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丕緒の鳥 十二国記
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丕緒の鳥 十二国記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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出足の鈍い十二国記を、 三百ページ半で四話も入れれば、 そら退屈にもなりますわ。 前半の二話はまだ、 勢いやバランスを感じました。 が、解説によると、 書き下ろしだという後半二話。 これが問題です。 とにかく眠たい。 読むと寝ちゃうので、 なかなか読み進まず、 最後のほうはもう、 読み終えるために読んでました。 四話とも十二国記のなかの、 底辺で生きる公務員の姿を、 じっくりと描いています。 鳥の形の割れ物を飛ばして、 それを射落とすという儀式。 その鳥を造る人を描く (なにそれ?!) 第一話は興味深かった。 十二国記の設定に深みを与える、 ボーナストラックとして、 ちゃんと機能してました。 次が、死刑囚を死刑にするか、 話し合って決める人たち。 情状酌量の係とか、 それに反対して刑を重くする係 (だからなにそれ?!) そして、刑を決める係。 国の事情なども複雑で、 これも読み応えがありました。 次が、えー、と、 なんだったかな。 もう記憶が朧で。 ああ、なんか、 ブナの木が石化する病気により、 国がえらいことになると、 森林の係みたいな人らが、 なんやかんや頑張る話だ。 すごく大変な思いをしながら、 とにかくたくさん歩く話。 もう、一歩ごとに瞼が重くなる。 最後の一話なんかもう、 えーと、なんだったかな。 今読み終わったとこなのに。 そうだ、なんか、 カレンダー作る係の話だ。 王様のせいで家族を失う娘が、 主人公としてまずは、 いつものようにちゃんと、 家族を失わされ、 カレンダー係の人んちの、 雑用係として居候する。 カレンダーは予定表なので、 一年のいろんな気候とか、 生物の云々カンヌンも、 調査したりしなかったりと、 なんとなく平和なくらし。 でも外の社会はドン底なので、 娘は不幸と平穏をいったりきたり。 不機嫌になったり、 なんか急に機嫌がなおったり。 もともとこの著者様は、 喜怒哀楽が強引な作風では、 あるっちゃあるのですが、 長編の暴風のなかで、 翻弄されているからこそ、 こちらもそれにのれるわけで。 説明が大半の短編では、 設定資料集読んでるような気分に。 それも四話あるぶん、 おんなじようなことを、 四回くどくど説明されているような。 しつこいぞと、 寝言で文句いっちゃいそうになる。 正直、十二国記の名前がなければ、 途中で挫折してたかも。 あて字も最後のほうはもう、 めんどくさいというか、 どうでもよくなっちゃって。 オモヤを漢字のとおり、 セイインと読んでやりました。 オモヤなのかナカニワなのか、 もうどっちがどっちだったか、 眠くてわかんなくなっちゃって。 どっちにも『院』って書くし。 夢中ならちゃんと、 遡って探して、 正しく読むんですが。 眠いときにページを戻すと、 違う意味の夢中に陥っちゃうので。 次の巻は大丈夫なのかなぁ。 前巻までは面白かったのに、 急に失速してつまんなくなるから、 少し心配になっちゃいました。 | ||||
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やっとでた続編…じゃなくてサイドストーリーだ。 私は『十二国記』の世界観は安心できる。ものすごいリアルな感じがあるのだけれど、どこかで「これは作られた世界」という安心感がある。私が臆病なのかなんなのか、ノンフィクションとか現代小説だと、生々しく感じてちょっと食傷気味になることがあるのだけれど、この「これは作られた世界」という前提があることにより、なぜかもっと客観的に、素直にのめりこんで読める。 『十二国記』って終わりがない物語だと思う。それは作者が考えるストーリーと終わりってあると思うが、これだけ精緻な世界観があれば、そこに生きる人々のストーリーは無限だよね。まあ、今この瞬間の私たちだってそうなわけだけど。 自分が今生きている「ここ」の世界観がよくわからないから現代小説が上手く読めないのかもと思った。みんなの前提と私の前提が一緒なのか。と横道にそれたことを考える。 『無能な上司と仕事にうんざり!中間管理職』、『死刑問題どうよ!?』、『世界を救いたい、平サラリーマンの熱い想いよ社長に届け!』、『営業だけが花じゃない。スタッフだって頑張ってる!』…の4本でお送りします。という感じかしら。 長編を待つ。 | ||||
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表題となっている丕緒の鳥は、引き込まれる様なストーリーでした。その他の短編は、心象風景を丁寧に描写している作品が多いです。その代償でくどくてくどくて読み進んでいる感覚がありません。 途中から数ページ飛ばしで目を通し、完読することはありませんでした。 12国記は、ロードムービーの様に物語が流れているのが好きなので、私にはこの本は合いませんでした。 | ||||
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ホワイトハート時代からずっと追いかけてきた人間です だからかもしれないのですが、とにかく読みにくい、読みにくい。 ルビが少なすぎるのです。 内容は素晴らしいのに、人名にも文章に普段出ない、読まない漢字が多用されるため 読み方が分からなくなるたびに出てきたページに戻る始末 そのたびに物語が中断され、興がそがれました ホワイトハートが懐かしいです。 | ||||
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待望の新刊だけど、短編集も読みたいけど、長編で続きが読みたいです。 それまでの繋ぎだと思っています。 | ||||
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正直、読むのが辛かったです。続編がなかなか出なくて今更って感じで読みました。 皆さんのレビューを読んで何となく分かっていましたが、それでも新作もあるので、読み、感想は、これだけ?…でした。 王、麒麟の事は皆無です。 一部、陽子が少し出て来ますが… 載国のその後、泰麒、李斎の事が全く触れられていません。 「落照の獄」は、重い話でなかなかページが進まず… 結局、4日かけて読みました。ドキドキ感もなく、重苦しかった… 長く待たされた挙げ句、この内容は、いただけません。早く載国の問題を片付けて欲しいです。 キツい言い方になりますが、私は、これは、読まなくても良かったかなと思いました。(購入前に、図書館で借りて読んでみて、正解でした。) 完全版などに時間を割かないで、一刻も早く話を先に進めて下さい。 未完の大作にならないように切に願います。 | ||||
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期待していた内容では無かった。早く続きが読みたいのになぁ~。 | ||||
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初期の作品ではこの人の才能に驚いたものでしたが、この世界観もネタ切れなのでしょう。ちょっと残念感がありました。 | ||||
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久々の十二国記でした。速攻買いました。 読んでみると、ほぼ玉座から遠い人たち(役人?)のお話。 それはそれで良いのですが、本編の方が気になります。出来れば本編の方をだして欲しいなぁと感じました。 これはこれで、それなりの魅力を持ってます。 宮殿の下の方で働く人物像が描かれてますから、「どーなってるのかなぁ?」が解りました。 取り敢えず、本編お願いします!! | ||||
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中学生で出会ってからずっと愛読していましたが、 今回の新作はあまり熱中できなかった。 4つの短編から構成されてる そのなかでも表題作の「丕緒の鳥」は特に好きな慶国が舞台で、 しかも最後には景王も少し登場する。 他の3編は、国が傾いている時代に苦しむ民の物語で、 テーマがなんというか…説教くさく感じた。 教訓の提示が直球というか・・・。 「青条の蘭」は崩れていく生態系に危機感をもった役人と、 楽観的な民の話ですが、説明がくどく感じた。 「図南の翼」の説教はうんうん、と共感できたのに自分が変わってしまったのか もっと早く出会いたかった。 王や麒麟が出てこないので当然カリスマ性を持った魅力的なキャラクターもいない。 そこが読みづらい点だった。 同じ短編なら「華胥の幽夢」が好み。 | ||||
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過ぎた時代の話・・景王登極の周辺話で、今さら感が・・待たせ過ぎたね。 | ||||
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世界観が、庶民の目線の話の短編集ということで、いつもの十二国記とは少しちがっていました。 読み進むのに、多少時間がかかりました。面白かったのには、ちがいないですが、自分の期待と少しずれたという点で星3つでした。 | ||||
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12年振りという十二国記シリーズ最新作であるこの短編集は、読む時期を選ぶ短編集だと思います。 最近十二国記を読み始めた方は、既刊をすべて読み終わってから手にとることをお勧めします。 12年振りに十二国記に再会するという方は、とりあえず既刊をひと通り目を通してからページを開きましょう。取り急ぎ「風の万里」だけでも読み直しておくといいかもしれません。 でも、気分が滅入っている時は避けたほうがいいと思います。時間に余裕がある日に、静かな空間で、じっと文章を追う。時々、心を休めつつ、各物語の主人公たちの思考に寄り添いましょう。 正直、王の権限の巨大さと重さを噛みしめる短編集です。何気ない王の言葉が、発令となり、それが巷に広がる時、民の身に何が起こるのか、王にこそ手にとってもらいたい短編集だと気付くはずです。 | ||||
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あまり本編の登場人物とは関連しない、世界観を深めるための短編が4話。 長年、十二国記の新刊を待ち望んでいたこともあり、このタイミングでコレじゃないんでは? という気持ちになりました。 一方で、とにかく新刊が出たことにも意味があるので、今後への期待を込めて★3つとしました。 | ||||
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普通の短編です。十二国記である意味はそれほどないかと。逆に十二国記を知らないと訳が分からない描写が多いので、よく出来た同人誌程度の認識で。でも、各作品通して伝えようとしている一言では言い表せない感情をテーマにしている点が凄く十二国記シリーズっぽくてそこが凄く好きです。 | ||||
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もちろんハズレではなかったものの、期待が大きすぎたので、そんなに満足感はありません。 とにかく、また次に期待したいです。 | ||||
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長編のダイナミズムがなく、物語がピンとこない。 今後の長編に期待する。 | ||||
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なーんか今迄の『書き直し』する位なら早く新刊で続き出して欲しいと切に願います。今回は短編集で、話はそれぞれ好きなのですが、どうしても掌編だけに『世界』の欠片で済んでる気がしてやみません。かなり気になっている出来事は多々有ります、早く続きを! | ||||
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還暦をすぎました。 「魔性の子」に出会ったのは書店で働いていた14年前でした。その後夢中で読んだ「十二国記」・・・。お客さまにお勧めしたりもして、ずいぶん感謝されました。 「華胥の夢」以来の新作ということで楽しみに読み進めたのですが、途中から気持がついてゆかない自分がいました。 「落照の獄」にいたってはしんどくて、しんどい理由がもうどうでもいいという気持ちからなのだと分かりました・・・。 どなたかがおっしゃつてらしたように12年は長過ぎたのだと思います。 この世界にもう入ってゆけない自分がいます。 ただせめて泰麒と泰王の結末をつけてほしいと願うのみです。 | ||||
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大人気シリーズの短編集なので、読むのはファンの方が大半だと思うのですが、 というより私もその内の一人なのですが、そういう要素を差し引いても、「小説」 としての出来はどうだったか、と思いました。 今は特にそうですが、起承転結とかカタルシスとかが重要で、それができてない 作品はこてんぱんにされます。本書は短編が四本ありますが、はたしてそれをきちんと 満たされていたかというと、正直微妙です。物語の展開にメリハリをつけないと、 ラストに来たとき「あー、やっぱりこうなったか」で終わってしまいますし、そうなると 非常に退屈です。「本を読む」というのは集中力もいるし、時間がかかる行為なので、 それらすべてを合わせてもおつりが来るくらいの感動とか満足感を、読者は 無意識に期待します。読んだあと疲労感とか予定調和で終わったなという感想 だけでは、むしろ脱力します。 そういう視点で見ると、ずっと重い展開、たぶんこうなるだろうなというラストの予測 がまったく外れなかったという四本の物語は、「小説」の満足感が足りませんでした。 | ||||
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