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刑事マルティン・ベック ロセアンナ



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【この小説が収録されている参考書籍】
刑事マルティン・ベックロセアンナ (角川文庫)

刑事マルティン・ベック ロセアンナの評価: 4.23/5点 レビュー 26件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.23pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 21~26 2/2ページ
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No.6:
(5pt)

マルティンベックはおもしろい

このところ北欧ミステリーばかり読んでいます。 刑事マルティンベックはおもしろいです。 淡々と調べていくんだけど飽きさせない。 アメリカ イギリスものとはまた違う面白さです。 ドロシーギルマンなどを訳している柳沢由美子さんの訳です。 柳沢さんの訳だったので読み始めました。 暗くて寒い冬に読むのに最適です。
刑事マルティン・ベックロセアンナ (角川文庫)Amazon書評・レビュー:刑事マルティン・ベックロセアンナ (角川文庫)より
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No.5:
(3pt)

刑事物はどうしても時代の影響を受ける:新訳といっても、さすがに原作が古すぎか

名探偵モノは、アガサクリスティの作品など、作品が古くても、それを感じさせない面白さがある。だが、さすがに刑事物は、時代の影響を受けるようである。今回、スウェーデン語からの新訳ということで、期待して読んだのだが、さすがに原作が古すぎる。
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No.4:
(4pt)

非常に現代的な作品

何が面白かったって、犯行動機でしょう。
1960年代の作品なのに、ひじょうに現代のミステリーにありそうな動機なのがよかった。
あと、このころスウェーデンにベトナム人観光客がどれほどいたのだろう、と冒頭ひっかかっていたんですが、解説によるとベトナム戦争を意識してとみられるところにも、好感。
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No.3:
(3pt)

一読の価値はあり、ただ、やはり旧訳の方が

商品(新訳)に星3、作品自体には星5つです。

ベックシリーズは高見浩訳で全巻持っていて愛読していていました。
今回、瑞語から日本語への直接訳となる新訳が出たので「笑う警官」「ロセアンナ」と読みましたが・・・

最初に出会った訳版に贔屓目になっているということを差し引いても、旧訳版に軍配をあげたいです。

確かに旧訳は何十年も前のもの、古さゆえの読みにくさはありましたが、それは、作品の年代を感じさせてくれるものでもありました。全体的が固い印象の文章も、作品の世界に合っていたように思いました。
新訳になり、読みやすくなった感はあります。登場人物の会話なども生き生きしました。登場人物の言葉遣いも変化があり、魅力が増したケースもありましたが、一方、人物イメージを崩してしまったと思われるケースも。
また、今回の訳では、タイトルの改題にみられるように、「地名・人名はスウェーデン語の発音に準じた」とのことでしたが、米国人の名前までスウェーデン語式に表記されていたのには少し違和感がありました。(固有名詞ですし、ベック英語に堪能な点や米国警察とのやりとりを考えても英語発音で良い気がしました)

英語版からの重訳だった旧作とは異なり、今回は原書からの翻訳、と、翻訳の元の本が異なるので一概には言えないかと思いますが・・・
新訳では、旧訳との違いを際立たせたいという思いからか?、改悪とも思われる訳が、また新訳・旧訳という点を除いても残念な訳が、あちこちに見受けられる、というのが正直な感想です。

しかしながら、旧作に無かった文章が今回の新訳にあったり、逆に旧作にあった文章が新訳には無かったりします。
訳者が違いますので、同じ内容でも、文章から受ける印象もずいぶん違います。
読みやすさという点も含め、一読の価値は、あるかと思います。
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No.2:
(5pt)

電子版のよさ

昨年、先に再販された「笑う警官」を読んでから、マルティン・ベックシリーズの第一話をずっと読みたいと思っていました。Kindle版で見つけて即買いしました!予想通りというか、なんというかもう本当に面白かったです!これが70年代に発売されていたんですね!
元々、マンケルのファンなので彼が絶賛していた「ロセアンナ」をようやく読めて幸せでした。
これは電子版ならではの早さではないかと思います。一度、廃版になってしまった小説をそれも海外ものはとくに再販が難しいように思われます。でも電子版なら、印刷代がかかりませんものね!(きっとそれだけではないはずですが、私の足りない知識ではこの程度です)
初めてと言っていいほど、電子書籍っていいなぁ!と思いました(笑)
この調子で、マルティン・ベックシリーズをどんどん再販&新刊を出してほしいです!
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No.1:
(5pt)

祝!復活! 角川さんありがとう!!

めでたい。

『ロゼアンナ (角川文庫 赤 520-4) マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー、 高見 浩 (1975/3)¥ 100 中古品 (16 出品)』

以来の新訳である。内容も翻訳もすばらしい。

解説はマンケル。すばらしい。いわく「47年前に登場した第一作『ロセアンナ』の衝撃は今も忘れられない。それまでに流行っていた単なる謎解きのミステリとは全くちがっていた。人間を描き、政治を批判していた」

ヴァールー(※)、マンケル(※)という土壌があって、2008年『ドラゴン・タトゥー』シリーズのラーソン(※)という花が咲くわけだ。
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※ペール・ヴァールー(Per Fredrik Wahl&ouml;&ouml;, 1926年8月5日-1975年6月22日)はスウェーデンの小説家。

※ヘニング・マンケル(Henning Georg Mankell、1948年2月3日 - )は、スウェーデンの推理作家、児童文学作家。

※スティーグ・ラーソン(Stieg Larsson、本名:Karl Stig-Erland Larsson カール・スティーグ=アーランド・ラーショーン、1954年8月15日 - 2004年11月9日)は、スウェーデンのジャーナリスト及び作家。反人種差別主義者として知られている。
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ちなみにスウェーデンは

・エリクソンの携帯電話、
・ボルボ (VOLVO) の車
・イケア - 世界最大の家具チェーン。、
・H&M-世界22カ国で展開する衣料品チェーン
・ノーベル財団のノーベル火薬

など、優秀だ。教育ありきか。。
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第二次世界大戦前のスウェーデンの探偵小説はイギリスとアメリカの小説を手本にしていたが、第二次世界大戦後、独自の進化を見せる。

1960年代にマイ・シェーヴァル(Maj Sj&ouml;wall)(1935年-)とペール・ヴァーレー(Per Wahl&ouml;&ouml;)(1926年-1975年)の合作による国際的に賞賛された探偵小説「マルティン・ベック」シリーズが書かれ、他の作家もこれに続いた。

推理小説で最も成功したのはヘニング・マンケルの「クルト・ヴァランダー」シリーズである。

同シリーズは37の言語に翻訳され、特にスウェーデンとドイツでベストセラーになった[42]。マンケルの推理小説は、移民や人種差別、ネオナチズムなどがスウェーデンのリベラル文化にいかに影響したかを検証するもので、その社会学的なテーマは広く称賛を集めている。多数の作品が3度にわたって映像化されており、2度はスウェーデンの会社によるシリーズ、直近のものはKenneth Branagh主演の英語版のシリーズである。マンケルは他にも、マプト市で遺棄されたストリートチルドレンについて書いたCom&eacute;dia Infantil(1995年)など、いくつもの評価の高い本を書いている[43]。
そのほか海外、特にドイツで人気のあるスウェーデンの推理作家には、リサ・マークルンド(1962年-)、ホーカン・ネッセル(1950年-)、オーサ・ラーソン、Arne Dahl、Leif G. W. Persson、ヨハン・テオリン、カミラ・レックバリ、Mari Jungstedt、Åke Edwardsonらがいる。

近年では故スティーグ・ラーソンが『ミレニアム』で世界的なセンセーションを巻き起こした。

スパイ小説のジャンルでもっとも成功した作家はヤン・ギィユー(1944年-)で、『カール・ハミルトン』シリーズがベストセラーになっており、シリーズの多くの作品が映像化されている。ギィユーの他の作品のうち最も特筆すべき2作は、テンプル騎士団の一員「アルン・マグヌッソン」シリーズと、隠喩的なタイトルを持つ半自伝的小説「Ondskan」(「悪魔」の意。邦訳タイトルは『エリックの青春』)である。
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4041013836

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