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スクラップ・アンド・ビルド
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スクラップ・アンド・ビルドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全190件 21~40 2/10ページ
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素晴らしかった。めんどくさいテーマではあるがそれを突き抜ける疾走感があった。 | ||||
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介護する老人に対する主人公の気持ちがつらつら書かれてる感じで個人的には老人にも主人公にもあんまり共感できなかった。 うーん、誰にも勧めないと思う。 | ||||
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読んで気が滅入る作品。文庫帯の紹介文には老人の狡猾さとあるが、思うように動けない日も動ける日もある。年をとるとはそういうことでは。そういったことを意に介さない主人公を描写しているのでしょうが、思いやりのない視点は作者の物書きとしての視点ではなく、素の視点なのでは、と思ってしまいました。性的な描写も含め友人や親には貸せません。 | ||||
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いつも簡単で分かりやすい本ばかりを読んでいるため、こちらを読み終えたあと、…「あれ?これ何の話?」って感想になった。作者が伝えたかったことって、介護の大変さ?それは違う。じゃあ一体なんの話なの…?芥川賞ムズっ…!ってことで、見識あるアマゾンのパイセン方にヒントを頂きたく、レビューを読みまくりました。そして、やっとこの本の言いたいことが分かりました。鳥肌立ちました!パイセン方、どうもありがとう! | ||||
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今夜から読み、感想はのちに書きます。羽田さんのファン、バス旅 イッキ飲みのビール、夫もバス旅大好き。 | ||||
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退職してから半年間、人生を浪費していた。 そんなある日、介護職として働く友人から 「使わない機能は衰える」 と、五感をまめに使うことの大切さを説かれた。 さらに、認知症を患った祖父の存在が 「このままではいけない」 という思いを強くした。 それから、社会復帰に向けての大変革が始まった! | ||||
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前から読みたかったのですが、本屋さんに無くてアマゾンで購入。介護する側、される側、双方の気持ちが良く描かれていて「あるある」と思いながら一気に読みました。また、羽田圭介の作品を購入するつもりです。 | ||||
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主人公28歳の健斗は、退職してからなかなか再就職が決まらず、家で88歳の祖父の介護をしている。現代医療の矛盾、介護の矛盾に切り込み、財政の将来世代への先送りによる不満をも口にする。 ただ、彼が辿り着いた一つの結論は年老いて苦しみながら「死にたい」と口にする老人を早く死なせてあげるためには、致せり尽くせりで、何も自分のことをせず、何も考えなくさせることだということで、彼はそれを実践する。一方自分では、その反対の精神的にも自分を追い込みながら厳しい肉体のトレーニングをする。ここで、スクラップ・アンド・ビルドは祖父の肉体をスクラップし、自分の肉体をビルドするように思える。この辺りでは、命の選別を家族が行っているという怖さが感じられた。 そして、彼は「死にたい」といつも口にしている祖父の本心は「生きたい」ということだったと知り愕然とする。そんな中で、再就職が決まる。それは、精神と肉体を再構築するべくトレーニングを重ねた結果だと彼は思う。ここにきて、スクラップしたのは過去の自分でビルドしたのはトレーニングによって生まれ変わった自分だということが、分かる。また自分より弱い祖父が守られるだけの存在ではなく、自分を支えていたことも悟る。 | ||||
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世代の違いなのでしょうか。感情移入できませんでした。若い人には共感できるのかな。 | ||||
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相手のためになることは何だろう。 そして、自分はどうしたら変われるのだろう。 認知症の祖父と向き合う日々、青年は少しずつ自分と向き合い変化していく。 面白い作品でした。おすすめです。 | ||||
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この小説は、すでに死期が近いほぼ寝たきりの老人と、その同居家族が織りなす日常生活を描いた作品である。心身ともに弱った老人をスクラップ、主人公の健斗のように精力に満ちた若者をビルドと称し、それが小説のタイトルになっている。 老人がしばしば漏らす「死にたい」という言葉が本心なのか、それとも周囲からの関心や同情を買うための策略なのかについては確かに分かりにくい。この小説では、それは後者であるとの見解だが、私も同感である。老人介護は、本人の意志と関係なく延命が最優先であり、必要以上の介助と薬漬け医療が往々にして老人たちを不幸にし、加えて介護医療に携わる人たちの負担を増やし、あまつさえ国家財政の医療費増大にも結び付く。この小説は、高齢化社会が進む日本の介護医療のあり方について問題提起したものとも読みとれる。 主人公の介護老人への冷めた目線や、主人公の性生活についての大胆な記述を読んで、著者は恥ずかしいことや、言いづらいことも厭わずに書くことができる作家なのだと思った。 また、文章が上手いと感じる箇所がある一方、この書き方はどうかと思う箇所もあり、著者の文章力の高低はよく分からなかった。 全体としておもしろい小説であった。 | ||||
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今の若者から見た日本の社会・死生観がよく表現された本であると感じた。祖父を弱い存在であると見下していた主人公であったが、自らが旅立つ際には自分の弱さを感じてしまう。人間は弱い存在で,思い通りにならないことも多い世界で,それぞれの方法で戦い続けるしかないのである。社会を生き抜く不安と若者の感情を的確に表現している。 | ||||
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老人と若者の体調の差 | ||||
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スクラップアンドビルドということで、羽田さんの作品の中のスクラップの過程ってことなのかな?と思いました。ビルドの作品があったら読みたいと思います(棒) | ||||
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ラジオとyoutubeで著者を知り、 とても面白い人だと思ったので、 本書を購入しました。 芥川賞だから面白くはないかも? と思いつつ読みはじめたのですが、 とても面白くあっという間に 読み終わりました。 主人公、祖父それぞれの心の中と、 外側現れる行動の違いが 低体温に書かれていて良い ホントそんなもんだと思う みんなが思ったおり全部を 言葉にしていたら、行動していたら 共同生活って成り立たないよ こういうのをブラックユーモアというのでしょうか? | ||||
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介護する若者から見た祖父への介護の物語。 自分自身、祖父の側に近い立場です。 最後まで、祖父が弱っているのか、弱っている振りをしているだけなのか、分からないのがいいと思いました。 どっちなんでしょうか? 自分自身が、そのような歳になったら、どうなるんでしょうか? 色々想像させる作品だと思いました。 | ||||
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死にたいと言うが死のうとしない祖父を見ていると、あれこれやりたいと頭に浮かべるが一切行動しようとしない自分と重なり、このままではこの祖父のように口だけで、自分には何もできないと焦りを感じた。 行動を起こして少しずつ自信をつけていく主人公を見ると、何もしていない自分がひどく惨めな存在のように思えた。 この本は自分がだらけきっていることを自覚させ、変わらなければと決意を持たせてくれた本だ。 介護に焦点を当てていたり、主人公と祖父のバトルにも見える展開は面白かったが、主人公と祖父を通して自分の将来を考えられたのが、一番の収穫だった。 | ||||
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読了後のさらっとした感覚はエンタメ小説とは違う清々しさがあった。面白かったかどうかと問われれば首を傾げるけれど。 少し長い新聞の読者投稿のような作品。 いかにも芥川賞。 | ||||
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無職になった主人公は祖父の介護を手伝うことになるのですが、この国の介護制度の矛盾を考え始め・・というお話。 この作品で描かれている介護の問題について、なるほどなと思えるところはあったものの・・うーん、この小説で書かれている主張が通ったらエライことになるわけで・・、事はそんなに単純じゃないんじゃないの?というのが正直な感想です。 文章は分かりやすくて読みやすいのですが、面白かったかと言われるとちょっと暗かったかな。 | ||||
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主人公の老人分析が自分勝手に加速して、どうなっちゃうんだろ。ってところが面白かった。 | ||||
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