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神の値段



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神の値段の評価: 3.41/5点 レビュー 39件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.41pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 1~20 1/2ページ
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No.21:
(5pt)

現代アートの謎

上質なアートミステリー。現代アートはどう鑑賞したら良いかもわからないと思っていたが少し足を踏み出してみたいと思った。
【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段Amazon書評・レビュー:【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段より
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No.20:
(4pt)

満足

満足しています
【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段Amazon書評・レビュー:【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段より
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No.19:
(4pt)

なかなか楽しめました。

最近流行りの元関係者が業界事情を織り交ぜた殺人モノでしたが、思いの外楽しめた。
【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段Amazon書評・レビュー:【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段より
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No.18:
(4pt)

美術業界の裏側、そしてミステリー

美術業界の裏側、そしてミステリーをうまく繋げていると思いました。私は美術に関しては完全に素人ですが、説明もわかりやすく、難しく感じることはありませんでした。ミステリー部分も悪くないと思い、楽しく読了できました。
【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段Amazon書評・レビュー:【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段より
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No.17:
(5pt)

vs「隣に座った女」その3 価格と値段

↑なんでこんなタイトルをつけたのかは、「隣に座った女」(岩井田雅行・著)→「オーパーツ 死を招く秘宝」(蒼井碧・著)→「がん消滅の罠 完全寛解の謎」(岩木 一麻・著) それぞれのレビューと関連しているからで、そちらのレビューからお読みいただくと、わかりやすいです(読まなくてもいいけど)。

 さて、今回はさらに「このミス大賞」の前年にさかのぼって「神の値段」である。
 このタイトルは、うまい。読む前には平凡なタイトルに見えるが、読み終えると、その意味が分かる。特に「値段」という言葉が、重要なキーワードになっていて、「価格」か「値段」か、その意味の違いによって、欲で絵画を買うか、純粋に絵画を認め、愛することができるか、その両者の思惑がぶつかり合い、交錯して、絵画の世界ならではのミステリーを展開させることに成功している。

 すべてを読んだわけではないが、私が読んだ「このミス大賞」の中では、ベスト1の出来映えだと思う。

 著者自身がギャラリー勤務経験者であり、現在は美術館勤務ということだが、物語の主人公・田中佐和子は、著者自身とかなりオーバーラップするのではないかと想像する。
 就職先もやりたいことも見つけられない佐和子に、「私のところで働かない?」と、ギャラリーオーナーの永井唯子に声をかけられ、何の知識もないままに、ギャラリーで働き始めた佐和子。そのため、彼女が絵画の世界に深く入り込んでいく過程が、切れ細やかな一人称で表現され、それは、同時に読者を、自然とその世界の深淵へと導いてくれる。

 アートと言う言葉で表現されるものには、絵画を始め、音楽、小説、陶芸、映画などなど、たくさんの種類がある。そして、どの分野においても、その分野に生涯をかける者がいる(佐和子=著者もそのひとりだ)。その一方で、これらを投資やコレクションを目的に、作品の「価値」とは別に「値段」という言葉で、利益を得る者たちも存在する。
 その両者の、争い、バランスなどによって、アートの世界は成立し、明暗が分かれ、その深淵を覗くには、覚悟(欲)と情熱(純粋さ)が必要になる。

 以前のレビューで、殺人は特殊な状態(例えば密室)で起き、その動機もまた異色である必要などない、といったようなことを書いたが、本書で行われた殺人と動機は、実に単純でありふれたものである。
 他のレビューを読むと、殺人などなしにして美術に関する物語にすればとか、殺人事件が必要だったのか、といったものがあるが、この物語が「価値」と「値段」をキーワードにして書かれている以上、両者がそろわなければ、意味のない物語になってしまう。

 実際、犯人とその動機を突き止めた決定的な証拠は、絵画の世界(もちろん、その奥底に存在する価値と値段の違い)という、深く入り込むほど、危険と至福が混在することから、得られたものになっている。
 また、佐和子が犯人を突き止めることができたのも、川田無名の素晴らしさと生き様を知るまでに至ったからに他ならない。

 さらに,唯子と無名の生き方、考え方も、動機と被害者が殺される理由とも大きく関係している。それは、一見、無意味のように思える絵画の世界の描写とも切り離せない。その部分が退屈だったと思われた方は残念という他はない。そして、彼らの生き方そのもにもミステリーとしてのおもしろさがあり、その真意は闇の中で二転三転し、ラストでハッキリと示され、最後のひと言が生きてくることになる。
 つまり、絵画という世界を舞台にして、そこで成長してゆく佐和子の目を通して、各キャラクターにしっかりと血が通っているのである。
 ついでに言えば、この連作のようなレビューの発端となった「隣に座った女」の、ラストシーンもまた、本作とは違った意味での意外性と、犯人像の、犯人自身ですら気づいていなかった本性が、いわば、どんでん返しのような形で、表現されているところに、作者のうまさを感じ取ることができる。

 自然と絵画の世界に読者を、佐和子=著者自身の追体験をさせる形で、さわやかに、かつダイナミックに引きずり込んでゆく筆致とその才能には、敬服した。
「このミス大賞」よりも「バカミス大賞」に名称を変えたら、などと思ったこともあったが、こうした優れた作品もあるのだと、初めて実感した。
 それにしても、この翌年からの大賞作品は未熟というしかない。特に、最新の受賞作「オーパーツ~」は、本として出す価値すらないほど、稚拙としか言いようがない。「このミス」という冠を自ら貶めるような作品を大賞に選ぶより、「該当作なし」とする勇気を、強く出版社に求めたい。

 最後に、繰り返しになるが、この連作じみたレビューを書き始めたのは、「隣に座った女」を読んで、惚れ込んでしまったことがきっかけだが、「神の値段」を読み、永井唯子が、無名の1959年の作品と出会ったようなものだったから、と書くと少々大げさかもしれないが、「隣に座った女」には、ミステリファンが、最も望むもののひとつ、「見事にだまされた」とか「唖然とする展開と結末」という快感が明快にあるからだと、本書を読んで、改めて、確信した。
「隣に座った女」は、かなりの長編であるが、ムダに長いわけではなく、登場人物たちに血を通わせるため(特に犯人像)には、必要だったと、いまはハッキリと言える。
 一色さゆりの今後の活躍に期待すると同時に、まだ、未熟な点もあるものの、ある意味、ミステリファンの期待する魅力にあふれる「隣に座った女」の著者・岩井田雅行の今後にも期待したい (これで、このvs「隣に座った女」は、おしまいにしようか。どうする?→と、思ったが、「屍人荘の殺人」と比較してみることにした)。
神の値段 (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:神の値段 (宝島社文庫)より
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No.16:
(4pt)

意外と評価が低いので驚きましたが私は現代アートの内部事情とか全体にすんなり頭に入りやすい文章で面白かったです。

意外と評価が低いので驚きましたが私は現代アートの内部事情とか全体にすんなり頭に入りやすい文章で面白かったです。次から期待できる作家さんだと思います。
【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段Amazon書評・レビュー:【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段より
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No.15:
(4pt)

絵画の世界を垣間見る

一枚数億円の絵というのは良くの耳にする。絵画の世界は非日常性に溢れている。著者はその世界に身を置いた自身の経験から一つのミステリーを紡ぎ出している。謎に包まれた芸術家と遣りてのギャラリーの跡を追っていくストーリーも興味をそそられる。次回作が楽しみだ
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No.14:
(5pt)

ミステリーとしての形態により利益、不利益

「ミステリー作品」は多くの場合「殺人事件」が起こり、それを軸に話は進むこととなる(本作も例外ではない)。
「殺人事件」は、否が応にも読者に重要な事項として本を読み進める推進力とはなるのだが、あまりにも多くの作品でお目にかかることになり、「陳腐」とみなすこともできる。
この作品をミステリー作品前述のミステリー作品として評価した場合、非常に稚拙な作品だった。
一方で「美術品に関する物語」として読んだ場合、非常に興味深いものだった。
しかしながら、ミステリー作品でなかったならば、はたして私は読んだかどうか。
このとってつけたような「ミステリー作品」の冠は作品にとって幸か不幸か、どちらなのだろうか。
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No.13:
(4pt)

作品の趣旨とは違うかもしれないが・・・

読んでいて、感じたのはタイトルの意味だ。

もしかしたら作品の趣旨とは違うかもしれないが、私が感じたのは、神の値段を決めるのは、自分自身ではないかということだ。

たぶん、神様というのはすべてのものに宿っているもので、その値段をつけるのはそれに触れたすべての人なんだと、読んでいて感じた。
例えば、この作品の価値を、神の値段を630円以上のものにするか、逆に限りなくゼロにしてしまうかは、読んだ人がどう感じ、活かしていくのかが大きい。

ぜひ多くの人に読んでもらい、その神の値段について感じて欲しい。
神の値段 (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:神の値段 (宝島社文庫)より
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No.12:
(5pt)

表現力が優れています。

他の方も書いておられる通り、アート業界の内幕がつまびらかになってゆく話が大変面白く表現されています。冒頭から襟首をぐいっとつかまれて物語世界に引き込まれます。
しかも事件が起きるまでのぴーんと張り詰めた緊張感が漂う空気感の表現力が素晴らしいと思います。このダラダラとした世相の中でこれだけの空気感を文章化する力量は並外れています。
この前半部分を読むためだけでも充分楽しめるはずです。
無理に殺人事件にせずともこの業界話だけでとても魅力的な作品になる進行なので、最も興味深いキャラクターの女性オーナーの死が残念に思います。
願わくはこのギャラリーの話だけでミステリーではない文芸作品が読みたいものです。
とはいうもののこの新人の次回作がとても楽しみになりました。
【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段Amazon書評・レビュー:【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段より
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No.11:
(4pt)

美術小説としては素晴らしいです

美術をテーマにしたところは凄くいいと思いますし、美術小説としては素晴らしいです。が、ミステリーとして見ると所々、欠点がある作品だなと思います
【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段Amazon書評・レビュー:【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段より
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No.10:
(4pt)

題材がいい

装丁から目立って気になってついに購入しました。
それにしてもこの装丁は本当に秀逸ですねー。
身近に唯子みたいな人がいるものですから
少し共感しました。笑
と思ったら早い段階であっさり殺されて....
やっぱり美人薄命なんですね....
【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段Amazon書評・レビュー:【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段より
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No.9:
(4pt)

良い雰囲気の本だった

一般庶民の私には考えられないような見方でした。そもそも美術品に数千万〜といった価値が付くのかわからなかったのですが、この本を読んでそんなことがあったのか、と感じました
【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段Amazon書評・レビュー:【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段より
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No.8:
(4pt)

絵に関する記述が詳しく、とても読み易く、面白かった

絵に関する小説は、原田 マハさんの『楽園のカンヴァス』以来、2冊目。
著者はギャラリー勤務の経験もあり、絵に関する内容は、かなり詳しい。

「一切姿を見せない美術家」という設定が斬新に感じたが、
河原温という美術家の訃報に着想を得たそうである。
姿を見せない理由は、著者の創作だと思うが、なかなか面白い。

デビュー作にしては、かなり読み易く書かれており、楽しめて読めた。
が、ミステリー部分に関しては、もうちょっとかな。
【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段Amazon書評・レビュー:【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段より
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No.7:
(4pt)

美術界、特にギャラリーやオークションのシステムについての記述がとても興味深く楽しめた。

なかなか、素人には知りようがないことが、かなり専門的な知識に裏付けされているのだろうなと思わせる。
美術界、特にギャラリーやオークションのシステムについての記述がとても興味深く楽しめた。
このミスの14回大賞受賞作なので、ミステリー部分については、微妙にミステリーぽくないかも。
無名のことだけで、1冊通してミステリーにしあげることもできたのでは?
唯子のことはむしろ無理感がある。
ミステリーとはいっても、殺人とか、警察とか無理に書かなくてもいけたような気がする。
殺人があった割に警察の捜査も、現状管理の部分もあまりに甘くて歯がゆく感じた。
【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段Amazon書評・レビュー:【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段より
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No.6:
(5pt)

最後の一行に感動があります。

コンテンポラリーアートの世界を存分に見せてくれる作品でした。
敷居が高そうに見えるアート鑑賞の世界。作者さんにとって、この世界をより多くの人に足を踏み入れてもらう小説を、となったときに、ミステリー、という形になったのではないかな、と思います。
そうだとしたら、その試みは大成功かと思える作品です。
本格ミステリー、としては弱いと思いますが、本筋の謎が最後までブレないので、読ませる力が素晴らしいです。
追う謎があるから、読者は最後まで引き込まれるのだと思います。
その間に、外からは分からない美術界の仕組みから闇まで、リアリティを持って描かれ、芸術作品の表現描写も見事の一言です。
(作品の表現描写に関してはは恐らく、学芸員という資格をお持ちであろう作者さんの成せる技と思いますが)
アートを愛するが故に、最後の一行に辿り着いたのだろうな、と思い、読了後、とても良いものを読んだ、という気持ちになれた作品です。

敢えて言うなら、弱かったのは捜査関連記述。でもこれは、作者さんの専門外でこれからまだ伸び代があるものと思います。

私にとってはちょっとお高め小説。でもこれだけの値段の価値がありました!
次作に期待します!
【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段Amazon書評・レビュー:【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段より
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No.5:
(4pt)

斬新な切り口でエネルギッシュな作品

アートを扱う画廊を舞台とした一風変わったミステリー
著者自身が実際に画廊で数年働いていた経験があるとのことでなる程、リアリティのある舞台に序盤から引き込まれる
この舞台のリアリティと、アーティスト自身が人前に姿を現さないという設定の2点が興味を引く
文章も読みやすく、ストーリー展開と合わせてどんどん読み進めることができた
途中様々なアーティストの名前が登場するが自分には馴染みがないのでスマホで検索しつつ読んだのだが、それはそれで楽しい経験であった

オチについては賛否両論あろうが、総じて十分に魅力的な内容で新しい才能の出現を感じた
大賞受賞にふさわしい作品だろう
今後の成長も実に楽しみである
【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段Amazon書評・レビュー:【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段より
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No.4:
(5pt)

おいしかったです

おいしかったです。
私もよく、値段について考えることがありますが、この作品を読んで少し前に前進しました。
定価はあるものが、あるかないかでその商品に付けられるものなのでしょう。
定価の「価」に注目です!
推理に関しては、転あたりで、ある程度察しは付きました。が!犯人はわかりませんでした。
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No.3:
(4pt)

美術界の光と影を映した稀有な作品。

美術界の内幕を仔細に描いており、筆者の経歴ならではの知見が存分に生かされていて興味深い。

ギャラリー経営者殺害の謎を追うのが主軸だが、犯人探しの要素は強くない。
むしろ経済の原理に翻弄され、時として犯罪とさえ絡みつく芸術というものの本質を
突き詰めていく展開の中で、自然に話が進んでいくような印象を受ける。

逆に、その「犯人探し」要素に代表されるミステリーとしては、終盤の謎解きでの傷も目立った。
(以下核心部を除き少し内容に触れる。)

現場に残されたサインのくだりは当事者にとって自分の首を絞めこそすれ、
上手く事が運ぶと思う方がおかしい程の軽率な行動に映る。
ギャラリー従業員の給与の安さの説明は、経営者が都心の高級タワーマンションに
居住していることと完全に矛盾しており、蛇足になってしまっている。

このような粗さもあるミステリーの精度よりも、美術界への造詣の深さに敬意を払いたい。
こういった分野に興味関心がある方は一層楽しめる作品だろう。
【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段Amazon書評・レビュー:【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段より
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No.2:
(5pt)

アートをリアルに感じました。

ミステリーとしてすごく引き込まれました。 特にクライマックスへの盛り上がりから、ラストまで、息つく間もなく、一気に読まされました。 そして読み終えたあと、普段何気なく接していて、ときに理由なく感動させられる「アート」の意味や意義について、深く考えさせられました。 いままで全く現実味を感じなかったアートのリアルな裏側を、垣間見たように思います。
【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段Amazon書評・レビュー:【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段より
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