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(アンソロジー)

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世界推理短編傑作集3



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世界推理短編傑作集3の評価: 4.33/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(3pt)

不思議なストーリーが、、、

やっぱり翻訳物には独特の言い回しがあるので、私的にはイマイチでした。残念!!
世界推理短編傑作集3【新版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:世界推理短編傑作集3【新版】 (創元推理文庫)より
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No.8:
(5pt)

とりあえず読んで

全て
世界推理短編傑作集3【新版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:世界推理短編傑作集3【新版】 (創元推理文庫)より
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No.7:
(5pt)

短編ミステリ爛熟期の名作集

新版ということで以前流布していた傑作集とはかなりの異動があり、現代の視点から再編集され、短編ミステリの発展と変遷をより批評的に鳥瞰出来るようになった内容に東京創元社の翻訳ミステリの老舗としての矜持の高さを感じる。中でも1920年代の作品が集められた第三巻は当時の欧米ミステリ界が既に爛熟期を迎えていた事を強く実感させてくれる。
バルバドス島を舞台にフィルポッツらしい悠然とした筆致の「三死人」、クリスティの短編作家としての確かな力量を堪能出来る「夜鶯荘」の慄然たる結末、ワイルドの実話を基にした秀逸なコンゲームもの、かつて年少向けの推理パズルで散々ネタにされたのも懐かしい古典的トリックを用いた「茶の葉」、「キプロスの蜂」、「イギリス製濾過器」、「窓のふくろう」の今となっては大らかな愉しさ、そして刃物の如き鋭利さを未だ失わないヘミングウェイ「殺人者」などまさに粒揃いだが、この時代にここまで自己批評的な作品が書かれていた事に改めて驚くレドマン「完全犯罪」と名作長編の短編版であり見事な変奏曲であるバークリー「偶然の審判」の二編は誠に白眉と呼ぶに相応しい傑作だ。
世界推理短編傑作集3【新版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:世界推理短編傑作集3【新版】 (創元推理文庫)より
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No.6:
(3pt)

未読の作家との出会い

江戸川乱歩編の短編アンソロジー。奇妙な味のする作品とのことで、確かに発表当時はそうだったのかもしれませんが、
今となってはなんとなく展開の想像がつく話もみられます。
奇妙どころか衝撃なのが「二壜のソース」ですが、類似の事件が現実にあった後では、全部? と疑問を感じずにはいられないですね。
ただ、他の作品にもいえることですが、決してレベルが低いということではありません。ミステリー初期の古さに味が感じられるなら
十分楽しめると思います。
自分は「堕天使の冒険」が一番でしたね。カードを扱った作品で、知らなくても問題ないです。主人公達にも魅力があります。
こういう短編集は未知の作家との出会いも楽しみですが、自分にとってはパーシヴァル・ワイルドがそうだったかもしれません。
世界短編傑作集 3 (創元推理文庫 100-3)Amazon書評・レビュー:世界短編傑作集 3 (創元推理文庫 100-3)より
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No.5:
(5pt)

ミステリー黄金時代ならではの成熟と充実を実感できる秀作揃いで大満足の第3巻です。

個々の作家があの手この手で趣向を凝らして人気を獲得し発展に寄与したミステリー黄金時代ならではの成熟と充実を実感できる秀作揃いで大満足の江戸川乱歩編「世界短編傑作集」第3巻です。本書の作家陣ではクリスティー女史が群を抜く有名な大御所ですが、その他はマニアの方にしか知られていない渋い著名度としては低い方々ばかりのラインナップになっておりまして、今では読む機会の少ない知られざる作家の作風に接する事ができて若い読者の方には欧米ミステリーをより深く理解する意味での良い勉強になるだろうと思いますね。
『キプロスの蜂』アントニー・ウイン著:名探偵ヘイリー博士が珍しいキプロス蜂という厄介な働き蜂に刺されてショック死した女の事件の謎に挑む。「モルグ街の殺人」「まだらの紐」と並ぶ動物殺人トリックの名作でスリルとサスペンスに満ちた読み心地ですね。『堕天使の冒険』パーシヴァル・ワイルド著:トランプ博打のいかさま詐欺の実話を基に書かれた作品で、「泡銭」や「悪銭身につかず」といった諺が身にしみて実感できる人間の悲しい性に哀れみが込み上げて来ますね。『茶の葉』E・ジェプスン&R・ユーステス著:トルコ風呂で知り合った男二人が一年後喧嘩別れし、やがて一方の男が同じトルコ風呂で凶器の不明な謎めいた死を遂げる。歪んだ意外な犯罪動機と奇抜な画期的凶器トリックに素人女探偵の名推理とロマンスと3拍子揃った傑作です。『偶然の審判』アントニイ・バークリー著:毒入りチョコレートを使った悪質な殺人事件の謎に名探偵シェリンガムが挑む。意外な真犯人の偶然に見せかけて完全犯罪を狙った用意周到な手口に悪人ながら驚嘆します。『密室の行者』ロナルド・A・ノックス著:神秘を愛する変人の金持ち男が密室の中で餓死を遂げた事件に名探偵ブレドンは不審を抱く。ある意味で奔放且つ豪快なトリックに著者の大らかな性格を感じましたね。『イギリス製濾過器』C・E・ベチョファー・ロバーツ著:高名な物理学者の老教授が窓のある密室で日頃から愛用していたイギリス製濾過器の水を飲んで毒殺された。科学者探偵ホークスが暴く密室殺人の方法は実に単純だけど効果的ですっかり感心させられましたね。『ボーダー・ライン事件』マージェリー・アリンガム著:うだる様な蒸し暑い夜に起きた射殺事件は本命の容疑者にはとても犯行が不可能に思えたのだが・・・・。名探偵キャンピオンは決して先入観に捉われず全てを疑って掛かる冷静且つ公正な視点が真実を暴くのですね。『二壜のソース』ロード・ダンセイニ著:女を殺したのが確実なのにどうしても警察が確証を掴めない容疑者の男が何故か盛んに斧で木を割って薪を作っていた行動の意味とは?まさしく最後の最後に滲み出る恐怖の味わいに胸を悪くせぬ様にくれぐれもご注意下さいね。『夜鶯荘』アガサ・クリスチィ著:親戚の遺産と良き伴侶を得て田舎で暮らす幸せな妻アリクスに突然不安が忍び寄り俄かに暗雲が漂い出すのだった。意外な展開の連続で読ませるサスペンス推理の秀作で、この信じられない結末は人間が動揺やショックに弱い生き物である事を証明していて用心が肝心と心から思わせられましたね。『完全犯罪』ベン・レイ・レドマン著:神の如き全能の名探偵を皮肉ったパロディーとも取れるブラック・ユーモア風味の一編で、幾ら何でもこんな理不尽な動機であっさりと殺されてしまうのでは堪った物じゃありませんね。
世界短編傑作集〈第3〉 (1960年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:世界短編傑作集〈第3〉 (1960年) (創元推理文庫)より
B000JB4E2U
No.4:
(3pt)

解説

どうして、やたらと江戸川乱歩なんだろう?わたくしはこの作家の作品が好きでないせいもあってツマラナイ。
世界短編傑作集 3 (創元推理文庫 100-3)Amazon書評・レビュー:世界短編傑作集 3 (創元推理文庫 100-3)より
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No.3:
(5pt)

ミステリ・アンソロジー集のオールタイム・ベスト1

◆「偶然の審判」(アントニイ・バークリー)

  《多重解決ミステリ》の金字塔『毒入りチョコレート事件』の原型となった短編作品。

  素人探偵たちの多彩な推理合戦が繰り広げられる『毒入りチョコレート事件』に対し、
  本作では探偵役のロジャー・シェリンガムのみが推理し、事件を解明しています。

  私個人は『毒入りチョコレート事件』派ですが、
  評価はその人の嗜好次第で変わるでしょうね。

  (ちなみに、作家の北村薫さんは、『毒入りチョコレート事件』は無理に
   ひきのばした印象があるとし、本作のほうに軍配をあげています)

  本作ではタイトルの「偶然」という言葉がポイントで、
  それを効かせた結末のオチがなんともオシャレです。

◆「二壜のソース」(ロード・ダンセイニ)

  スティーガアという男が、ある少女とバンガローを借り、同棲を始めた。

  娘は二百ポンドの貯金をもっていたが、男はそれをすべて捲き
  あげてしまったかと思うと、とたんに少女の姿が消えてしまった。

  娘が消えてからも、男はそのままバンガローでの生活を続け、突然、
  庭のからまつの木を切り倒し、その後それを薪にする作業を日課として始めた。

  また、彼は毎日の食料をやお屋からしか仕入れなかったので、菜食主義者かと思われたのだが、
  なぜかナムヌモという肉を材料にした鹹味の料理にしか使えないソースを二壜買っていたという。

  オチは予想通りでしたが「最後の一行」にいわく言い難い余韻が。
  どこか、とぼけたユーモアまで感じさせ、なるほどこれが《奇妙な味》かと実感しました。

◆「密室の行者」(ロナルド・A・ノックス)

  ある富豪が、十日間に及ぶ断食の果てに餓死した。

  彼が断食をしていた部屋は、密室状態となっており、
  部屋のドアの錠には、内側から鍵が差してあった。

  窓は地上から四十フィートの高さにある天井にしかなく、
  しかも、そこから人が出入りすることは不可能。

  何より不可解なのは、部屋には餓死する必要が
  ないほど、豊富な食物があったことだ。

  現場にあったベットのまわりに不自然な状態で散乱していた毛布や敷布、
  天井にある4つの鉤の環、何も書かれなかったノート――などなど、
  状況の提示が巧み。

  特に序盤で示される、被害者が保険加入の際に受けた身体検査が、
  解決のための重大な伏線となっているあたりには、唸らされました。

◆「ボーダー・ライン事件」(マージェリー・アリンガム)

  二方をコンクリートの壁、もう二方を巡回中の二人の巡査
  によって包囲された密室状況のもとで起きた射殺事件。

  現場が、巡査二人の受け持ち地域のちょうど境界線
  近くであったことが不可能状況を生み出した要因。 

  冒頭から再三、「蒸し暑さ」を強調しているのも巧いです。
世界短編傑作集 3 (創元推理文庫 100-3)Amazon書評・レビュー:世界短編傑作集 3 (創元推理文庫 100-3)より
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No.2:
(5pt)

傑作集の中の最高傑作

本シリーズの企画を見ると昔は短編が重要視されていたことが分かる。本作(を含む他の傑作集)を読んだのは今から30年以上前だが、特に本作には感心させられた。ジェプスン&ユーステスの「茶の葉」、ノックス「密室の行者」のトリックは古典として今も残る程有名であり、バークリーの「偶然の審判」は短編としても成功しているが、長編「毒入りチョコレート事件」に再構成され、これも成功している。クリスティの「夜鴬荘」のサスペンスはさすが女史ならではと唸らされる。しかし、何と行っても特筆すべきはダンセイニの「二壜のソース」である。これには正直まいりました。一口に分類すると"奇妙な味"なのだが、それだけでは言い尽くせない"味"がある。だって、"ソース"と"あれ"が絡むんだもの。作者の発想には脱帽です。本作を含むこの傑作集シリーズは書かれた時代が時代だけに古臭さを感じる面もあるが、ミステリの原点をたどる上で貴重なシリーズだと思う。
世界短編傑作集 3 (創元推理文庫 100-3)Amazon書評・レビュー:世界短編傑作集 3 (創元推理文庫 100-3)より
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No.1:
(5pt)

「二壜のソース」について

この短編集に収録されている作品「二壜のソース」ダンセイニ作、について書きたい。 小説の中には所謂、奇妙な味の小説というものがあるが、私はそれが大好きである。 読み終えて、狐につままれたような感覚とでもいうのだろうか。 後々までも、その作品のことを何だったんだろうと、考えさせられるような・・・・。 この「二壜のソース」は奇妙な味といわれる代表的な作品であり、一度読んだら絶対忘れられないインパクトを持っている。
世界短編傑作集 3 (創元推理文庫 100-3)Amazon書評・レビュー:世界短編傑作集 3 (創元推理文庫 100-3)より
4488100031

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