感じる。 第六部を執筆中ということだが、そろそろ見切り時かもしれない。ここまで来た以上、リスベットとミカエルがどう結末をつけるのかが気になるところではあるが… | ||||
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上巻を読み上げたところ、これから下巻へいく。 関係のない物語がふたつ? 下巻を読み進めたらつながるのか? そうではないような気がするから、少し散漫な気がする。 上巻で★4個だが、下げなくてはいけないかな。果たして? | ||||
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リスベットの個性だけで充分でしょう、リスベットには人の心を引き付ける何かがあります、作者はエンターテイメント小説しか書けないような感じですが、リスベットが出てくるなら作者なんて誰でもいい | ||||
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どうしても第1部から3部までの出来具合と比べてしまうのだが、別物としてもこの作品は、ひどい出来だ。文章が、散漫 すぎて読むのが苦痛だった。上巻は、我慢して読んだが、下巻は我慢できずに斜め読みしてしまった。本作品を読んでミレニアムシリーズには、2度と手を出すまいと思った。どこがどう詰まらないか、説明しないでごめんなさい。でもそれは、 個人の好みの問題だから・・・さらばミレニアム。 | ||||
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一度星二つで評価しましたが、再度コメントします。購入時異常な価格(本来の倍の1458円)と思いましたが現状934円(kindle)となっており紙の本より高いですがこの程度ならとも思える。内容がラーソンのころのように面白ければこういうコメントしないのですが、あれだけスカスカなストーリーで倍の価格はひどい。本来紙媒体よりkindle版の方が安いはずなのにおかしい。Amazonには改善してほしい。 | ||||
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「ドラゴンタトゥーの女」はまさに衝撃だった。ストーリーも人物描写もとても丁寧で、それでいて読み手をぐいぐい引き寄せ、引っ張り続けるエネルギーは強烈だった。その後の2作も、良い意味でしか期待を裏切られることはなかった。でもやっぱりラーソン亡き後、そのプロットを誰かが引き継ぐなんてことは、やっぱりすべきじゃなかった。それを行う者は、やはりきちんと「引き継ぐ」べきだ。自分のカラーを出そうなんて、思っちゃいけない。ミレニアムファンは誰も、そんなもの望んじゃいない。前作にはその苦心の跡が見えたが、これはもう、だめだ。。。 | ||||
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内容が希薄。人物も描き切れていない。 スティーグ・ラーソンの世界では、それぞれの人物が個性豊かに描かれ、北欧の世界観が鮮やかだったし、人々の思惑が入り組んでいて現実のような深みと奥行きが感じられたのだが、4作目からダヴィド・ラーゲルクランツになって粗雑な描写と短絡的な構図、想像力の欠如からくる人物描写の短絡さが5作目にとうとう許しがたいほどとなった。 もはや、リスベットはリスベットではなく、ミカエルもミカエルではない。 3作までの登場人物をちりばめたものの、全く描き切れずなんともおそまつな作品となってしまった。 4,5作を世に出す意味がない。 | ||||
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ミレニアム4から作者が代わりましたが、そんなことは感じることなく楽しめます。 | ||||
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楽しかった! 随所でリンドグレーンみたいなお話になっていて、ちゃんとクッラって名乗ったのを活かしてお話を作っているのはすごい。5は4に比べて値段は高いですが、その値打ちがあったと思う。 | ||||
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■今年封切りされたラーゲルクランツの「4」は、ラーソン3部作を大きく超える作品でした。 ハリウッドでも「4」か予想以上の作品だった為、「2~3」を端折って映画化された訳です。 良くも悪くも、旧3部作共通の「ローカル色」が抜け、振り幅の大きな作品に変貌しましたが、 ヨーロッパ映画特有の重厚感は引き継がれています。 また、クレア・フォイのリスベットも強烈で、ジェイソン・ボーンに迫るキャラクターでした。 ■この「5」は、振り幅より深く掘り下げる構成で、登場人物それぞれの物語に多くのページ数 を使っています。明らかに、映画より読書向きと感じるストーリーでした。 まずは「4」の映画を見て、ラーゲルクランツの世界観をイメージしながら読むべきでしょう。 | ||||
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■多くの場合、映画より原作本の方が優れている。それは映画の尺(上映時間の意味)が2時間枠に 設定されている事で、細かなデイテールを端折って展開せざるを得ない事による。 例外は、ヒット映画の文章化(脚本→映像→発刊)とある特定のジャンル(アクションやスポーツ)等 が該当する。 ■ラーゲルクランツのミレニアム「4」は「ジェイソン・ボーン」シリーズに迫るアクション映画 に変貌した事で、ラーソン3部作のファンを驚かせた。 徹底的に「ボコられる」ラーソンのリスベットに対し、ラーゲルクランツのリスベットは底知れぬ 強さを持っている。これこそが「ドラゴン・タトゥー」の呼び名に相応しい。 文学の枠に収まらなくなった「ミレニアム4」の続編「5」は、原作も映画も難しい立ち位置にある。 | ||||
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あの、スティーグ・ラーソンのミレニアムに狂喜した私としては、ミレニアム4はまだぎこちないがミレニアムシリーズにしようというリスペクトが 感じられた。がもうこの ミレニアム5に至っては全く違うもの。こじんまりとしたミステリーに脳科学や音楽の解説を入れ、その間を退屈な描写で埋めてある。読むのが苦痛であった。はじめに別物って言ってくれればそれなりに評価したのだけれど。ごめんね、でも作者の脳科学の解説はもうとっくに知っているから、それらを取っ払うと中身が少ないのだ。話の展開も陳腐だし。次に読もうと思っている人、私は警告したからね。 それにしても、スティーグ・ラーソン、、。なんで死ぬかねえ。私は殺されたのかと思ったよ。しゃべっちゃいけないネタに近づきすぎて。 | ||||
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高次脳機能障害が描かれていて、UKは事例が多く人権に対しても進んでいると感じました。 日本では閉鎖病棟に隔離や身体拘束に過鎮静剤の皮下注射はいまだに行っていて、この様な差が読んでいて惹き付けるとこでした。 | ||||
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主役以外の話が長く、時として誰の話と感じる場面はあるが、作者が変わっているのでやむなしか? でも全体としては面白かった。次回で終了は残念だ! | ||||
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4まではさすがにラーソンを無視する事は出来なかったと思わせる内容だった。 うかつにも読み終えるまで作者が変わったことに気付かなかったぐらい。 5ではリスベットは出てくるものの登場シーンが少なすぎるのが気になる。 しかもリスベット自身が前作までとは少しばかり性格にずれが生じてきてる ような印象をうけた。スーパーウーマンの度合いが薄れた。 この小説はリスベットという人物の魅力で成り立っている。もっと彼女の 活躍する場面がないと退屈になる。 彼女の過去を探るにしても少々話を広げすぎてしまったのではないか。 パルムグレンはレギュラーのはずなのに消してしまっていいのかね。 | ||||
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新たに登場した人物、過去に登場した人物、いい人も悪い人も半端なく個性的で一筋縄ではいかないストーリーになっています。その中でも最も個性的なのがやはり我らがリスベットという感じです。リスベットには強敵が多いが、味方にも恵まれている。しかし、どんなに味方に恵まれていても、孤独でクールなのがリスベット。そこが彼女の魅力なのでしょう。 | ||||
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上巻冒頭から様々なエピソードが雪だるま式に展開、多彩な人物が登場し、それぞれが過去・現在にわたって交錯する。 後半になっても謎は続くが、終盤に向けてしっかりと回収されて行く。前半の小さな伏線も全て謎解きがなされるので、作者の構成力の高さは良くわかる。 しかし、やはり物足りない。 どうしても過去(ラーソンの世界)からの話しであって、未来には全く何もつながらない。確かに作者が変わっても世界観も話もうまくつながっているが、もっとこの作者としての新しい世界、新しいリズベット&ミカエルの活躍が見たい。 ちょうど一区切りついた感はあるので、次作に期待かな。 (あ、まだ妹がいるか…) | ||||
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最初の映画から見ているので、私の中のリスベットはあの子なのです。 どんな状況でも死なない人は死なせない、フィクションの面白いところなのだけど、今回はちょっと違うかな。それだけじゃない、最後ちょっと泣けた。 | ||||
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話が層のように重なっていき、本を読んでいるのに、頭の中は映画を見ているよう。 リスベット、ミカエルに加え、今作は美しき囚われの少女ファリア・カジと、長身痩躯でハンサムな音楽家レオ・マンヘイメルの物語が繰り広げられます。リスベットの登場回数が減って少し残念ですが、相変わらず暴力から逃れられずも不死身な娘でかっこいい。 詰め込みすぎて、若干プロットに難ありですが、ものすごい速さで読める本です。 もし映画化するなら可能な限りスウェーデン俳優でやってほしい。レオ役にはビル・スカルスガルドとかいいな。 | ||||
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今までと同じく、行動(闘い)を通して真実を追うサランデル側と行動(取材)を通して真実を追うミカエル側が交互に描かれる。とても視覚的で映画のように短いシーンで画面が切り替わる構成も同じ。 作者の交代を感じさせないストーリー構築だし、冒頭からテンポはいいのだが、今一つ乗れない。 おそらく、いまだにサランデルの過去に話がフォーカスしすぎているからかもしれない。散々、描かれてきてまだ解明されてない謎はあるかもしれないが、もうそこはサブプロット程度にして新しい事件を追った方が良いのでは? なんとなく同じ小説を何度も読んでるような気がしてしまう。話しの完成レベルは高いだけに残念。 後半の新展開に期待しよう。 | ||||
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