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たゆたえども沈まず
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たゆたえども沈まずの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全188件 161~180 9/10ページ
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読み出してすぐに『月と六ペンス』を思い出した。といっても内容はすっかり忘れてたけど。何だか芸術家は本人だけでなく周りも大変なんだな…とつくづく。ゴッホが苦悩の人なのは何となく聞いてたけどこういう物語がつくと絵の見え方も変わってくる気がする。 フィンセントとテオの繊細な兄弟愛に加え重吉とテオの友情など色々な要素がある中でも、林忠正という稀有な日本人の話として読んでも面白い。この小説で初めて知ったけどこの人の実在の方なんですね。多分展示会とかでも説明があっただろうに全然気づいてなかった…この人だけでも一つの物語ができそう。 また、小説を通じて知識や世界が広がるのも本を読む楽しみの一つだけど、この本はそういった愉しみをも与えてくれる。 印象派の台頭とポスト印象派の萌芽、当時のパリの華やかさ、近年よく展示会も行われてる印象派へ影響を与えた浮世絵の世界、などなど。 改めて『月と六ペンス』読んでみようかな? | ||||
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さすが原田マハさんだけあって、面白いストーリーですがそれだけにとどまらず、軽くですが19世紀パリの美術界そのものや「印象派について」「当時の風景画を描くということについて」「ゴッホの人生の系譜について」学べますし、当時の日本美術(浮世絵など)の海外からの高い評価が窺え、実際の絵画に大きく影響をあたえている様子が分かるなど今後美術を鑑賞する上での基礎知識も得ることが出来ます。 その得た知識でゴッホ展や印象派展に行ってみても当時の状況や人間関係が分かった上での鑑賞になったので、ただ単にストーリーを楽しむに終わらずよかったです。 ストーリー中では、実際の絵画や浮世絵などが出てくるのでネット検索をしながら読みました。場面や時系列がちょこちょこ飛ぶので、時間を開けずに一気に読む方がいいです(笑) 原田マハさんは人間関係の書き方が優しいです。愚かなまでにどうしようもないゴッホにしろ、愚かなまでにゴッホを支えすぎる弟にしろ憎めない。そんなに暗く読む感じでも難しくもなくサラッと読みやすいかと思います。 そしてこのタイトルの意味は割りと早い段階でわかりますが、表紙をなぜこの絵にしたかは、読んでからのお楽しみです。 | ||||
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ジャポネスクという風潮が生まれた同時期に1人の日本人画商とオランダ人兄弟がパリで過ごしていたという事実。 史実として彼らがどのように絡み合ったかの詳細はわからないけども・・・・・、しかしこれだけで想像を駆り立てる。 一部の事実に創作を加えて書き上げられた小説。 しかし一個の人間としてあの時代を生きた「創造主」フィンセントの心が痛々しいほどに伝わってくる。 重吉のみは架空の人物だが日本人画商は触媒として上手く描かれている。 ここ数年の原田マハさん作品の中で筆頭の読み物。 「たゆたえども沈まず」・・・セーヌ川の洪水から生き抜いてきた都パリを形容する言葉。 私はなぜか極東の海に揺れながら浮かぶ我が祖国の列島を連想する。 そこに生まれた描き手たちの浮世絵が海を渡った物語でもあった。 | ||||
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数々の文献を参考にしたフィクションですが、林忠正とゴッホ兄弟が本当に出会っていたなら、こんな風に会話を交わしていたのかもしれないな、と楽しみながら読み進めました。 手に取る様に感情や情景が伝わるマハさんの作風は素晴らしいの一言です。 ラストに近づくにつれ、涙が止まりませんでした。 ゴッホの作品に触れる時、是非彼の、彼らの生涯を知って欲しいという思いです。 また、自分が信じる”価値”が世間に認められず理解されず苦境の中にいる方は、本著から何か感じるものがあるのではないでしょうか。 | ||||
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まるで風景画の中に動物たちが隠れる”隠し絵”の如く、文の中に散りばめられたゴッホの作品たちに気付くと、この作品はさらに楽しめるだろう。 | ||||
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書店で購入しました。 これほど泣いた作品は久々でした。 とても読みやすく、分厚いのに短く感じるほどこの物語に引き込まれました。 ゴッホ兄弟の苦悩や、主人公のひとりでもある日本人画商ら一人一人がとても魅力的です。 今ちょうどゴッホ展がやっているので、そちらを見てから読んでも良いと思います。 これを読んだら見に行きたくなります。 | ||||
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フィンセント・ファン・ゴッホ、その弟で画商のテオ、パリに日本美術を売り込んだ林忠正と加納重吉の4人を描いたアート小説。 浮世絵といった日本美術がパリに、そしてゴッホに多大なる影響を与えたストーリーに、作中の林忠正や重吉と同じく、日本人として誇らしい気持ちにさせてくれました。 また、個人的にはゴッホといえば糸杉が描かれた絵に惹かれていたのですが、ニューヨーク近代美術館の「星月夜」等に描かれている糸杉に纏わるストーリーに大変感動させられました。 | ||||
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というフィクションですが、140ページくらいから楽しめました。 重吉と忠政の関係には興味ないので飛ばしました。そういう本の読み方もあるのです。笑 テオの死因は梅毒説が有力だが、ゴッホは自殺なら拳銃をどこから入手したのかが問題だった。 それをこの本はフィクションで解決した形になってます。 フランスやパリの地図を見ながら、楽しく読みました。 グーグルマップは有り難いです。みなさんにもオススメいたします。 | ||||
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ゴッホを好きになったのは昔ゴッホ展に行って、その後ゴッホについての本を読んだことがきっかけだったと思います。弟のテオから一生仕送りをしてもらって、生きている間には評価されずどんな気持ちだったのかと切なくなったのを覚えています。この本はゴッホとテオだけでなく、日本人の美術商林忠正と加納重吉が登場します。明治時代、無類のフランス好きだった二人はパリに引き付けられるようにして渡仏します。ゴッホはオランダ人で日本の浮世絵に影響されたことは有名です。登場人物がヨーロッパ人だけでなく日本人二人が加わっているというのにも親近感が湧き興味を持ちました。益々ゴッホに惹かれ、物語の中に引き込まれました。ゴッホとテオの兄弟愛、テオとシゲ(重吉)の友情、忠正とシゲの子弟愛(実際には経営者と専務の関係)、ゴッホと忠正の関係、テオと優しく賢明な奥さんヨーとの夫婦愛。どの人間関係にも惹きつけられます。この作品の題名「たゆたえども沈まず」は「セーヌ川がどんなに荒れてもたゆたっていれば沈むことはない」とゴッホに言った林忠正の言葉です。もともとゴッホも知っていた言葉で、パリの紋章にはラテン語で”Fluctuat nec mergitur“と書いてあるそうです。これは揺れても沈没はしないと言う意味だそうです。このお話はある程度は史実に基づいて書かれていますが、あくまでも小説で原田マハさんの手腕が光っています。装丁がゴッホの「星月夜」。京都国立近代美術館で開かれている「ゴッホ展」でゴッホ(Vincent van Gogh)の絵を鑑賞したいと思います。友達を誘わないで一人で。涙しているところを見られないように。 | ||||
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フィンセントの画集を開く。 ”ジャガイモを食べる人々” 暗い部屋、 テーブルに座る人々から土のにおいがする。 「第三の新しい窓になる」とテオは思った。 ”花魁” 鮮やかな色彩、竹林に睡蓮の背景が大胆だ。 「英泉はあの二人のもとにあって、生かされたな」 と忠正が言う。 そして”星月夜” 描いてきた絵が、光の洪水をたどって完成した。 一人立つ糸杉は、フィンセントー 「いつか訪れる朝を待っている孤高の画家」 彼の誕生は早すぎた。 ゆえに、彼は孤独だった。 もう一人のフィンセントが、此処にいる。 | ||||
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☆4、5 誰も知らない、ゴッホの真実。 天才画家フィンセント・ファン・ゴッホと、商才溢れる日本人画商・林忠正。 二人の出会いが、〈世界を変える一枚〉を生んだ。 1886年、栄華を極めたパリの美術界に、流暢なフランス語で浮世絵を売りさばく一人の日本人がいた。 彼の名は林忠正。 その頃、売れない画家のフィンセント・ファン・ゴッホは、放浪の末、パリにいる画商の弟・テオの家に転がり込んでいた。 兄の才能を信じ献身的に支え続けるテオ。そんな二人の前に忠正が現れ、大きく運命が動き出すーー。 以上、そんな内容の、ゴッホの半生と芸術家の生き様を描いた作品! まずは実際に日本画大好きだったゴッホと、当時パリに実在した日本人画商をフィクションとして結び付けた点が素晴らしく、 ゴッホの弟と、林忠正の後輩=主人公の友情によって、 読者はゴッホを身近に感じつつ日本画の素晴らしさを誇らしく思えるように感じる手法が巧みでした! また、様々な苦悩の中で作品を産み出す『創作の産みの苦しみ』がリアルに描かれており、 僕自身も昔、素人ながらに詞や小説を書いた時や、敬愛する芸術的な音楽家のドキュメント本やインタビュー雑誌から感じた『産みの苦しみ』に通じる部分を身近に思い、 丁度、そういった『苦悩の産みの苦しみ』を経て過去最高の名盤と化した大好きな音楽のニューアルバムを聴きながら今作品を読んでいたので、芸術の真髄を堪能しながら作品を深く楽しめました! こういう『産みの苦しみ』があるからこそ、あらゆる芸術作品はより輝きを増し、人々の魂を魅了していきます。 そんな過程を感じて、より芸術を堪能したい時にオススメな名作であり、 去年読んだ『かがみの弧城』『AX』に続いて、ようやく本屋大賞ノミネートに相応しい素晴らしい作品を読む事が出来ました(^-^*)/ | ||||
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ゴッホ関連の本の中では最高に読みやすいです。 そして感動します。 | ||||
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ゴッホの絵、浮世絵それらの作品を通して、登場人物たちの感情が自然と流れ込んでくる。その感覚がとても心地よく、時に切なく、この本の世界にずっと浸っていたいと思いながら読んでいました。 ゴッホの作品と日本美術の関係、ゴッホ兄弟の人生。知っているつもりでしたし、ゴッホの人生は自分にはあまりにも過激で悲しく、物語として読んだ時、途中で嫌気がさしてしまうんじゃないかと思いながらも、原田マハさんの美術題材の小説が大好きでとりあえず読んでみようと手に取りました。 フィンセントがどのように日本美術と出会い、感銘を受けたか。名作「星月夜」がどのように誕生したか。フィンセントとテオが絵を通して語り合い、響きあい、どんな人生を歩んだか。そのゴッホ兄弟を見守り続けた日本人画商の忠正と重吉の思い。ゴッホの名作を通して知る、登場人物たちの思い、全てがかけがえなく愛おしいものでした。 なんでこんな風に画家1人1人の人生を本当に見てきたかのように、生き生きと描けるのか。いつも驚かされます。 いつかこの本をもって、本物の「星月夜」を見に行きたいです。 | ||||
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ゴッホ兄弟の繊細な人生と、それをサポートする日本人画商の関係性が非常に濃く惹きつけられます。 勿論フィクションではあるのですが、参考文献も多彩でかなり史実に近い内容ではないのかなというところも魅力的です。 ゴッホの最後の葛藤と兄弟愛には涙です。 そしてそれを静かに受け止め、残った家族をサポートしていく日本人画商の強い思いにも感動します。 | ||||
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日本人の画商である林忠正と加納重吉、そして画商のテオドルス・ファン・ファン・ゴッホと画家のフィンセント・ファン・ゴッホのお話。 実在した人物たち、同じ時代パリに居合わせた日本人とオランダ人。しかし林忠正とゴッホがお互い巡り合っていたかは文献でも定かではない。 その辺りをフィクションで四人が巡り合って、それぞれの思いや奮闘や葛藤などを筆力した著者の原田ハマさんは逸材だと思いました。 人物像や物語の素晴らしさは勿論、終巻の参考文献の多さから、原田ハマさんの努力が伺えて私の中でお気に入りの愛読書になりました。 | ||||
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東京都美術館での展示、 テレビでの、現地を訪れてのいくつかの紹介、 古い映画ではあるが、’炎の人 ゴッホ’ と、ゴッホについては、ある意味情報があふれている。 展覧会があるこの時期に合わせての紹介が、また興味をかきたてられる。 ただ、絵を見て、これが好き、という見方もある。 絶対的にそのような見方しかできない。 でも、いろいろな情報を知って鑑賞すると、また違ったかんどうも得られるのは本当だ。 なかでも、この本を読み、 いままでなんとなく知っているような気がしていたゴッホ兄弟のことが、 とても身近に感じられた。 ゴッホをめぐる人々、特に弟テオ、その価値を早くからわかって彼なりのやり方で応援していた林忠正、 その部下で、テオの友人であり続けた加納重吉、それらの側からゴッホが語られる。 日本とのつながりも興味深い。 ゴッホが思い描いた日本は、私たちの知る日本とはかけはなれていたかもしれない。 でも、アルルでゴッホの日本を感じることでうまれた作品が多いのだと知った。 苦悩の人であったゴッホ。 わたしが、一番好きなのは、 テオに子供が生まれたときに描かれた アーモンドの花。 描く側も、見る者も、心おだやかに静かに満たされる感じがする。 有名な絵ではないので、知らずにいた。 それを知れただけでも嬉しい。 もう一度、美術館を訪れて、鑑賞したい | ||||
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だから、浮世絵は縦がほとんどだし、「読み終わった瓦版同様たいして価値のないもの。」であったはずなのに、異国での評価がまったく違った。「フランス語とは、まるで言語の芸術のごとし。」といわれる地では現地の画家たちが驚愕を持って模写するし、中興ブルジョワが競って買うほどのほどの歓迎ぶりだった。 アカデミー派と呼ばれる権威主義の画壇から認められないかった印象派たちは、当初はまったく売れない画家だったが、国民の意識も微妙に変化し「新しい時代に向かって開放された窓」を求めていた時代に幸福にも接点をもてたゴッホと日本人画商とのほんとうに幸せな物語。もちろん、結末としては不幸な展開を迎えてしまうのだが、彼が残した遺産の大きさは人類全体にとっての幸福となった。 失礼ながらちょっと低迷期かと思われた作者が、やはり大得意のフィールドで見事にいい小説を書いてくださった。たぶん「展覧会スケジュール逆算」で作品を書いてくださるので、次作はフェルメールか?はたまた日本画つながりで伊藤若冲?大期待です。 | ||||
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明治初期、欧米のジャポニズム人気に便乗し、花の都パリで浮世絵を初めとする日本の美術品を売りまくった日本人2人。彼らの日常生活や当時の社交界との交流を通して、フランス印象派画壇に大きな影響を与えたジャポニズムの背景が語られる。特に悲劇の画家ゴッホと彼のパトロンである弟テオ、対する二人の日本人画商との運命的交流を縦糸に、歴史的名画の誕生にいたる、ゴッホの苦しみとテオの悲劇が丹念に展開されていく。ぐいぐい読者を引き込んでいく、作者の力量、ゴッホに感情移入していく凄まじさに圧倒された。 | ||||
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兄のフィンセントと弟のテオの兄弟愛が痛いほど、悲しいほどに伝わってきます。 これは、一人の画家の才能を信じ、支え続けた弟・テオの物語でもある。 ゴッホの事を詳しく知らない人でも、絵画に深い造詣が無くても、物語として、十分に楽しめる小説です。 もちろん、有名な絵の数々やタンギー爺さんが登場するあたりは、ゴッホファンには感涙ものだと思います。 そして読み終わった時、きっと、ゴッホの絵の数々を鑑賞したいと思うはずです。 | ||||
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「ゴッホの映画を観てから展覧会に行くといいわよ」と、友人から勧められて、小春日和の11月末、映画『ゴッホ最後の手紙』を観て、翌日『ゴッホ展―巡りゆく日本の夢』を観た。そして、迷わず原田マハの『たゆたえども沈まず』を読み始め、一気に読んでしまった」。 二つの魂と魂の響き合い―とでも言ったらいいか。 まずフィンセントとテオのゴッホ兄弟。 林忠正と加納重吉(後者は架空の人物)という日本人美術商。 このカルテットに、テオとその妻ヨーというもう一組の「二つの魂」が入ってクインテットになる。 その魂と魂の響き合いの協和音と不協和音が連なって、物語はゴッホの悲しい最期へと向かっていく。そしてフィンセントの最期が、テオの最期に繋がり、同時に残された者たちの新しい道を紡ぎ出す。 この過程が、原田氏によってあますところなく丁寧に書かれていた。 もちろん彼女は、フランスにおける日本美術、特に浮世絵の受容もよく書き込んでいるのだが、私にとってはそんなことより魂と魂の葛藤の方がずっと興味深かった。 それにしても、ゴッホの絵とは、内面が繊細であるがゆえに、行き場を失った激しいエネルギーが大胆な絵となってたちあらわれてきたものだろうか。 「フィンセントの描く絵は、激しい感情に彩られている。絵具が叫び、涙し、歌っている。あんなふうに絵具そのものに情緒が込められている絵が、いままでにあっただろうか」。 だから、私は今までゴッホをあまり好きになれなかったのだ。ベートーヴェンをすごいと思いながら好きになれないのと同じ。あまりに赤裸々で、目をそむけ、耳を塞ぎたくなってしまう。 ぜひ、ゴッホ好きの人にもゴッホ嫌いの人にも読んでいただきたい一冊です。 | ||||
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