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夜は一緒に散歩しよ
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夜は一緒に散歩しよの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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ホラー小説の長編として面白くないわけではない、というよりも、面白いとは思うのだが、どこかすっきりしない。すっきりしない感じはしかし、突如として放り出されたような中途半端な感じではない。物語そのものは完結している。だが、完結しているにもかかわらず物語は「閉じて」いない。閉じないことによって「その後」を想像させるような終わり方も確かにあるのだが、本書では「その後」が想像できない。おそらくはそれが理由だろう。閉じる、というが、実のところ本書においてはそもそもどこから始まった物語が、どこで終わったのかもはっきりとはしないのだ。なにも明らかにならない、というのは恐怖を描く際の手法として非常に有効だと思うのだが、本書では出来事の顛末の大部分は明らかになっている。だが明らかになっていないこともある。その、明らかなこととそうでないことの割合がすっきりしない読後の原因であるのだろう。 | ||||
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読みやすいとは思います。 でも、展開が「いかにも」過ぎて白ける。ラストも「またこれか」というラスト。 文章も上手くない。レビューの高さが不思議です。 アダルト表現はないし、小中学生のホラー好きにはいいのかも知れません。 | ||||
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読み終えました。 微妙でした! ホラーらしいけど怖くない。登場人物である娘がまったく可愛げがない。呪われて奇行に走っているとしても。 あと、登場人物がなぜか自殺しまくる。 視点がこまめに動くので、誰が主体になっているのか混乱した。 マヤミの死を卓郎が突然確信したのが謎でした。なぜ死んだとわかるのか。唐突過ぎでついていけなかった。 | ||||
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面白かった。夜中に読んだら怖くなった。 1回読んだだけだと?な部分が多くて2回読んだら あーなるほどね。と納得しました。 途中から急に展開が早くなるのでついて行けず(笑) 生い立ちなど考えると切なくなった。 最後の最後だけ想像通りの嫌な終わり方だなぁと思ったので★-1です。 | ||||
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中古なのに、あまりにも綺麗な状態の本だったので、驚きました。話としても思った通り面白くて、買ってよかったです。 | ||||
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子どもの描く絵の不気味さなどは端的なタイトルや描写でよく表現できていた。 文章は平易で読みやすく、生理的な嫌悪感を刺激するのも上手い。担当の不潔な風貌など、非常にいやらしく書けていた。 スプラッタな描写でこれでもかと畳みかけてくるより、外堀からじわじわ埋めていくようなうそ寒さを感じる。 中盤(主人公が亡妻の部屋で例のアレを発見するまで)は怖かったのだが、それ以降のどんでん返しで少し冷めた。 青い顔の女の正体が実は……という展開は意外性があって面白かったが、え、そっち行くの??とカテゴリをスライドできなかった。幽霊が出てくるホラー路線と思いきや超自然な方向へ滑っていくので、そこで梯子を外されると「アレッ?」となる。 狭義のホラーにこだわらず、幽霊もクトゥルーもなんでもありな読者向け。 担当の行方など明らかにされてない謎も多く、ラストは後味悪い。 まあホラー小説は後味の悪さもウリなのだが、冒頭の記事を読み返すと、結局指輪は取り戻せておらず本文と矛盾が生じる。それともあの水死体は実は……と、考えれば考えるほど薄気味悪くなる。 | ||||
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表現のエグさとか、すごい嫌悪感をそそるものがありました。 内容も怖かったし、よかったのですが クライマックスが見事に空振った感がありました。最後だけ怖くなかった。 | ||||
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怖いって言葉より気持ち悪い印象です。 人間は、妬み嫉みで繰り返されますがそれを一冊にした様な本でした。 女の業は、恐ろしいですね... 本の内容は、サラサラぁって読めるページです。 | ||||
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文章が上手とはとても思えず、稚拙さが非常に目立ったような気がする。 ほかの作家なら、そこからじわじわ這い上がるような恐ろしさを、もっとうまく表現できるだろうと思う。 日本のホラー映画ぽい話の運びでした。呪怨なんかそんな感じですね。次々起こる恐怖の出来事。 ただ他人に怒りすぎて、そこが作り物っぽさを感じた。 そこが乱暴だと感じた。 誰かが死ぬならもっとじわじわ殺して欲しい。 こんなに簡単に死なれても、リアルがないというか。 主人公も頑張っているが基本能無しで、ほんと途中でおかしい、なんとかしようと思わないのが不思議。それを不可解な出来事のせいにするのはちょっと薄い。 ただ娘の絵がどんどんおかしくなっていくところや、怖さを与えるのには成功していると思う。 | ||||
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狂気と呪い、メンヘラの極致が描かれた小説。見ているだけで分かる、クトゥルフ的なものが好きなんだろうな、と。そういったものが好きな人はきっと好むだろう小説。 | ||||
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評価が高かったので、kindleで購入。 好みは様々で、これがいいという方もいるかもしれませんが 私は好きではありません。 グロい表現が多ければホラーなんでしょうか? まず怖がらせ方に品がない。 スティーブン・キングや貴志祐介さん、恒川光太郎さんが書く話など、 上質なホラーはたくさんある。 | ||||
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理屈っぽい人間であるため、大抵のホラー物は、文句を本に向かって言います。 ですが、これは青い顔の女性の正体が気に入りました。 ただ、「お約束」から外れているため、推理物の賞なら受賞できなかったでしょう。 選考委員の京極夏彦氏が述べられた 「お約束から少し外れている」のお約束とは違うかもしれませんが 推理小説の「犯人は最初のほうから名前入りで登場している」というお約束が この小説では破られています。なので、推理小説好きが読むと 「ふざけるなー!」となるかもしれません。 できれば、度々入る過去を振り返るシーンで、少しぐらい登場させてもらいたかった。 そのため、☆をひとつ減らしました。 | ||||
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子供が学校で読書するために買ってと言われて購入。 内容は分かりませんが、面白いらしいです。 | ||||
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初めて読む作者の方でしたが ホラーを読みたくて 色々検索して 他の型のレビューを参考に 購入しました とてもどきどきして 読み始めると 一気に読んでしましました。 | ||||
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物語自体はさほど珍しい物ではなく、よくあるタイプのホラーだと思います。 でも、怪談・ホラーと呼ばれるジャンルの面白さは定番の流れであっても「怖い!」「気持ち悪い!」という感情は作家の力量次第で全く薄れないところです。 その点では、この作家は凄い。 「怖い」ではない「痛い」でもない、純粋に「気持ち悪い」です。 でも不思議なのは、ホラーにありがちな「夜の怖さ」が薄いんです。 「気持ち悪さ」はだいたい明るいところで現れています 特におっさんの表現が秀逸でした。 ただ「怖い」が薄すぎたなとは思いました。 だって作中で一番おぞましいのが普通のおっさんですからね… | ||||
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ふざけた名前だったから、大して期待せずに読み始めたのだが、この文章はいい。 近視眼的な主人公にはあまり共感できなかったが、ちょっとした叙述トリックのようなものもあり多いに楽しめた。 構成がきちんと練ってあるでの、破綻もない。 近い将来、なんらかの大きな作品を書ける人だと思う。 | ||||
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(あらすじ)毎晩11時になると3歳の娘千秋は散歩に行こうと言いだし、夜の暗闇を散歩してはお絵かき帳に目には見えない死んだ人たちを描き始める。 んー、これは!おもしろい。子供のきっかいな行動の気持ち悪さも良いし、子供の絵に描かれる死者達のむなくそわるいリアル描写も、実にアイデア性を感じる。展開もサクサク進むし、どこで読み終えても必ず不気味さ不安さを用意してあるのがニクい。怖さ、不気味さ、笑い、3つの加減が抜群で本当に楽しませてくれました。加えて読みの難しいグロ表現もなく読みやすいのもいいですね。 デパートの屋上で千秋と遊んでいたはずの女の子が、いつの間にか泣きながら同じ所をグルグル走らせられているという不気味なシーンに、特に魅力を感じた。実写化しほしいとも思った。 「お散歩!お散歩!おさんぽおォォォォー!」 | ||||
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タイトルから見て夜ピクみたいなものかな?っと思って読み始めてみたら全く違いました。 普通にホラーな感じ。描写も想像しやすく寒気がした。 でも読みやすいのでどんどん進む。 ラストの怖さも読みやすさのおかげかあんまりインパクトが無かったです。 ホラーは苦手なのであんまり好きではないですが、おもしろいと思います。 | ||||
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文章の書き方は凄く上手いと思います。読みながら、青い顔の女とか想像して気持ち悪くなっちゃいました。文章を読んでいて、そのイメージが鮮明に浮かぶのって書き方が上手い証拠だと思います。最初から最後まで作品全体に不気味な雰囲気が漂っていて、これぞ怪談!みたいな気がしました。ただ、ちょっとラスト部分が残念でした。もう少し丁寧に書けたんじゃないのかなぁ・・・と思ってしまいます。 | ||||
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怪奇現象と亡くなった妻を旨くスライドさせて、最初からけっこう読ませる。 なので読んでいくと期待してしまうのが読者ってものだと思います。 その淡い期待が読み終わると萎みます。 結局大学の友人魔耶美の登場は強引に思えたり、架空の黄泉の街みたいらしい舞台が、川の水が黒いだけで街そのものにリアリティーがないのも考えものだったりと、後から突っ込める箇所がけっこう多い。 | ||||
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