■スポンサードリンク
神の値段
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
神の値段の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.41pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このミス大賞にしてはいけないダラダラした感じ、最後のオチがない。ヒロイン、画商夫婦のキャラが薄い。大賞不在の方がよかったのでは? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
仕事小説としては良いが、いかにせん、文章に惹き付けられなかった。中身もぐいぐいと引っ張られる物を期待したが、説明を読まされているような気分。どことなく出来すぎているし、流される主人公もあまり魅力的ではなかった。 途中、読むのが面倒だなと思ったのは、私のせっかちな性格故だと思いましたが、どうやら私だけではなかったようだ。ただ知識とタイトルは素晴らしいと思う。 小説は読者を惹き込んでこそ、小説足りえているのだと分かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みやすかったけど、ストーリーに深みはありませんでした。何回か裏切られてますけど、「このミス大賞」も、読む本の参考目安から外れてきますね。同賞受賞作は、文庫本化してからかなあ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
謎のアーティストとプライマリーギャラリー、コレクターの関係や絡み合いは面白かった。 最後に慌てて締めた感じだったので、そこで星5から3に変わりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現代美術業界が舞台のミステリ、というより殆どサスペンス小説である。第14回「このミス」大賞受賞。 いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの覆面・現代芸術家、その作品を専門に扱う画廊、その画廊のやり手の女性経営者が謎の死を遂げるところから物語が転がり出す。語り手は画廊で働く女性アシスタント。美術界、とくに現代美術の業界の色々なトピックス(というより特異な慣習か?)をとりまぜながら、なかなかテンポよくストーリーは進んでいく。そして最後にえええぇっというどんでん返しが読者を待っているのだ。 読了して、確かにどんでん返しの部分もあって、ミステリ的な要素もなくはないのだが、やはりこれは美術業界サスペンス小説であろう。 現代美術業界というどうやら世間の常識から相当はずれている世界の内実をネタにしつつ、やたらめったら高額な取引のシーンや業界用語の多用で読者をけむに巻き、そしてジェットコースター的なストーリーが展開される。読者は話の流れに身を任せましょうという趣向。 そうですね、舞台もいろいろで、派手な画も色々つくれそうなので、映画の原作などによさそうです。 個人的にはどんでん返しのシーンは、ちょっといろいろ気になった。特に、それまで警察が○○からの○○のせいで○○できない状況で・・・という前提が語られていたにも関わらず、こんな根拠で令状は出ないでしょう? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大賞受賞作ということで期待して読みましたが、読後感としては今ひとつスッキリしませんでした。 世界的な芸術家という設定の割には存在感が軽く(表に全く出ないということと読んでいて現実味がないということは別物)、作品の制作過程にも納得できない部分がありました。 山場となるオークションのオチや真犯人についてもなんとなく想像できてしまう流れであり、結局それを確認するために読み終えたという印象でした。 美術品売買の裏側等なるほどと思わせる内容もあったのでそれなりに楽しめましたが、一級のミステリーかと言われるとちょっと疑問です。 過大なキャッチコピーも行き過ぎると賞の権威そのものにも影響するので、ほどほどがよいかと… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ほとんどのキャラクターが周囲の人達のことを気にしない身勝手な行動をとり、キャラクター同士の交流もほとんどなく、友達もいないんじゃない? 最終的に全然キレイ事じゃないのに無理矢理美談な感じにまとめたところがどうもしっくりこなかった。 オークションのためにお金が必要だったからスタッフも薄給だった。とか書いているけど唯子は豪奢なタワーマンションに住んでいるし、無名先生も自分の作品価値を上げたいだけだし、殺伐とした現実味があると言えばそうなのかもしれない。テレビドラマ化しやすいかもしれないけれどw | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
エロチックな要素、描写の全くない、さわやかな内容になっている点は評価できる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読んで損はないと思います 内田康夫さん+赤川次郎さん ÷2 といえばいいでしょうか 以下ネタバレあり 余韻が深くないし傑作とも言えないのは なによりも、ありえない設定です 現代において誰にも姿をさらさず、存在を知られず にもかかわらず、メールで的確にすぎる指示を与える これは、”設定”以外ではありえません 正直興醒めです 殺人事件の背景も犯人も まあそうだろな という域からはでませんし、 いろんな意味で薄い にもかかわらず、読めるし 読んで損はないと思えますから、筆力はあるといえるのでしょう ただ、同年代のデヴュー作という比較でいえば 城山三郎経済小説大賞を受賞した 松村美緒さんの、”ロロ・ジョングランの歌声”のほうが心に残ります | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このミス大賞作品ということで、出版されるのを楽しみにしていた。 前半から高飛車なキャラがストーリーを引っ張る展開にわくわくし、 中盤の美術うんちくに、ほほーっとなる。 往年の乱歩賞にも対応できそうな構成だなーっと思っていると、 ミステリとしての本筋が、進んでいないままに話が運ばれている。 残りのページ数に不安に思いながらどんでん返しを期待しているうちにオチはこう来たかと。 ミステリではなく、一般小説として美術の話を書いていたら。 いや、ミステリだからこそ、読み進められるという部分もある。 ちぐはぐなバランスでの終息がとても残念ではあった。 面白いキャラを、もっと活躍させることができていたら。 途中グーグルの画像検索で、作中にある作品を検索して読み進めると、面白さが倍増するかも? | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!