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丕緒の鳥 十二国記
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丕緒の鳥 十二国記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全184件 181~184 10/10ページ
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WH文庫版「風の万里・黎明の空」のあとがきで、小野先生が物語には語られる事も無く死んでいった多くの人々がいるというような事を書かれていました。 丕緒の鳥は、そんな行間の人々たちの物語です。 王と麒麟の物語だと「こういう為政者がいれば良いのに」と憧れを抱き、丕緒の鳥の主人公たちの様な下位の官吏や庶民の物語は身近に感じられる分、色々と考えさせられる事が多かったです。 | ||||
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十二国記の世界の一般の人々を主役にした短編集。以前出た華胥の幽夢よりもさらに本筋から遠いスピンオフ集です メインストーリーの登場人物は景王が少し出ただけでしょうか。 十二国記世界の設定を補完するだけならまあまあ面白い読み物でしたけど、正直12年待ってたのはこれじゃない(4編中2編はヨムヨムで既読) 丕緒はまだ興味深く読めましたが、青蘭と落照は十二国記じゃなくても…という作品、最後の短編の風信だけは作者が得意であろう主役の少女が生き生きと描かれやや読ませる作品でした。 ハッキリ言って十二国記以外のこの作者の作品はいくつ読んでも文章が面白く感じなかった私のような読者にとっては 市井の人々に光を当てる、なんて外伝的なスピンオフは退屈以外何物でもないんですよ 架空の世界の死刑制度やら暦やらを背伸びして書くより、ストレートに人間ドラマを書いたらどうでしょうか 読者が読みたいものは作者の考えた拙い講釈じゃなく、登場人物の活躍に胸を躍らせるような楽しい読み物です 12年まったんだからどんな出来でも絶賛したい気持ちはわかりますけど、これを絶賛したら次が怖い | ||||
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長いこと待ちました(笑) 全部で4編、うち2編はヨムヨムで読んだんですが…やっぱりヒショノトリが好きです。何回読んでも陽子のセリフに鳥肌がでます。 書き下ろし長編執筆中との事、ぜひ今度は泰麒の続きを読みたいです。 | ||||
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長かったですね 昨夜読み終わりました yomyomも読みましたがやはり一冊にまとまっていることに感慨を覚えます 新潮社さんからというのも驚きでした 本筋ではなく無名の市井の方が主人公の4編 どっぷり十二国の世界です それぞれ困難な状況に置かれており、果たして彼らに希望は訪れるのだろうかとページを繰る手がとまりません それぞれの主人公はどうなるのかとハラハラさせられ読書でのドキドキを久々に味わいました 本を読んで胸が苦しくて仕方ないといおう感覚を味わせてくれます 時間軸も国も違うため、やはり既刊を読み返しておけばよかったと少し悔やまれました 3篇目青条の蘭の絶妙なストーリーテリングっぷりたるや見事です 待っててよかったです 私事ですが子供を持ち本を読む視線が変わりました 現在執筆中との長編まで再び既刊を読み返しあの世界に浸ってきたいと思います あの世界をまた読ませてください | ||||
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