■スポンサードリンク
ミレニアム5 復讐の炎を吐く女
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ミレニアム5 復讐の炎を吐く女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 41~60 3/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミレニアム1から4まで読めば読むほどリスベットが好きになり、もう胸ワクワクしながらミレニアム5読み始めたのだけど、途中下車。 なぜかって、あんなに生き生きとしていたリスベットは、消えてしまったから。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
緻密なストーリーの構成は、同ジャンルの他の本とは比べ物にならないほど素晴らしい。 下巻を読み終わると同時に、次の章が読みたくなってしまう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『ミレニアム1~3』まではスティーグ・ラーソンが書いていたのですが、その後ラーソンが急逝してしまったので、続編はないものと思っていました。本作はダヴィド・ラーゲルクランツという別人の作品ですが、『ミレニアム4』も大変面白く仕上がっていました。その続編ですが、訳者あとがきによると、ラーゲルクランツはどうやら6作目までは書こうと決めているようだ。 なにかとリスベットを支援してくれた、元後見人のホルゲル・パルムグレンが何者かによって殺される。 人の性格を決めるのが、遺伝なのか、環境なのかを明確にする研究のために、過去にある研究機関が、双生児をそれと知れずにまったく別の境遇におき、その後の育成状況を調査していたことが、事の発端だ。そして、リスベット自身も、その研究対象であったのだ・・・。ただ、最期にはリスベットが誘拐され、生命の危機におちるが、ハッカー仲間の協力を得て・・・と言った展開は、型どおりといえばその通りだが、面白く仕上がっています。 ただ、難を言えば、リスベットの過去と絡んでいるとはいえ、そのできことに関与した人々の動きが中心で、リスベット本人の登場シーンが少ないこと。 まだ、最期にリスベットがパルムグレンの告別式で、なぜドラゴンのタツゥーを入れたのかわかる逸話も披露される。なかなか泣かせますね。 おそらく第6作は、双子の妹、カミラとの対決でしょうね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
充分面白かったが、ファリア・カジの話がいまいち回収されてないような?、、中途半端な終わりだった。一番気になったのは、ラストシーン。葬儀でのリスベットが喋りすぎに感じた。私の中のリスベットは、花をバーンってやって無言で立ち去るくらいの不器用な型破りキャラでいて欲しかったな。今回は、全体を通して「正義の味方」感も強かった。制裁の理由は、リスベット個人の正義でよくて、一般倫理にはかなってないほうがいいと思う。次もまた読む。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作品としては非常に面白いと思います。ただしミレニアムシリーズ作品として考えたときに、もしスティーグ・ラーソンが ご存命であればこういう流れになっていたのかな、と考えてしまいます。また次回作も期待しています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作品としては非常に面白いと思います。ただしミレニアムシリーズ作品として考えたときに、もしスティーグ・ラーソンが ご存命であればこういう流れになっていたのかな、と考えてしまいます。また次回作も期待しています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作者から引き継いで2作目となる、別作者になる ミレニアム。前作は、読者の批評を気にしてか、 まるでコピーしたかのような作品だったが、 今回は、作者の個性を出して別のミレニアムになっいる。 それでも、人権侵害を引き起こす双子の遺伝子と環境の 、不当な実験を核にしてリスベットとミカエルが、 真実を突き止めるのは、ミステリーとしても面白い。 双子によるトリックは、他にもあり、あまり新鮮味は なかったが、不幸な生い立ちの人たちの、数奇な 運命は興味深かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者が変わって、ちょっとテクニックに走りすぎている様な気がします。オリジナルの作者が持っていたリスベットに対する愛が、薄まったなあとういう読後感かな・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者が変わった事にほとんど違和感がなく、ミレニアムのイメージが保たれていると思います。 このままミレニアム6、そして7以降と続けて欲しいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
5部6部と続きますので1部の「ドラゴンタツ-の女」からお勧めします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
第1部 「ドラゴンタツーの女」から読んでください。 6部迄続きます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作の不法行為により刑務所に収容されたリスベットが遭遇する受刑者への虐待から本作はスタート。 兄を殺したイスラムの娘、イスラム原理主義、天才的証券アナリスト、そしてリスベットの過去、と 複数のプロットが複雑に進行する中で明らかにされる犯罪と、リスベットとカミラの過去。 複数のプロットが独立した物語として謎と緊張を維持したまま下巻の終盤になだれ込み、すべて リスベットに収れんする手際は見事です。 ラーゲルクランツの手になる2作目、第五部の本作も傑作です。グイグイ読めます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いろいろ不満の残る本である。 では、面白くなかったかと聞かれると、「面白かった」と答えるだろう。 何が不満かというと、 ・歯切れの悪い文章。ラーソンに慣れていると、凄く冗長で、説明的な文章が多いと感じる。 ・後出し感。4でも、双子の妹が急に出てきたりして何なの?と思ったが、それに似た感じはある。 ちなみに、意外なことに、本巻では、双子の妹は中途半端な露出で、取って置いた感がある。 ・リスベットとミカエル以外に強い共感の持てる(あるいは反感を持てる)キャラの強い人が新たに出てこない。そのせいか、リスベットが万能化し過ぎで、もう超常現象である。 ただ、それでも本巻を面白いと感じるのは、 ・3までに説明のなかった空白を埋めようとしていること。ドラゴンの意味は明らかにされる。 ・強いリスベットを見たい、という読者の期待に応えていること ・(雑だけど)展開が非常に大きく、4巻までに持っていた感想を一部だが、大きく覆すこと あと、感じたのは、何か映画化を前提としたような立ち回り、アクションがあちこちにある。 実際、いつか映画化されるんじゃなかろうかとは思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物の性格が180度変わってしまったこと。 イスラム原理主義や金融、サイバーテロなど盛り込みすぎて軸がぶれてしまっている。 (前作と同様にどこか映画化を意識しているのか?と印象を受ける) さらに、伏線の張り方も平凡で面白みに欠ける。 (これまでのラーソン作品と比較して) 現代のヨーロッパの宗教観には複雑な意見をジャーナリストなりに持っていると思うが、プロットが中途半端なまま物語に盛り込んだのか疑問が残る。 本作はあくまで、ラーゲルクランツ作品であり、前作4部よりもラーソン作品を踏襲した感はなくなってしまっていて、完全なるオリジナル作品になって面白さが半減してしまった印象。 ただ、ラーゲルクランツのオリジナル作品として楽しめるとは思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上巻より下巻のほうがおもしろいです。 下巻はリスベットが刑務所を出たところからはじまります。 リスベットが自分の過去を探る中で遺伝環境研究レジストリーに行き当たります。幼い双子を引き離して生活させる実験をしていました。 リスベットも二卵性の双子で妹のカミラがいます。 他にも対象になった双子の話がからんで物語は進みます。 あと上巻にも出てきた刑務所で一緒だった女性の話。 そしてリスベットが刑務所で重症を負わせた女との対決。 「ミレニアム」を読む人は何よりもリスベットが好きなんだと思います。 だからちょっとリスベットの登場場面が少なく物足りなさを感じるかもしれません。 この本の原題が「自分の影を探した男」でレオとダンという幼い頃に引き離された双子の兄弟が主役になっちゃってます。 ベニートとラケルという敵キャラがいいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読む前にいくつかの不安がありました。 まず一番は作者が「ミレニアム」1〜3の作者とは違うことです。 スティーグ・ラーソンの早すぎる死が悔やまれます。全10部作を書き上げてほしかったです。 前作「蜘蛛の巣を払う女」と本作を書いたダヴィド・ラーゲルクランツが「自分がリスベットとうまくつきあえる自信はない」「書いた時は本当に怖かった」と語ったこともあります。 6作目までしか書かないとも言っています。 つぎに本作の翻訳者が上巻と下巻で違うことです。( ヘレンハメル美穂が全体を仕上げた ) 読みはじめてみると違和感を感じるところもありました。 リスベットが刑務所?目立つことを嫌い立ち回るのもうまいリスベットが法の手に落ちる? 刑務所で陶器工場にいたりジムでパンチングボールを打ってたりもします。何度か笑ったり… ミカエルもエリカがいるのに元カノのマーリンと関係したり… 納得がいかないのは1作目から登場しているある人物が殺されてしまうことです。なぜ?スティーグ・ラーソンがこれを知ったらどう思うのだろう? スティーグ・ラーソンが残した第四部の原稿やらは生かされておらず話も別のものになってしまった。 本作ではリスベットの過去やドラゴンのタトゥーについての謎が語られています。 この上巻の中で一番好きなところは刑務所で区画を牛耳っている女ベニートから虐待されている女性ファリアをリスベットが助ける場面です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上巻を読んだ限りでは、「4」よりも面白い。「4」のようにストーリーがジェットローラコースターのように展開するパターンではなく、初心に戻ったというか、先祖返りしたというか、「1」が持っていたおどろおどろしさ、ないしは禍々しさというか、じわじわと迫ってくる謎解きの展開がページから目を離させない。新たな作者が作品世界を自家薬籠中にしつつある証左であろう。まずは★5つです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ファリア・カジの物語とレオ・マンヘイメルの物語が、複線的に、あたかも二重螺旋のように進行するものの、結局両者はそれ自体としては交わらずに終わってしまう、またリズベットも今ひとつパンチがないというか、旧作と比べて饒舌というか、何となく気抜けした感じもしたのだが、それはそれとして『ミレニアム』の作品世界を久し振りに堪能できた第5作でした。スティーグ・ラーソンの後を受けてこれだけのものを書くのはやはり大変だろうなと思いますね。 「人には誰しも独自の動作パターンがあり、それが数学的に分析できる指紋のようなものであることには、疑いの余地がない。」(16頁) 「左派はもちろん、人の一生をかたちづくる諸条件は何より社会的な要素によって決まる、と考えたがり、右派は逆に遺伝子の力を前面に押し出したがる。」(34頁) 「人の運命を形成するのはむしろ、その人独自の環境とでも言うべきものだ。ほかの誰とも違う、きょうだいとすら共有していない環境。自らの力で探し出してくる環境、自分のために築き上げる環境だ。たとえば、何か面白いこと、心を奪われることが見つかると、それによって人生の方向が決まったりする。・・・ 人は皆、自分の遺伝子を刺激し開花させてくれる出来事や活動に引き寄せられる。・・・ 人をかたちづくる主な要因は、誰とも共有することのない経験だ。一見しただけではわからなくとも、長い目で見ればちゃんと意味があり、そうした経験を重ねることで、人は少しずつ人生の先へ、先へと進んでいく。」(35頁) 「人の性格はおもに、遺伝的な要素がその人独自の環境と影響し合うことによってかたちづくられる。」(36頁) 「槍が体に突き刺さってて、負けてるみたいに見えるけど、それでもいつかは体を起こして、火を噴いて敵を倒すにちがいない、って。そう考えてた。それで耐えられた」(153頁) 「「暴落してるのは株価だけじゃないな」「どういう意味?」エリカが尋ねる。「真実の価値も暴落してる」とミカエルは言った。」(282頁) 本作の作者であるダヴィド・ラーゲルクランツだが、「第六部までしか書かない」(上巻299頁)とのことである。2019年(翻訳は2020年か?)が今から待ち遠しい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズを引きついだ前作にはちょっと違和感を感じたが、今回は出だしのシチュエーションから引き込まれた。ただリスベットの活躍(アクション、ハッカー)をもう少し詳しく描写してもらいたいと思うのは欲張りすぎか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作と同様に伏線が回収されつつあるのは良いが、ちょっと無理があるような気もする。ただやはり主人公も含めた周りの登場人物の活躍には胸がすく思いで、上下巻とも一気読みしてしまった。映画化されるのは嬉しいが、できれば発刊の順序でしてもらわなければ辻褄合わないのでは? | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!