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新しい十五匹のネズミのフライ: ジョン・H・ワトソンの冒険



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新しい十五匹のネズミのフライ: ジョン・H・ワトソンの冒険の評価: 3.33/5点 レビュー 15件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(4pt)

つまりパロディ作品だったのですね・・

昔々にシャーロック・ホームズを愛読していたので、うろ覚えだったのが良かったのかなと思いますが、正直これって良いのかな・・・(著作権など)と心配になりました。本のどこにも「パロディです」や「コナン・ドイルに捧ぐ」など書いていないため、困惑しました。
私の拙い読書歴で、正式な書籍で堂々とパロディを書いているものに出会ったことがなく、かなり戸惑いました。
後から赤毛同盟を読んでみると、本当にそのまんま引用していますよね。ホームズが覚醒剤打つところなんて15ページ以上に渡って四つのサインそのまま引用です。要はホームズの薬中毒を踏まえて、赤毛同盟をちょっと膨らませた内容です。
ホームズファンの人は読まない方がいいかも・・・?かなり情けないホームズで、さして熱狂的なファンでもない自分でもちょっとしたショックでした。滑稽で、そこを哀しく感じました。

島田さんの作品自体は好きで以前はよく読んでいたのですが(御手洗シリーズなど)、一時期から急に俗っぽくなり、特に女性がたくさん出るようになってからの劣化が酷かったため、長く読んでいなかったのですが、たまたま手に取る機会があり読みましたが、個人的にはモヤモヤしながらも久々にしっかりとした推理小説を楽しめました。辞書並みに厚いですが、意外とすらすらと読め、最後のあたりは時間を忘れました。
この機会にシャーロック・ホームズを読み直そうかというきっかけになりました。
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4103252340
No.5:
(4pt)

面白かったです。

ワトソンの、体を張った冒険をハラハラドキドキしながら読みました。
ホームズシリーズ(正典)の矛盾点や謎が解消されていくところは、なるほど~と感心させられました。
長編ですが、くすっと笑みが溢れるシーンもあったりして、中弛みすることなくイッキに読めました。
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No.4:
(5pt)

ホームズファンでなくても

私はとりわけホームズを読んだわけでもないのですが、ワクワク感が出てきました。
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No.3:
(4pt)

『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』が好きな人なら楽しめると思います。

(ネタバレを避けるため、内容には踏み込みません)

☆本書は、あの「赤毛連盟」と「まだらの紐」の真相を明かしています。
 未読の方は注意してください。

 『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』に続くホームズ物ということで、読みました。
 でも、今回のホームズは、文字通り悲惨というか、悲しみに満ちています。
 コカイン中毒が悪化して、思考があさっての方角へいってしまうからです。
 そのため、謎の解明に挑戦するのはワトソン博士です。
 博士が単独で謎解きをしなければなりません。

 ……で、本格推理小説として読むとかなり苦しいと思います。
 そもそも、暗号を読者が解くのは不可能です。
 脱獄方法などについても、目新しいトリックはありません。
 というよりも、はっきり言ってアンフェアじゃないでしょうか?

 悪戦苦闘するワトソン博士のユーモラスな行動を楽しむのが、正しい読み方だと思います。
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4103252340
No.2:
(5pt)

厚い本にもかかわらず、意外とすんなり読める。

思ったよりも読みやすい。
全く別の2つの話が並行するストーリー構成でない
からかもしれない。でも、ストーリーは複雑に
錯綜している。
「モルグ街の事件の再現」という描写の仕掛けもある。

品行方正と思っていたワトソンには、生活態度が
だめだった時期がある設定になっていて、彼の
立ち直りの物語でもある。
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No.1:
(4pt)

ワトソンファンの方に

ホームズの助手ワトソンと言えば、医者とはいうものの、「平凡な一般人の代表」といった役回りですが、この本では、ホームズに代わって大活躍します。 赤毛組合事件の犯人に誘拐された女性を、炎の差し迫る塔の中から救出するなど、多少やり過ぎ感が なくもないですが、ワトソン一世一代の冒険譚として、素直に読みたいところです。 ただし、最後の謎解きは、ホームズに譲ったことに なるでしょうか。
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