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たゆたえども沈まず
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たゆたえども沈まずの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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博士ちゃんで面白いと言っていたので買いましたが、内容が薄い。実在する人と架空の人をごちゃまぜにして、結局何が言いたかったのだろうと疑問だらけの残念な一冊でした。即BOOKOFF行きでした。 | ||||
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新品を頼んでるのに最悪な品が届いた。 本好きとしては許せない | ||||
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箱から開けたら本に折り目がついていました。 | ||||
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なんという薄さだ。よく知られたエピソードを薄い想像力で接続して、それを小説だというあさましい売文業だ。小説の威力を馬鹿にしている。文体も甘い。 それに、開高健の一行を水増しして小説にしたんだな、と透けて見える。 | ||||
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作者もいろいろ研究して書かれたとは思いますが、ゴッホとテオ、日本の画商との交流など読んで違和感があり、フィクションでイメージを創らないでほしいと思いました。 テレビの「博士ちゃん」で面白かったと言っていたので即買いましたが、文章もよくなくてがっかりでした。 | ||||
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良く見なかったのも悪いですが825円を1580円はどうなの?と思いました。 | ||||
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カバーは擦れて薄くなってるところがあり、変なシミ?のようなものが付着して全体的に不潔でした。自分で拭きました。 中古で買う時はいつも非常に良い状態を選びますが、今回はハズレでした。 | ||||
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作者は、ゴッホや林忠正氏に好意を寄せ、 同時期にパリで暮らしていた二人が 出会っていたかもしれない、 そうしてこのような邂逅があったとしたら、 という思いでこの作品を描いたのだろう。 また、一部に、貴重な日本美術を海外に流出させ 国賊扱いされた林忠正氏の名誉を回復するとともに、 日本美術を世界に紹介し広めたという功績に 改めて敬意を表したかったのかもしれない。 ただ、それが成功したかと云えば少々微妙だ。 残念ながら、ゴッホと林氏が交流をしたとされる 文献や資料は現在まで発見されていないようである。 それだけを以てこの物語を否定することは できないが、ただゴッホに関しては直筆の手紙など 文献が多く残されており、 そこに描かれている以上の物語を形成するなら もう少し慎重さが必要なのではないか。 この物語のように、林氏がゴッホ兄弟に大きな 影響を与えたとするならば、現存するゴッホ兄弟 の手紙に林氏に関するなんらかの記述がなければ、 不自然であるし奇妙だ。 現存する手紙の内容に左右されないと云うのなら、 林氏がこの物語の中で、ゴッホに金銭的援助を 一切行なわないのも不満というか疑念が残る。 日本の代わりにアルルに行く件も違った意味で衝撃的だ。 アルルでの出来事がゴッホ兄弟の運命を 大きく左右したのだから、林氏がこの物語で そういった示唆を与えたとするならば、後の場面で もう少し彼自身打撃を受けるか悔恨の念を抱く シーンがないのは不可解だ。 さらに、せっかく加納氏がゴッホの遺作を形見分け で頂戴したのに、それを林氏が日本ではまだ売り物に ならないからと、ヨーに返すシーンは唖然とする以外 言葉にならない。 あれだけゴッホの描いた最高の絵画を手に入れたい と云っていたのに、言行不一致も甚だしい上、 商魂たくましい以外に言葉もない。 小説を読んで「史実、史実」とかまびすしく 云うつもりはないが、フィクションとするにも 限度があるのではないか。 正直この作品は、同人誌レベルのクローズドされ 限られた読者が楽しむ分には問題ないが、 これが仮に、オランダ語やフランス語訳され ヨーロッパなどで販売などされたら、 どのような評価を受けるか。 「おろかな日本人」という評価をいただかないまでも 激怒するゴッホファンもいるのではないか。 別にそのような輩に忖度の必要はないかもしれないが、 ネットのお陰で世界が身近になったこの社会では もう少し慎重に作品を描いて欲しかったし、 堂々と世界に発信できる作品にして欲しかった。 | ||||
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印象派が嫌いな訳ではありません。印象派は素晴らしい、アカデミズム絵画は退屈でつまらないと決めつける人が嫌いです。つまりこの本の著者のことです。 | ||||
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Kindleストアで『美しい星 三島由紀夫』を検索したらこれが出てきて、よく見ずにクリックしてしまった。最初の数行で面白くなさそうなので、速攻でライブラリから削除。なんなんだこれ。 | ||||
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誰もが知っているゴッホと弟テオ。そこに重吉という架空の日本人を絡めてのフィクション。 書き手によってはこの構想でいかようにでも腕を振るえるところだが、 とにかく陳腐な言い回しに終始し、登場人物の心理描写は皆無でまったく感情移入できず。結局誰が主人公の話なのか。まるでラノベ? アイドルが時代劇を演じているような「すべてが現代風」で当時の時代に入り込めない。 一度でも現地を訪れたことがあると、いや、こんな感じじゃない、という違和感しか感じない。 冒頭のテオの息子と日本からの研究者が鍵になるのかと思いきや、以降全く登場せず。いったい筆者は書いた後に読み返してみたのだろうか。もう少し丁寧に積み上げていってほしい。 | ||||
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当時は無名の画家だったゴッホと彼の弟である画商テオ。一方、同じく画商である林忠正と部下の加納重吉。 この4人の心の交流と当時浮世絵にインスパイアされて登場した印象派を巡る物語。舞台はパリだ。 構想としてはとても面白いが、同じような表現が何回も何回も繰り返されて、物語がなかなか進まずにフラストレーションがマックスになった…。 とにかく歯切れやテンポが悪すぎる。 400ページ以上の作品だが半分の頁数で十分の作品だと思う。 | ||||
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この兄弟愛は映画にもなっているし、ザッキンの彫刻のモチーフとしても有名。ザッキンの彫刻は確かに胸を打つような。 筆者は美術に造詣が深い方らしいので、新たな発見を期待して読みましたが、そういうのはなかった。 評価が高いのは何故だろう?架空の日本人キャラクターの必要性ある?小説としても構成が上手くないと思うけど?ゴッホ物なら何でもいいファンや予備知識がない人に人気なの? ゴッホが生涯描きたかったのはパリで星月夜の絵はセーヌ河の翻案て本当?私にはそう思えないけど根拠はあるのか? 私の方が不見識だという可能性もありますが、とにかく私は話に入り込めませんでした。 この兄弟を書きたかったのは分かる。もう少し頑張って欲しかった。 | ||||
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金に糸目がなく、容赦のない林にぞっこんな主人公 弟の金で生活しているのに、文句ばかり言うゴッホにぞっこんなテオドロス。 まるでダメ男に振り回される彼女あるいは彼氏を描いているようにしか思えなかった。 | ||||
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原田マハさんの作品を読むのは本当に久しぶりだったのですが、前の作品の印象がとても良かったので、ワクワクして読みました。 まず、4人程しかいない人物のキャラクター描写が頭に入ってきませんでした。また、訥々と進む話に長編小説らしい物語性や緩急もなく、そのまま訥々と終わってしまいました。 この小説が、ゴッホの本当の自伝的な情報の正確さがあり、それを小説っぽくして伝える、というのが書いた目的ならそれはそれで一つの作品の相方かなと思いますが、全面空想で、このストーリーだとしたら、本当に時間とお金の無駄でした。 ミステリー的なハッキリと濃淡のついたストーリー性を好む私には、読了後、???でした。 | ||||
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『ジヴェルニーの食卓』で原田マハさんにハマり、『楽園のカンヴァス』、『暗幕のゲルニカ』を楽しませて頂いた後だったので期待が大き過ぎたのかもしれません。 ハラハラドキドキもなければ、感動で涙があふれるところもなく…。 実在する人物であるゴッホが著名過ぎて、架空の人物である主人公の魅力が際立たないまま終わってしまった感がありました。 | ||||
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なんて安っぽく陳腐なストーリーの三文小説なのだろう。そう思わずにはいられなかった。 この小説は、明治時代に異国で奮闘する日本人と不遇の天才画家、そしてそれを取り巻く人達との交流を描く物語だ。(注 あくまでもフィクションであり全て作者の作り話) 出会いで始まり別れで終わる、繰り返されるよくある話。 異国で奮闘する日本人は、地方出身で勉学に励み帝大を経た当時のエリート(の卵)。欧州で差別にあいながらも、圧倒的な努力と持ち前のセンスで活躍し、その存在を周囲に認めさせる。 不遇の画家は、天才であるがゆえに孤独で、純真であるがゆえに心を病み、世に認められることなく不幸にも夭逝してゆく。 このように、舞台設定も登場人物の設定も、その全てが使い古されたありたりなステレオタイプなのだ。良く言えばクラシカルな王道だが、悪く言えば大いなるマンネリ。もうこのようなワンパターンには飽きてしまった。 結末も完全にお約束通り、親しい人との死別で終わる。 なぜこのようにありきたりなお話が評価されるのか?これほどの重厚な、ある読者によっては爽やかで、またある読者によっては感動的な、読了感を得るのだろうか? それは簡単な理由だ。 徹頭徹尾、架空の人物しか登場しない小説であれば、これほど評価されることはあるまい。詰まるところ、この小説に重厚感を与えているのは、ゴッホという実在の人物の姿なのだ。決して、作者の力量ではない。 ゴッホの命を燃やした壮絶な生き様を、読者は事前に知っているからこそ、読者は感情移入をし、感慨深く読みすすめることができるのである。ゴッホが本当に天才で、本当に孤独で、本当に不遇であったことを知っているからこそ、ノンフィクションとして読者は涙するのである。 つまり、ゴッホの威を借りただけである。決して、ストーリーの旨さでも、文体の巧妙さや軽快さではない。 これがノンフィクション小説なら評価できるが、基本的に全てフィクションである。フィクションの虚構の世界のエンターテイメントである。 エンターテイメントとしてはなんの創意工夫もないので、星一つ。 なお、これを実話と勘違いしている人が多くいることに注意されたい。あくまでも水戸黄門と同じレベルの作り話である。そもそも重吉なる人物は実在しないし、日本人とゴッホの交流の記録もない。 | ||||
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途中までは面白かった。がしかし、やっぱりフィクションの度合いが物語の構造上強くなればなるほど、ラストのクライマックスの演出が白けてしまった感がある。簡単に言うと作者が感情的になり筆がリアリティを失ってしまうような感じ。 なんというか、ゴッホやテオに近しい人物、ゴッホが憧れていた日本人としての設定だと、目線が理想的過ぎて、ちょっとくさい感じになってしまうのではないか。 物語なのだからリアリティを追及しているのではないのはわかるが、あまりにロマンチックに筆が進むと、虚と実のバランスの悪さを意識してしまう。残念。 | ||||
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面白くなかった点 ・実在するゴッホと林忠正を絡ますのは無理がある。 ・話の流れが悪すぎる。 ・主人公が存在しない。 ・ゴッホの苦悩が表現しきれていない。 ・急に話が変わる。 ・全体的に淡泊で読んでいて飽きて来る。 何の景色もない平坦な道を、長々と歩いて行く感じの小説でした。 | ||||
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「楽園のカンヴァス」以降、史実をもとにした、虚実入り混じった独自の世界がすてきだった。 でも今回は……。画商・林を“すくう”ことがテーマだったかもしれない。だが。 もう一方の主役であるファン・ゴッホ兄弟についてはあまりにも有名だ。テオとフィンセントの知られすぎた物語に、無理やり林忠正という男をくっつけた……ような印象。 テオが兄を支えたこと、フィンセント・ファン・ゴッホが、浮世絵のとりことなり、アルルに自分の「日本」を見出したこと……。そんな知られすぎた話以上の何かがなく、なんだか肩透かしをくらった気分でした。。 | ||||
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