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フロスト始末
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フロスト始末の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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今まで楽しかったフロストシリーズ。作者が亡くなった後に刊行されたもの。 前半はいままでどおり楽しかったのですが、後半は作者が遺作となると思って書いていたのか、過去を振り返るフロスト。 幸せだった昔をなつかしむフロスト。これでもかとシンミリ調。事件の解決も、いままで出していたおもちゃを、一気に段ボールに放りこむような、かなりの適当な片付け方。うーん・・・。残念なラスト作になりました。 ただ作者が変わってシリーズ続行となっているようで、そちらも日本での刊行楽しみにしたいです。 | ||||
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毎度のフロスト警部もの、楽しみにしてきました。しかし、今回のものは、女性警官との絡みや亡妻との思い出、上司の末路など妙に湿っぽい。 女性警官との絡みはフロストが本当は思いやりある人物であることを思わせるためだけ?そんなの、読者みんなはあらためて書かれなくてもわかってる。フロストなら若い女性警官には最高に下品なジョーク連発して困らせなきゃだめでしょう。頻繁に出てくる亡妻とのウェットな回顧は事件解決への何かの伏線かと思っていたのに、何ともつながらなかった。嫌な上司はコンビで残し、二人からいびられることになると思わせる今後にもできたのに。また、なんとなく憎めないマレット署長の権力を笠に着たいつもの嫌味パワーも大幅ダウンだし。これはスキナー主任警部登場のせいだと思うけれど、あんな結果になる彼の登場は必要だったのか。最後の死ぬかもしれない唐突な志願は何故?あの場にテレビ局でも居て目立ちたかったのならともかく、嫌なことは他人に押し付ける性格なんでしょ。で、案の定の結果。著者も持て余したのか。 ウイングフィールドは死期を知っていたようなので、フロストシリーズを自分で終わらせてしまったのかなぁ。それなら、今回もガハハと笑えるフロスト節が炸裂したままシリーズが終わって欲しかった。パワー不足のように感じました。下品なままウジウジ昔を後悔するただの良い人になってしまった。警察小説としては面白いですが、フロスト警部ものとしては湿っぽくて期待していたほどではなかったです。 | ||||
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