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たゆたえども沈まず
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たゆたえども沈まずの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全188件 61~80 4/10ページ
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畢生の大作と呼ばれるものを、完成させたい。 他の誰とも違う、自分だけの表現を形にしたい。 このために生きているという実感の中で生活したい。 3日と空けずに記録する。 | ||||
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フィクションと分かっていながらもゴッホの人生に寄り添うことができる素晴らしい作品でした。 | ||||
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アートフィクションと聞くと、安っぽく思われてしまうかもしれないが、これはあくまでも人にフォーカスした小説です。 ルソーしかり、ゴッホしかり、生前認められなかった画家もいうものは少なからずいると思います。 そんな画家たちが文字通り命をかけて作品を創る様が、その身近な人々を通じて描かれています。 終盤、自然と涙がこぼれました。たくさんの愛を感じる作品です。 読み終えたあとは、是非序章を読み直してほしいです。 | ||||
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日本の文化が持つ良さを世界に広めているような気がして 誇らしくもあり、新たな発見にもなり面白く読ませて頂きました! 作品としても面白かったです。 | ||||
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誰もが知っているゴッホと弟テオ。そこに重吉という架空の日本人を絡めてのフィクション。 書き手によってはこの構想でいかようにでも腕を振るえるところだが、 とにかく陳腐な言い回しに終始し、登場人物の心理描写は皆無でまったく感情移入できず。結局誰が主人公の話なのか。まるでラノベ? アイドルが時代劇を演じているような「すべてが現代風」で当時の時代に入り込めない。 一度でも現地を訪れたことがあると、いや、こんな感じじゃない、という違和感しか感じない。 冒頭のテオの息子と日本からの研究者が鍵になるのかと思いきや、以降全く登場せず。いったい筆者は書いた後に読み返してみたのだろうか。もう少し丁寧に積み上げていってほしい。 | ||||
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まるで自分が明治時代の頃のパリにいるかのような、主人公と一緒にパリにいるかのような気持ちで見ることができた。後半、読んでいる途中に、以前行ったゴッホ展が賑わっている様子を思い出し、テオとフィンセントの願いが叶ってよかったという気持ちになり涙が出てきました。 | ||||
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悪くはないけど、暗幕のゲルニカや楽園のキャンバスと比べると、ちょっと深みに欠けます。アメリカ人やヨーロッパ人や白人やら色んな人に囲まれて暮らしてる自分からすると、違和感あるようなエピソードもあり。作者の願望がかなり入ってます。でも、ゴッホへの愛は伝わってきました。 | ||||
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値段も買い求めやすい | ||||
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フィクション(ストーリー)としては他の辛口レビュアーの何人かの方と一緒で、可もなく不可も無くくらいが妥当と思います。 一方で、ゴッホの人生を辿るノンフィクションとしては(著者自身も述べている通り)加納重吉という架空の人物の設定をはじめ該当しないでしょう。 そういう背景から、本書の位置づけは、ゴッホ兄弟と林忠正の邂逅が生んだ人類史上の奇跡へのオマージュということになるのかと。 その意味で、私は本書と出会えたことに感謝しています。正直なところ、ゴッホは関心あれどどこか食わず嫌いで、世間が持ち上げるほど(オークションで史上最高値での取引があったなどのニュースとか)真価を理解したいとも思っていませんでした。いわんや、一歩踏み込んでその壮絶な画家人生や、活動の地を訪れるなど彼の作品が生まれた背景などを知る由も無かった。 実は、家族がパリ郊外のゴッホ終焉の地オワーズ川流域の大学に留学していたことがあり、一度その地を訪れたことがあったのですが、今となってはゴッホのことを知っていればもっとセンチメンタル・ジャーニーになったのではと後悔までしています。 本書の力は、当時を生きるゴッホ兄弟の視点で世界を感じられることでしょうか。着飾った文体や、蘊蓄過多で辟易とすることがなく、あくまでも主人公達の心情を慮った暖かい筆致に好感が持てました。 蛇足にちょっとだけ苦言を。 憧れのパリに渡り、粉骨砕身で日仏のカルチャーの橋渡しに奔走する林と加納の二人の生き生きとした描写は良いが、第三者に委ねるなどして、もう少しフランスのコミュニケーション文化の検証や監修をきっちりとさせた方がリアリティが上がったのではないでしょうか? アメリカではあるまいし、初対面はおろか、多少面識がありそれなりに親しかったとしても、ビジネスの現場でファーストネームで呼び合うことは決してありません。ましてやニックネームもご法度。プライベートで食事に呼ばれでもしない限り、会話の相手とは貴方・貴殿という代名詞(vous)を用い、呼びかけもムッシュゥ+「苗字」ということ以外は考えられません。よって最初からシゲ、テオとは呼び合いません。ここに関しては臥龍点睛を欠き残念でした。 | ||||
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アート小説はすごいですね。 芸術家の苦悩、精神の極限で作品を描いてもその時代では認められない苦しみ。 ひまわりが好きでゴッホさんの自画像を見ましたが、30歳代とは思えませんでした。 たゆたえども沈まずを読みながら訪れたことのない地に思いをはせてたくさん涙しました。 | ||||
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ゴッホの絵画が見たくなりました。 | ||||
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読み終わったあとにゴッホの絵(ポスタータイプ)を買って部屋に飾りました。 そんな風にしたくなるような良い作品でした。 | ||||
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浜田さんの小説は初めて読みました。絵画には殆ど興味がない私も(ゴッホ)のひまわりは知ってました。この小説はゴッホと弟のテオ、そして、二人を見守る日本人、林とシゲの物語です。精神を病みながら書き続けるゴッホ。その兄弟の人生は、マサに、たゆえども沈まずでした感動しました。みたいです‼️ひまわりの実物が。 | ||||
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満足しています | ||||
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ゴッホにこれほどまでに深く影響を与えた日本人がいた。 これが史実ならどんなに良かったか、と日本人が描く夢想である。 とはいえ、当時のパリで浮世絵が受け入れられていく様などは、面白く書かれていると思います。 | ||||
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当時は無名の画家だったゴッホと彼の弟である画商テオ。一方、同じく画商である林忠正と部下の加納重吉。 この4人の心の交流と当時浮世絵にインスパイアされて登場した印象派を巡る物語。舞台はパリだ。 構想としてはとても面白いが、同じような表現が何回も何回も繰り返されて、物語がなかなか進まずにフラストレーションがマックスになった…。 とにかく歯切れやテンポが悪すぎる。 400ページ以上の作品だが半分の頁数で十分の作品だと思う。 | ||||
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この兄弟愛は映画にもなっているし、ザッキンの彫刻のモチーフとしても有名。ザッキンの彫刻は確かに胸を打つような。 筆者は美術に造詣が深い方らしいので、新たな発見を期待して読みましたが、そういうのはなかった。 評価が高いのは何故だろう?架空の日本人キャラクターの必要性ある?小説としても構成が上手くないと思うけど?ゴッホ物なら何でもいいファンや予備知識がない人に人気なの? ゴッホが生涯描きたかったのはパリで星月夜の絵はセーヌ河の翻案て本当?私にはそう思えないけど根拠はあるのか? 私の方が不見識だという可能性もありますが、とにかく私は話に入り込めませんでした。 この兄弟を書きたかったのは分かる。もう少し頑張って欲しかった。 | ||||
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金に糸目がなく、容赦のない林にぞっこんな主人公 弟の金で生活しているのに、文句ばかり言うゴッホにぞっこんなテオドロス。 まるでダメ男に振り回される彼女あるいは彼氏を描いているようにしか思えなかった。 | ||||
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原田マハさんの作品を読むのは本当に久しぶりだったのですが、前の作品の印象がとても良かったので、ワクワクして読みました。 まず、4人程しかいない人物のキャラクター描写が頭に入ってきませんでした。また、訥々と進む話に長編小説らしい物語性や緩急もなく、そのまま訥々と終わってしまいました。 この小説が、ゴッホの本当の自伝的な情報の正確さがあり、それを小説っぽくして伝える、というのが書いた目的ならそれはそれで一つの作品の相方かなと思いますが、全面空想で、このストーリーだとしたら、本当に時間とお金の無駄でした。 ミステリー的なハッキリと濃淡のついたストーリー性を好む私には、読了後、???でした。 | ||||
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『ジヴェルニーの食卓』で原田マハさんにハマり、『楽園のカンヴァス』、『暗幕のゲルニカ』を楽しませて頂いた後だったので期待が大き過ぎたのかもしれません。 ハラハラドキドキもなければ、感動で涙があふれるところもなく…。 実在する人物であるゴッホが著名過ぎて、架空の人物である主人公の魅力が際立たないまま終わってしまった感がありました。 | ||||
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