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いつかの人質
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いつかの人質の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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さすがに芦沢央の作品は面白い。全体のテーマは〈過保護〉なのかも知れない。しかしこの作品は主人公のひとり宮下愛子以外に感情移入できないし、なんか自分勝手な人たちの暴走にしか思えない。名作「悪いものが、来ませんように」みたいに登場人物に感情移入できないと少し読みにくい部分をおれは感じた。あくまでおれの私見なのだが。 | ||||
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話の流れ、動機などは斬新さもあって面白いが、現実味というか実現可能性についてはリアルではない点が多く、もう少し説明がほしいところです。 | ||||
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幼児期は、誰しもが両親の管理下で絶対、守られる訳ではなく、取り返しのつかないことも起こる。 だから、子供が危険にさらされかねない時、両親が過剰に心配するのはわからないでもない。 様々な人々が、大切な人を取り戻すために、行動した連鎖が招いた悲劇。 だが、その重圧が、この悲劇を招いた。 大切な人を守っているつもりでも、必ずしもそうとは限らない。 劣等感や自己卑下など、様々な傷を抱えている人々は、無数に存在する。 そんな彼らの気持ちを理解できなかった人々が、彼らをより苦しめたことが、やるせない。 | ||||
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幼少期に誘拐された少女が12年後に再び誘拐される奇抜なストーリー。 本の帯に「圧巻のラスト35P」と書いてあったので後半はドキドキしながら読み進めたが意外にも予想通りの展開・・・。 全く「圧巻」という感じはなかった。 他の作品を読んではかなり実力のある作家であると認識していた芦沢さんの作品だけに非常に残念。 もっとも、中断(挫折)するほどツマラナイ作品でもなく、当初に期待度が高すぎたのかもしれないが・・・。 | ||||
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『罪の余白』の心理戦がおもしろくて、この本も手に取りました 率直に言って残念でした 「誘拐」がテーマですが、1度目も2度目もいまいちピンとこない背景と心理描写です 嫌ミスなのか心理サスペンスなのかジャンルも定まらない1冊でした | ||||
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そこがどうしてもひっかかってしまいます。 犯人は少女に、ものすごくひどいことをしていますが、 犯行動機からすれば、あれらの暴力は、全く必要がないはず。 理解できません。 『罪の余白』はすごくよかった。 本作も家族の想いのすれ違いはよく書けています。 ただ、2度誘拐される、というアイデアだけではドラマチックにならないせいで あのような暴力描写で刺激を加えたのでしょうが、 そこがあまり効果的ではないと感じました。 次回作に期待しています。 | ||||
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心理サスペンスとの帯だけど これは恋愛小説 身勝手で到底許されざることした 礼遠だがどこか魅力的に思えてしまう すべては 主人公のである愛子の 超人的な人間力で 登場人物全てが救われている とにかく愛子さんにはものすごくものすごく幸せになって欲しい | ||||
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4年前(2012年)に28歳でデビューした女性作家と知り、かつての辻村深月さんを連想しました。作品のテイストもデビューまもない頃の辻村さんを思わせる側面があったりもします。目標とする作家はスティーヴン・キングだそうで、デビュー時のインタビューで「完全な正義がないように、悪意にも完全なものはない。悪意のもとになる妬みや欲望って、誰にもある部分で、そこが作家として掘り起こしていきたいところです」と語っています。その心意気やよし。――ですが。深く「掘り起こして」いくには今少しの時間と経験が必要かもしれません。失踪、誘拐、監禁、失明、離婚、自殺とガジェットは満載なのですが、悪意の裏側や深部に潜む懊悩や激情が描出されるわけでもなく、ただ表層をなぞっただけのような印象を受けました。もっとも、ラノベ卒業まもないような若い人には共感をもって受け容れられるのかもしれませんが。 | ||||
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