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たゆたえども沈まず



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【この小説が収録されている参考書籍】
たゆたえども沈まず

たゆたえども沈まずの評価: 4.16/5点 レビュー 188件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.16pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全188件 81~100 5/10ページ
No.108:
(5pt)

ゴッホの筆遣いのような生々しさとダイナミズム

オリジナルのキャラクターを加えて描かれたフィクションではありますが、ゴッホ兄弟の生き方がゴッホの筆遣いのように生々しく切り取られていて、心を揺さぶられました。
19世紀後半のパリの時代背景が分かりやすく描かれ、その時代にタイムスリップしたような気になります。
その時代の中で、ゴッホ兄弟が生きづらさを感じながらも格闘して、新しいアートを生み出していった軌跡をリアルに感じます。
そしてゴッホの絵を堪らなく観たくなりました。
林忠正とゴッホ兄弟の関係が描かれたことで、ゴッホと日本、パリと日本の関係をダイナミックに感じました。それがフィクションだと指摘するのは野暮な話で、ゴッホをそういうダイナミズムの中で描いた構想力は素晴らしいと思います。
たゆたえども沈まずAmazon書評・レビュー:たゆたえども沈まずより
4344031946
No.107:
(5pt)

堅牢

ゴッホの絵は好きか嫌いかと言ったら好き。表紙の絵も素敵。小説の内容も原田マハ先生の読みやすい文体。ゴッホのことがますます知りたくなるきっかけの1冊だった。因みに読み終えて1番残った単語が堅牢だった。
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4344031946
No.106:
(5pt)

アート好きな方には特におすすめ

読みながら、頭の中に色彩が溢れて素晴らしい読書体験でした。また、フィクションではあるけど、絵画が生まれた背景を垣間見れたようで興奮しっぱなしでした。
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No.105:
(4pt)

ゴッホの人生

この本きっかけで今までまったく眼中になかった美術に興味を持ちました。
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4344031946
No.104:
(4pt)

ゴッホについて知る

自宅のトイレにひまわりの絵のポストカードが貼ってある。面白く読めた。舞台がパリだからか、やや文章がキザな感じがした。でも、やっぱり悲しい物語。ゴッホ兄弟の気持ちを想像すると悲しすぎる。周りの人間の無力感も辛かった。
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4344031946
No.103:
(5pt)

ゴッホ兄弟と旅に出ませんか。

「ゴッホの作品が無性に見に行きたい」
それが読み終えて、まず思ったことだ。

物語は「ひまわり」等で知られるフィンセントファンゴッホとその弟テオ、そして、パリでテオと同じく画商をする日本人、林と重吉に焦点をあて、ゴッホの生涯を描く。

美術にはあまり興味がない私でも理解できる内容であり、途中途中に出てくる作品はスマホで検索しながらイメージを膨らませた。

ゴッホ兄弟の怒涛の人生をパリ在住の日本人画商、林・重吉に自らを重ねて読み進めたこともあり、あっという間に読み終えてしまった。

読了感がとても良く、ゴッホの作品を見てみたいと思うと同時に近代美術に対する興味が湧いてくる作品だった。

2021年最初の一冊だったが大満足の内容で、何を読むか悩んでいるあなたにぜひおすすめしたい。
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4344031946
No.102:
(5pt)

豊かな感性をが表現される世界に引き込まれます‼️

原田マハさんの小説、引き込まれて読み続けています。画家が作品を産み出すエネルギー、周りの人達の人間模様が巧みな
ことばの綴れ織りで表現されています。楽しくなります。
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No.101:
(3pt)

ストレスフルな構成

当時の人間の視点での浮世絵や印象派の絵画鑑賞を追体験できたのがよかったです。
美術に明るくない身として、小説から美術史のとっかかりを得られたのもうれしいです。

ただ、予想外に読みづらい文章でいまいち情緒的に没頭できなかったのが残念でした。
各章タイトルは時間と場所になっていますが、章内で時も場所もころころ変わります。
エピソードが細切れで話にまとまりがなく、もうちょっと踏み込んだところを読みたい、という手前で場面転換が繰り返されるためストレスがありました。
ことの顛末が語られず、次章でキャラの回想によって何が起こったか判明する、という手法はありますが、多用しすぎて話の流れを妨げているように思えます。そのため人物の内面描写の積み重ねも浅く、自然に感情移入できません。キャラが内面を吐露する大事なセリフが唐突かつ安っぽく感じられてしまうのも、行間を読む隙のない脚本のト書きのように説明的な文体だからでしょう。

史実とフィクションを何とかつなぎ合わせようとした結果こうなってしまったのでしょうか。
この方の扱う題材は興味あるものなので他の著作も読んでみるつもりですが、似たり寄ったりでないことを願います。
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No.100:
(1pt)

ゴッホの威を借りた作り話

なんて安っぽく陳腐なストーリーの三文小説なのだろう。そう思わずにはいられなかった。

この小説は、明治時代に異国で奮闘する日本人と不遇の天才画家、そしてそれを取り巻く人達との交流を描く物語だ。(注 あくまでもフィクションであり全て作者の作り話)
出会いで始まり別れで終わる、繰り返されるよくある話。

異国で奮闘する日本人は、地方出身で勉学に励み帝大を経た当時のエリート(の卵)。欧州で差別にあいながらも、圧倒的な努力と持ち前のセンスで活躍し、その存在を周囲に認めさせる。
 不遇の画家は、天才であるがゆえに孤独で、純真であるがゆえに心を病み、世に認められることなく不幸にも夭逝してゆく。

このように、舞台設定も登場人物の設定も、その全てが使い古されたありたりなステレオタイプなのだ。良く言えばクラシカルな王道だが、悪く言えば大いなるマンネリ。もうこのようなワンパターンには飽きてしまった。

結末も完全にお約束通り、親しい人との死別で終わる。

なぜこのようにありきたりなお話が評価されるのか?これほどの重厚な、ある読者によっては爽やかで、またある読者によっては感動的な、読了感を得るのだろうか?
それは簡単な理由だ。

徹頭徹尾、架空の人物しか登場しない小説であれば、これほど評価されることはあるまい。詰まるところ、この小説に重厚感を与えているのは、ゴッホという実在の人物の姿なのだ。決して、作者の力量ではない。

ゴッホの命を燃やした壮絶な生き様を、読者は事前に知っているからこそ、読者は感情移入をし、感慨深く読みすすめることができるのである。ゴッホが本当に天才で、本当に孤独で、本当に不遇であったことを知っているからこそ、ノンフィクションとして読者は涙するのである。

つまり、ゴッホの威を借りただけである。決して、ストーリーの旨さでも、文体の巧妙さや軽快さではない。

これがノンフィクション小説なら評価できるが、基本的に全てフィクションである。フィクションの虚構の世界のエンターテイメントである。
エンターテイメントとしてはなんの創意工夫もないので、星一つ。

なお、これを実話と勘違いしている人が多くいることに注意されたい。あくまでも水戸黄門と同じレベルの作り話である。そもそも重吉なる人物は実在しないし、日本人とゴッホの交流の記録もない。
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4344031946
No.99:
(1pt)

感情が筆を追い越すと……。

途中までは面白かった。がしかし、やっぱりフィクションの度合いが物語の構造上強くなればなるほど、ラストのクライマックスの演出が白けてしまった感がある。簡単に言うと作者が感情的になり筆がリアリティを失ってしまうような感じ。

なんというか、ゴッホやテオに近しい人物、ゴッホが憧れていた日本人としての設定だと、目線が理想的過ぎて、ちょっとくさい感じになってしまうのではないか。

物語なのだからリアリティを追及しているのではないのはわかるが、あまりにロマンチックに筆が進むと、虚と実のバランスの悪さを意識してしまう。残念。
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No.98:
(5pt)

知らない世界へ

途中ですが、マハさんの作品は知らない世界をたくさん旅することができて大好きです!
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No.97:
(5pt)

ゴッホの伝記ではありません。架空の人物を絡めたフィクションですが、十分楽しめます。

タイトルや表紙から、ゴッホを主人公として絵描きの人生を追いかけた物語のように思ってしまうかもしれませんが、そうではありません。

この本で描かれているのは、兄であるゴッホに対する弟テオの心の葛藤と、同じころパリで日本画の画商として働いていた重吉とテオとの交流です。ただし、重吉は架空の人物ですので、ゴッホに関する一連の行動は事実としても、それ以外はほとんどが作者の創作ということになります。

とはいえ、物語としてはとてもよくできていますし、場面を細かく区切り、読者を飽きさせず先を読ませる力はたいしたものだと思います。本文中に出てくるゴッホの絵は実在するものばかりですので、画集を手元に置いて読むといっそう楽しむことができます。
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No.96:
(5pt)

目に浮かぶ

時代も国も登場人物も、今まで自分とはつながりがなかったが、一度読みだすと、目の前にわぁっと世界が広がり、まるで自分がその隣で生活しているような感覚になります。原田マハさんの本大好きです。
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No.95:
(5pt)

リアル

ゴッホの人生がこんなに複雑困難で、孤独を生きたものだったとは知らなかった。フィクションとノンフィクションが混じり合ってるとはいえ、リアルにゴッホの生き様が表現されていて、今は愛される多くの作品からは想像もしていなかった人物像に仕上がっている。これが本当のゴッホなんだろう、と思わざるをえない。あれらの美しい絵が生まれることになった経緯を、是非これを読んで辿ってみていただいたい。
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No.94:
(4pt)

先見性ゆえの苦悩が伝わります

『たゆたえども沈まず』
 「たゆとう」は「漂う」という意味の雅語です。セーヌ川はこれまで幾度も水害に悩まさせてきた歴史があります。しかし、その度に再建が繰り返されてきました。パリ市民の挫けまいとする思いがこの小説のタイトルになっています。生前のゴッホの気持ちのようです。
 林忠正と弟子の加納重吉の二人が、日本の美術品を商い一旗揚げようとパリに乗り込む相談をするところから話が始まります。画家としてのゴッホは世間に認められず苦悩ばかりでした。
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No.93:
(5pt)

梱包状態も良く満足でした

原田マハさんの作品はどれも大好きで今回購入に至りましたが綺麗な状態で届き大変満足です。
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No.92:
(3pt)

小説として微妙

歴史上の人物に架空の人物を絡めて書いた小説ということを知らずに読み始めたが、途中で気になり調べた結果、そもそも主人公が架空の人物であることがわかり、微妙な気持ちになった。個人的には、事実を曲げない範囲で想像を加えた程度の創作を期待したいところ。
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No.91:
(5pt)

ゴッホの時代に、自分も居るかの様に❗️

一気読みしたくなる程、引き込まれて読みました。友達に回し、次々に回っている様です。
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No.90:
(3pt)

見返りを求め行為

パリの紋章との関わりが少し飛躍していたか?
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No.89:
(4pt)

商品コメントの通り、かつ配送が的確でした。

内容は期待通り。楽しく読むことが出来ました。
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