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夜は一緒に散歩しよ
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夜は一緒に散歩しよの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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ホラー小説の長編として面白くないわけではない、というよりも、面白いとは思うのだが、どこかすっきりしない。すっきりしない感じはしかし、突如として放り出されたような中途半端な感じではない。物語そのものは完結している。だが、完結しているにもかかわらず物語は「閉じて」いない。閉じないことによって「その後」を想像させるような終わり方も確かにあるのだが、本書では「その後」が想像できない。おそらくはそれが理由だろう。閉じる、というが、実のところ本書においてはそもそもどこから始まった物語が、どこで終わったのかもはっきりとはしないのだ。なにも明らかにならない、というのは恐怖を描く際の手法として非常に有効だと思うのだが、本書では出来事の顛末の大部分は明らかになっている。だが明らかになっていないこともある。その、明らかなこととそうでないことの割合がすっきりしない読後の原因であるのだろう。 | ||||
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面白かった。夜中に読んだら怖くなった。 1回読んだだけだと?な部分が多くて2回読んだら あーなるほどね。と納得しました。 途中から急に展開が早くなるのでついて行けず(笑) 生い立ちなど考えると切なくなった。 最後の最後だけ想像通りの嫌な終わり方だなぁと思ったので★-1です。 | ||||
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中古なのに、あまりにも綺麗な状態の本だったので、驚きました。話としても思った通り面白くて、買ってよかったです。 | ||||
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子どもの描く絵の不気味さなどは端的なタイトルや描写でよく表現できていた。 文章は平易で読みやすく、生理的な嫌悪感を刺激するのも上手い。担当の不潔な風貌など、非常にいやらしく書けていた。 スプラッタな描写でこれでもかと畳みかけてくるより、外堀からじわじわ埋めていくようなうそ寒さを感じる。 中盤(主人公が亡妻の部屋で例のアレを発見するまで)は怖かったのだが、それ以降のどんでん返しで少し冷めた。 青い顔の女の正体が実は……という展開は意外性があって面白かったが、え、そっち行くの??とカテゴリをスライドできなかった。幽霊が出てくるホラー路線と思いきや超自然な方向へ滑っていくので、そこで梯子を外されると「アレッ?」となる。 狭義のホラーにこだわらず、幽霊もクトゥルーもなんでもありな読者向け。 担当の行方など明らかにされてない謎も多く、ラストは後味悪い。 まあホラー小説は後味の悪さもウリなのだが、冒頭の記事を読み返すと、結局指輪は取り戻せておらず本文と矛盾が生じる。それともあの水死体は実は……と、考えれば考えるほど薄気味悪くなる。 | ||||
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怖いって言葉より気持ち悪い印象です。 人間は、妬み嫉みで繰り返されますがそれを一冊にした様な本でした。 女の業は、恐ろしいですね... 本の内容は、サラサラぁって読めるページです。 | ||||
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狂気と呪い、メンヘラの極致が描かれた小説。見ているだけで分かる、クトゥルフ的なものが好きなんだろうな、と。そういったものが好きな人はきっと好むだろう小説。 | ||||
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理屈っぽい人間であるため、大抵のホラー物は、文句を本に向かって言います。 ですが、これは青い顔の女性の正体が気に入りました。 ただ、「お約束」から外れているため、推理物の賞なら受賞できなかったでしょう。 選考委員の京極夏彦氏が述べられた 「お約束から少し外れている」のお約束とは違うかもしれませんが 推理小説の「犯人は最初のほうから名前入りで登場している」というお約束が この小説では破られています。なので、推理小説好きが読むと 「ふざけるなー!」となるかもしれません。 できれば、度々入る過去を振り返るシーンで、少しぐらい登場させてもらいたかった。 そのため、☆をひとつ減らしました。 | ||||
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子供が学校で読書するために買ってと言われて購入。 内容は分かりませんが、面白いらしいです。 | ||||
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初めて読む作者の方でしたが ホラーを読みたくて 色々検索して 他の型のレビューを参考に 購入しました とてもどきどきして 読み始めると 一気に読んでしましました。 | ||||
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ふざけた名前だったから、大して期待せずに読み始めたのだが、この文章はいい。 近視眼的な主人公にはあまり共感できなかったが、ちょっとした叙述トリックのようなものもあり多いに楽しめた。 構成がきちんと練ってあるでの、破綻もない。 近い将来、なんらかの大きな作品を書ける人だと思う。 | ||||
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(あらすじ)毎晩11時になると3歳の娘千秋は散歩に行こうと言いだし、夜の暗闇を散歩してはお絵かき帳に目には見えない死んだ人たちを描き始める。 んー、これは!おもしろい。子供のきっかいな行動の気持ち悪さも良いし、子供の絵に描かれる死者達のむなくそわるいリアル描写も、実にアイデア性を感じる。展開もサクサク進むし、どこで読み終えても必ず不気味さ不安さを用意してあるのがニクい。怖さ、不気味さ、笑い、3つの加減が抜群で本当に楽しませてくれました。加えて読みの難しいグロ表現もなく読みやすいのもいいですね。 デパートの屋上で千秋と遊んでいたはずの女の子が、いつの間にか泣きながら同じ所をグルグル走らせられているという不気味なシーンに、特に魅力を感じた。実写化しほしいとも思った。 「お散歩!お散歩!おさんぽおォォォォー!」 | ||||
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文章の書き方は凄く上手いと思います。読みながら、青い顔の女とか想像して気持ち悪くなっちゃいました。文章を読んでいて、そのイメージが鮮明に浮かぶのって書き方が上手い証拠だと思います。最初から最後まで作品全体に不気味な雰囲気が漂っていて、これぞ怪談!みたいな気がしました。ただ、ちょっとラスト部分が残念でした。もう少し丁寧に書けたんじゃないのかなぁ・・・と思ってしまいます。 | ||||
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