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いつかの人質
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いつかの人質の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 1~20 1/2ページ
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期待して購入したのですが、期待を大きく裏切られました。 導入部分こそ良かったですが、正直全くおもしろくなかったです。 身勝手過ぎる江間夫妻。 その辺でうろうろしてる無気力な若者を皮肉めいで描こうとしたのか? そんな江間夫妻のことなどどーでも良くて... さらっと消えるのかと思ったら結局主役じゃん。え、なにこれ。 宮下一家に違う角度からフォーカスを当てる作品が良かったのでは? と素人ながら批評したくなってしまいました。 時間の無駄でした。 補足ですが自分は芦沢央氏のファンです。作品はほとんど読んでおります。 今回は残念でした。 | ||||
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さすがに芦沢央の作品は面白い。全体のテーマは〈過保護〉なのかも知れない。しかしこの作品は主人公のひとり宮下愛子以外に感情移入できないし、なんか自分勝手な人たちの暴走にしか思えない。名作「悪いものが、来ませんように」みたいに登場人物に感情移入できないと少し読みにくい部分をおれは感じた。あくまでおれの私見なのだが。 | ||||
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書き方が読みにくく、物語も面白く無い。序盤は興味をそそられたが、書き方のせいか頭に入り辛くわかりにくい。 | ||||
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読み進める程に、胸がザワつく違和感が、後半のドンデン返しとサプライズで、一気に繋がってゆく。そして、タイトル『いつかの人質』とは、誰のことだろうか・・・・読み応えのある一冊! | ||||
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愛子ちゃんが可哀想すぎる。 二度誘拐されるなんてどんな悲劇よ…。 そして江間夫妻の幼さよ…。 尾崎母の放任さも愛子の友人の勝手さも何もかも胸くそ悪い。 愛子は最後に色々と反省するがそんなことは気にしなくていいと思いました。 文庫と単行本では結末が違うそうです。 その部分、読み比べてみたいです。 | ||||
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読み始めてすぐに惹き込まれ、途中で止めようと思ってももはやどうにもならない、という作品。とにかく緊迫感が尋常ではないし、「かつて誘拐された子どもが十二年後に再び誘拐される」という異常な状況設定と、その設定を作り上げる材料にも無理がない。もちろん重箱の隅をつつけば「ではなぜその人物が煙草の箱を持っていたのか」とか、「結末付近で触れられる父親の屈託は何を意味するのか」とか「被害者の服装は今どうなっているのか」とか、幾つかの齟齬や説明不足があるのは確かだろう。だがそれらを補って余りある筆力があり、それによって、もはや「運命」としか表現しようのないどうにもならない不幸や気持ちのすれ違いやタイミングの悪さなどが実に鮮やかに描き出されていく。間違いなしの傑作。 | ||||
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ハラハラドキドキして、一瞬でも文章から目を離すのが怖いひどリアルで引き込まれました。 ライブ会場での愛子とお友達みんなとのやり取りが可愛らしさと、現代の子どもたちの付き合い方の危うさを物語っていてすごいなと思いました。また他の作品も読みたいと思いました! | ||||
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真相がじわじわ明かされてきて、今回は予想どおりで、どんでん返しのような驚きを求める方だと物足りないかもしれません。 ですが、タイトルの「いつかの人質」という言葉が妙に核心をついていて、登場人物それぞれが鮮やかに印象に残りました! 途中、なぜノックされたのかが状況掴めなかったけれど、 展開がすごくリアルで、ストーリーにのみこまれました! 自分に置き換えて考えると、勇気づけられるところもあって、 読み応えありました。 | ||||
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面白い。 | ||||
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話の流れ、動機などは斬新さもあって面白いが、現実味というか実現可能性についてはリアルではない点が多く、もう少し説明がほしいところです。 | ||||
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気に入るとか気に入らないとか思わずによみました。 | ||||
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思いもつかない角度から終焉を迎えるストーリーは やられた感でとても楽しめた。 普通に面白い作品でした。 | ||||
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前半は、それこそ軍隊だったら中隊や大隊が全滅してもおかしくないぐらいの平和ボケの行動が連続しイヤになってしまうが、が、そこは後半~ラストに期待してそれを乗り越えた後、・・・何もありません。他の作品、特に短編集には良いものがありますが、この「いつかの人質」は読まなくて良いでしょう。 | ||||
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犯罪ぎりぎりの思考は誰にでもある事を思い知らされる。 | ||||
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幼児期は、誰しもが両親の管理下で絶対、守られる訳ではなく、取り返しのつかないことも起こる。 だから、子供が危険にさらされかねない時、両親が過剰に心配するのはわからないでもない。 様々な人々が、大切な人を取り戻すために、行動した連鎖が招いた悲劇。 だが、その重圧が、この悲劇を招いた。 大切な人を守っているつもりでも、必ずしもそうとは限らない。 劣等感や自己卑下など、様々な傷を抱えている人々は、無数に存在する。 そんな彼らの気持ちを理解できなかった人々が、彼らをより苦しめたことが、やるせない。 | ||||
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キャラクター、とくに主人公?でもある江間夫婦にまったく魅力を感じない。なにこの自分勝手夫婦、という感じ。動機もとんでもないし、最終的に結局2人が綺麗な感じに描かれてる部分が納得いかない。帯に「圧巻のラスト35P!」とあったので、どんな最後が待ってるのかと期待しながら一生懸命読みましたが、読み切ってガッカリしてしまいました、、、。火の無いところに煙はが面白かっただけに残念。 | ||||
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趣向にオリジナリティがあるが、登場人物が漫画家という特殊な仕事をしており、共感はしにくい。 有名人なのに大胆な行動をするのは、よほど奇矯な人である。 夢と無理解が犯行の動機を形成する。Jポップのポエムのような内容で、中学生が読むとジャストフィットするだろう。 人質となった視覚障害のある女子中学生の視点からのものに作者の想像力の高さが感じられた。 最後にもう一捻りあれば、なおよかった。 | ||||
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また帯の文句に騙されて買ってしまいました(性懲りもなく) 自分の買った版にはこのような帯文句が踊っていました。 「急展開する圧巻のラスト!明かされる真相に言葉を失う」 まず、急展開はしません。流れの中でドミノが順調に倒れるがごとく展開していくだけです。 圧巻のラストはどこにあったのか分かりません。 明かされる真相に「失笑」しました。 解説に載ってましたが、この著者は先にトリックや動機を考えてからそれに合わせて逆算式に 話を構築していくタイプの作家さんのようです。 なので、トリックや動機が矛盾無く使われることがメインになってしまい、 小説内の根底に流れる世界観やテーマは存在しません。 「この動機が使われる」ことがゴールになっているので、人物の思想や行動心理や感情面に関しては おざなりになってしまってます。 例えば、トリックや動機のために100mを9秒、マラソンを2時間5分で走れる人物を作ってしまうような、 そのような小説ですね。 本書で言えば、著者のゴールは動機にあったのでしょう。 その動機を使うために作った登場人物の、よく分からない行動を延々と見せられてしまう。 「こういう動機」というのを実現するためだけに、この登場人物たちは東奔西走するわけです。 確かに真相は予想外ではありました。しかし、その予想外はどこか人工的で全く心に響いてきません。 本書は長編じゃなく、短編の方が良かったかも知れませんね。 短編にすべき内容のストーリーを無理に長編にしてしまったせいで、水増し分の薄っぺらさが全体を覆ってしまい、 冗長な説明を読んでる気分になりました。 暇な時間を消化するためだけに読む、そんな小説です。 | ||||
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高得点です。犯人は、こう見せておいてこの人だなっ。って事はなんとなく分かったけど、理由とか方法が少々驚き。そんな理由で?なんだそれ、理解できないとか言っちゃミステリーじゃないでしょ?まっ、愛子の母親のせいで犯罪者にされた人達がむしろかわいそう。他人任せはいけないよ。 | ||||
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ミステリーとしては傑作、ちゃんと伏線で探偵事務所の会話も活きているし、どんでん返しまでの展開も鮮やか。犯人のサイコパスぶりに納得できない書評が多いがそこを追求せず、純粋にミステリーとして楽しむべき、身内と自分に対して優しくそれ以外には冷酷に我儘を通すのがサイコパスというもの、理解などしてもらう必要はない。賞賛を込めて5つ星にします | ||||
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