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いつかの人質
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いつかの人質の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 21~34 2/2ページ
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幼少期に誘拐された少女が12年後に再び誘拐される奇抜なストーリー。 本の帯に「圧巻のラスト35P」と書いてあったので後半はドキドキしながら読み進めたが意外にも予想通りの展開・・・。 全く「圧巻」という感じはなかった。 他の作品を読んではかなり実力のある作家であると認識していた芦沢さんの作品だけに非常に残念。 もっとも、中断(挫折)するほどツマラナイ作品でもなく、当初に期待度が高すぎたのかもしれないが・・・。 | ||||
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帯の「衝撃のラスト35ページ」という言葉を意識しすぎていたからというのもあるけど、それを差し引いたとしても、同じくらいの評価だったと思う。 売る物が多くなってきたら、売ると思う。 | ||||
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『罪の余白』の心理戦がおもしろくて、この本も手に取りました 率直に言って残念でした 「誘拐」がテーマですが、1度目も2度目もいまいちピンとこない背景と心理描写です 嫌ミスなのか心理サスペンスなのかジャンルも定まらない1冊でした | ||||
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この作者の他の作品が秀逸だったので、この本も買いました。 ですが、犯人が愛子を監禁中、残酷に扱うパーソナリティだというところが、どうしても腑に落ちなかった。 愛子への接し方さえ、他の犯人の描写と違和感がなければ、美しい物語になりえたのにと、残念でならない。 単に物語を盛り上げるための残酷描写に思えた。 | ||||
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冒頭の誘拐シーンからとにかく引き込まれて読みました。 サスペンスっぽい立ち上がりから、事件の真相へどんどん落ちていくようで、 どうなるんだろう、どうなるんだろうと…… 真相を書くのはヤボなのでやめますが、 夢や目標を持ったことがある人なら、世界が息苦しいと思ったことがある人なら、 きっとわかる結末です。 | ||||
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そこがどうしてもひっかかってしまいます。 犯人は少女に、ものすごくひどいことをしていますが、 犯行動機からすれば、あれらの暴力は、全く必要がないはず。 理解できません。 『罪の余白』はすごくよかった。 本作も家族の想いのすれ違いはよく書けています。 ただ、2度誘拐される、というアイデアだけではドラマチックにならないせいで あのような暴力描写で刺激を加えたのでしょうが、 そこがあまり効果的ではないと感じました。 次回作に期待しています。 | ||||
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心理サスペンスとの帯だけど これは恋愛小説 身勝手で到底許されざることした 礼遠だがどこか魅力的に思えてしまう すべては 主人公のである愛子の 超人的な人間力で 登場人物全てが救われている とにかく愛子さんにはものすごくものすごく幸せになって欲しい | ||||
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この作家、ブックマークである。 若手作家の中ではこの作品を読む限りぴか一である。 4歳の女の子がビンゴゲームの賞品をきっかけに不可抗力により 浚われて、また不可抗力により失明してしまう。 この時の不可抗力の犯人の娘と再び数年後に因果な出会いを してしまう。 いったい、この展開誰が予想したであろうか。 | ||||
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書評で絶賛されていたのと、「目の見えぬ少女はなぜ、再び狙われたのか」という帯に惹かれて手に取ってみたのだが、とにかく冒頭が素晴らしい。いきなり誘拐(連れ去り?)シーンから入って、一気に作品世界に引き込まれた。 12年前に誘拐された少女がまた誘拐される。しかも過去の誘拐犯の娘が失踪している。犯人は一体誰なのか。二つの軸はどう絡んでくるのか。そんな謎に引っ張られてページをめくるのだが、少女が監禁されているシーンが読んでいてつらい。だけど同時に、この少女の強さがこの重苦しい物語を支えているような気もした。 ただ、この作品は好き嫌いが分かれるだろうなという気もする。ラストをどうとらえればいいのかわからないのだ。解釈の自由度が高すぎて収まりが悪いというか。 それでも、一度でも「夢」に縛られたことがある人間(特に漫画家になりたいとか作家になりたいとか役者になりたいとか自己表現系)には響く内容じゃないかと思う。読後、タイトルに込められた意味にもハッとした。 | ||||
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深淵なミステリー・推理小説ではないが、文章構成が優れていて筆力があるため、一気読みさせられた。 何の落ち度もないにも拘わらず、2度も「誘拐」されてしまう愛子が健気で痛ましい。 この著者は作品はまだ少ないが、才能に溢れこれから大きく成長すると期待している。 | ||||
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子供が商業施設から連れ去られる冒頭の描写特に母親の心理状態等に とても引き込まれ、誘拐する意図など微塵もなかったのに誘拐犯になってしまった 尾崎親子の部分まではとてもスリリングでこれからどのような展開になってしまうのかと 興味深く読み進めたのですが、途中から優奈のキャラクター性、その夫の行動など 登場人物に誰一人として共感することができず、何の非もないのにもかかわらず 二度も誘拐されてしまった愛子とその家族にただただ同乗するというか気の毒としか 思えない展開でした。 途中の愛子の拉致され、監禁されている描写が痛々しく、最後には何か希望があるのかと 思ったのですが・・残念ながら何も共感できずに読み終えてしまいました。 スリリングなサスペンスとしては読み応えがあるのかもしれませんが、登場人物 に誰一人として共感できずで、私にはいまいちでした。 | ||||
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4年前(2012年)に28歳でデビューした女性作家と知り、かつての辻村深月さんを連想しました。作品のテイストもデビューまもない頃の辻村さんを思わせる側面があったりもします。目標とする作家はスティーヴン・キングだそうで、デビュー時のインタビューで「完全な正義がないように、悪意にも完全なものはない。悪意のもとになる妬みや欲望って、誰にもある部分で、そこが作家として掘り起こしていきたいところです」と語っています。その心意気やよし。――ですが。深く「掘り起こして」いくには今少しの時間と経験が必要かもしれません。失踪、誘拐、監禁、失明、離婚、自殺とガジェットは満載なのですが、悪意の裏側や深部に潜む懊悩や激情が描出されるわけでもなく、ただ表層をなぞっただけのような印象を受けました。もっとも、ラノベ卒業まもないような若い人には共感をもって受け容れられるのかもしれませんが。 | ||||
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犯人の思考が納得できない。 愛子さんを誘拐するとしても、動機に即してもっと穏やかな方法で接することもできたと思う。 暴力的でコミュニケーション能力に疑いがある犯人が最後は幸せになりそうな終わり方も、到底納得できない。 めちゃくちゃなストーリーで「あの人はどうなったの」とか「あの場面での犯人の行動の意味は」とか説明不足な部分も多く、つまり余計な描写が多かった。 | ||||
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一気に読んでしまいました。 登場人物それぞれの視点で物語が進行していきます。 構成力、それを魅せる筆力、衝撃の結末。 いやぁ久々に人に勧めたくなる本でした。 | ||||
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