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(短編集)
許されようとは思いません
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許されようとは思いませんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全58件 21~40 2/3ページ
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登場人物の置かれた状況における心理描写がとても細かく丁寧で、読んでいて一緒に焦燥感を覚えるような文章はとても良かった。 しかし『姉のように』と表題作は納得いかずモヤモヤした読後感が残った。 前者はテーマに問題提起の側面があるからか、それは飽くまで創作物である小説だからこそ筋としてそういう方向にいくんじゃないかと思っただけだけど……と醒めてしまった。「こう思ったでしょ?だからこうなんですよ」と言われてもそりゃそうだけどさ……という気持ちでいっぱいです。多分その種明かしをし過ぎているせいで若干の説教臭さを感じるのだと思う。そこまで言及せずバーンとその仕掛けを出してもらえればアレ!?と単純に驚きで印象が全く違ったと感じる。 ただ育児の中で追い詰められていく描写がすごく生々しくて自分も一歩間違えればこうなることがあったんじゃないかと思わされる力があった。 後者は結末に向かう流れが全くしっくり来なくて陳腐な感じがしてしまった。ストーリーのために人物が動かされているという印象で不自然さが漂う。こちらも同様に種明かしが私にとってはくどいのかもしれない。 ただ巻末の解説ではそのニ作が絶賛されていたので自分の感性に問題があるのかも? | ||||
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一気に読みました。 特にタイトルと同じ一編は、理解できる共感部分があります。 なんとも言えない気持ちになりました。 | ||||
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ミステリーが好きで特にどんでん返し物が大好きでよく読んでいるのですが、どんでん返しの動画を見ている中にこちらの小説が入っていて読んでみました。短編なのですごいどんでん返しが来なくてもいいと思って読んでいましたが、どんでん返されなくて、これは「どんでん返されないってことがどんでん返し?」と1話読み終わる度に思いました。場面が分かりにくく、なんで急にこんな話に?あ、例え話だったのか、とか一人語りの章では第三者の質問に答えるのに全てオウム返しだったり何となくスラスラと頭に入ってこないので文章に引っかかりながら読んでいました。ミステリー小説ではなく、珍しい体験をした人達のお話として読むだけなら楽しめると思います。 | ||||
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いつ読んでも良い | ||||
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レビュータイトルの意味でいうと、 「ありがとう、ばあば」 「姉のように」 がお気に入りです。 強いて言えば、どの話もオチまでが単調でやや長い印象で、その間に少し退屈してしまい、思ったよりも読むのに時間がかかりました。 良さが失われる気がするので、変えてほしいとまでは思いませんが。 | ||||
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どんでんより、胸が痛む方の切なさが読みドコロの気がする 嘘を本当にしようとするお祖母さんの存在は有難い。が、こういうのにあたると自分は「優しさ」より「哀しさ」を覚えてしまう…そんな事の為に、何かを我慢しないで。自分では知らず、自分の大切な相手の楽しみを奪っていた事実に打ちのめされてしまう ああ、切ない。「年寄りのたったひとつの楽しみを奪いやがって」と罵られた方が良い←自分の祖母はこっちのタイプだった。故に胸が痛む事が全く無かったのは気楽だったなあ 「こげんよか花束、高かったやろ」も胸が痛む←自分の母は、自分が欲しいモノでないとあからさまに「なにこれ」という顔をするタイプだったなあ。まあ、自分の贈り物センスも悪かったか知れんが と、子どもの頃の色んな負の経験を思い出してみた 夏休みの宿題片付けないと休めない気持ちに物凄く同意してみた。そう。社会人になると追加の仕事が増えるだけでゴールが見えない。適度に休みながら進めるより先にやっつけちゃってゆっくり休みたいのに。正しく「借金」感なんだよなあ…こういうのは性分なんだろうな…未だに先に休める人が羨ましい 取り調べの刑事に「周りを信用すべきだった」と言われたら食って掛かってしまいそうだ。じゃあなんで警察官採用する時に身内調べしたりするんですか?と 大変楽しく読みました | ||||
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ミステリとして分類するなら、ホワイダニットもの、ということになるでしょうか。 彼または彼女は、なぜその犯行に及んだのか? ただ、本作では、最後に名探偵が出てきて、犯行の動機を解き明かす、というような、普通のミステリの形をとっていません。 犯罪者がそれを行った心の奥の得体の知れないモノを、読者の前に効果的に開いて見せようとした結果、ミステリのような形になった、という印象です。 全5編からなる短編集です。 ひとつひとつが脂っこい料理のようです。 胃もたれします。 でもおいしいのも事実です。 ですから、少しずつ読んでいきました。 表題作と、ラストに置かれた「絵の中の男」のふたつが特に気に入りました。 | ||||
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どの話にも共通する不満は、たいしたオチでもないのに前振りが長すぎる、という点。 唐突に物語の核となる一言をキャラクターに言わせて説明させる手法を取るには、オチに意外性を感じられず読んでいるこちらは「ふーん」で終わってしまう。 話の盛り上げ方があまり上手ではないのか、退屈してしまった。 特に、「絵の中の男」は……恐らく二度と読まない作品だろう。 「目撃者はいなかった」はフィクション短編として、おもしろく読めた。 | ||||
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たくさんのミステリーをお読みになっている方には正直、物足りないと思います。 帯の煽りは、誇大もいいところです。 ミステリー初心者の方は、ミステリー小説ランキングと検索して上位に出てくる小説から読むのをお勧めします。 | ||||
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「このどんでん返しがヤバい‼︎」という帯がハードルを上げすぎている。帯につられて購入したが、サラリと読み終わってしまった。期待しすぎた分拍子抜け。 ただ、作品が悪いというより帯の宣伝文句?が悪いのだと思う。作品を台無しにしてしまっているかと。 帯の宣伝文句で売り上げだけ伸ばしたいなら、まあ成功なのかも。 | ||||
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作者の作品を初めて読みました。 数頁読んでやめました。 現代でこの設定はあり得ません。 作者の無知を担当編集者は何も言わないのでしょうか? 今後、この作者の著書を読む事はないでしょう。 | ||||
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なぜこんなに評価が低いか疑問です。物凄く面白くて天才だと思いました。他の人がなんと言おうとこの本は最高です! | ||||
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なかなか楽しめました。 | ||||
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はらはらドキドキおもしろかったです。 | ||||
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著者の本は「火のない~」読んでいますが、今回のはどれも秀逸で素晴らしい。 「動機が」とか「辻褄合わせ」なんて評価を見ますが、私には心当たりのある動機や展開ばかりで、「本当に追い詰められた人はこんなに視野が狭くなるものなの!」って叫びたくなりました。 一話目。仕事のミスを違う人物を演じても誤魔化そうとした、同じような経験がある私にはドキドキもの。陳腐に見えるかもしれないけど、もう切羽詰まったらこうなんのよ。ご都合主義な所があるかもしれないけど、人間だからこそおかしてしまう、 啓蒙的でサスペンス満載。 二話目。「え、そっちかーーーい!」ってやつ。これはオチが見事としか言えない。杏ちゃんの母親がデブの頃の写真を年賀状にしようとした(しかも数年前の写真を載せる?)理由は良くわからんが。 三話目。江戸川乱歩みたいな。ふんわりとした読後感。でも結構好きかも。 四話目。これは母親の心境やママ友との付き合い等、共感多々あり、涙ありです。旦那はいつも役立たず、トンチンカン。けどオチの姉の犯罪の種類は何となく分かった。けど姉の子供どうなった?全然出てこないけど… 表題作。結局お寺に納めるのか?気になった結末。村八分か…こう言う事本当にあるんだろうな~。人間って本当に根元はこういう汚いところ有るのよね。「許されようとは思いません」、こういう形でしか村の墓に入るのを拒否できなかった、っていうのは古い人間なら有りそう。殺人の動機おかしいって批判あるけど、私にはしっくり来た。堪忍袋の緒が切れたってやつ。終わりがないいじめ…黄泉の国でも…からの脱出かー。因みに仏の世界に行けば皆菩薩、優しくなってお互い敬い合う関係だから、嫌な人とお墓入ってもどうってことないと私は聞いてる。 文章が読みやすくって、それでいてチープさはない。お気に入りの作家になりそう。 | ||||
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どんでん返しという書評から期待したが、それほどではない。そのネタの割には長文で、二話からはイライラして読んだ。三話は読み始めてすぐにやめた。表現方法も勿体ぶった感じがした。ネタが大したことがないなら、アッサリと書けばいい。 | ||||
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2017年このミスの第5位の作品。純粋なミステリーではないけれども、いわゆる結末や真相に一撃あることを肝とする全5編の短編集。 仕事のミスをごまかした営業マンの末路が哀れな「目撃者はいなかった」や、オチの予想がつくが因果の作り方が鮮やかな「ありがとう、ばあば」、見方が反転する「姉のように」等が印象的でした。文体も読みやすいです。 | ||||
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ありがとう | ||||
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まずは 家にいながら読める電子書籍の便利さに感激しました。内容は 少し不気味な展開ですが、だんだん繋がってなんとなく先が読めてきました。心の黒い部分を消化できておもしろかったです。 | ||||
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作家の名前に惹かれて買ってみました。 そんな理由とか、あとは新潮文庫だからという理由で本を選んでます。 本は当たり外れがあるけど、この人の文章は読みやすい。スルスルと読めちゃいますけど、ストーリーも良いです。 他の作品も読みたくなるね。 | ||||
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