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丕緒の鳥 十二国記



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【この小説が収録されている参考書籍】
丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)

丕緒の鳥 十二国記の評価: 3.89/5点 レビュー 184件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全127件 1~20 1/7ページ
No.127:
(5pt)

大好きです‼️

私は大学で中国の下級官吏の勉強をしたし、自分も下級官吏だったので、こういうのは弱いです。

誰にも言ってないけど、「彩雲国物語」が好きですね。イケメンに囲まれるのが。
でもラストは死んでしまうより、もう一人素晴らしいお妃候補がいて、皇帝はその人と結婚して、ヒロインは皇帝の異母兄と一緒に、いつまでも皇帝にお仕えするのがいいですね。
顔がいいけど、口と性格が悪いその人は、私のイチオシなので。
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No.126:
(5pt)

大人買い

全巻大人買いしてイッキ読みしました。
丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)より
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No.125:
(4pt)

現代社会の問題を連想させる作品です

ファンタジーなのに、現代社会に通じる試練や問題を思い起こさせるストーリーが面白かったです
丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)より
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No.124:
(5pt)

十二国記はいい。

永久保存版にできます。
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No.123:
(5pt)

重みと冴えを増した筆がつづる生命の物語

小中学生の頃にホワイトハート文庫で愛読した頃十二国記ファンでしたが、既に何年もシリーズからは遠ざかり、この短編集が出ていたことは『白銀~』出版の報に触れた折に知りました。
4編おさめられた短編はどれも国の民の物語であり、王や麒麟とは、本編中の言葉を借りるなら「文字通り、天地の差がある」地に住まう人々の物語ですが、どれもずっしりとした極上の文学の重みで、命の尊さを教えてくれる物語ばかりです。
少女小説らしいきらびやかさ(私はこれも好きですが)がよりいっそう影を潜めた代わりに、十二国記の真骨頂ともいえる、暗く厳しい風雨の中でも決して芯を失わない命の姿がよりリアルな重みを増して描き出されています。
読者とともに、小野先生も年月を重ねてこられたのだなあと思います。

死刑制度の是非を問う落照の獄では、法治国家として名高い柳(ただし祥ケイの旅で既に腐敗し始めた様子が描かれてましたね)が登場しますが、極悪人に死刑を求める民意と法の精神の間で悩み議論を重ねる司法のひとびとが主人公であり、お話のほとんどが法をめぐる議論です。
理を通すからこそあの結末になるしかないのですが、あの結果がもたらすものがやがて柳の民自身に還ることを思うと暗澹たる気持ちにならざるを得ません。

後半2編は、個人的には「自然と人とのかかわり」が全体を貫く大きなテーマになってました。個人の運命や生死について考え抜いてこられたであろう小野先生が、人間の営みはすっぽりと自然の中に抱かれてあるという境地に辿りつかれたのかなという印象を受け、勝手に深く感銘を受けました。
青条の蘭は厳しい状況の国の中の話ですが、随所に温かい人々の姿が見られます。厳しさや人の悪意を描き出しつつ、それでもそこに希望を描く小野先生らしいお話です。最後、ひとびとの手によって、たったひとつの函が新王まで運ばれるシーンには暗い冬がどんどん開けていくような明るさを感じました。
十二国記ファンにとってはニヤリとする人物の存在がほのめかされるお話でもあります。たしかにその人は『話の分かる人物』だよ!

4編目、風信は一番好きなお話です。全体の調子が温かく優しく、自然の営みに励まされて生きていく人の姿が描かれています。ラストの支僑と蓮花の姿に、何度読んでも涙がでます。

十二国記の王や麒麟はほとんど姿を見せないけれど、どこまでも十二国記らしい小説。読めてよかった。
丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)より
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No.122:
(4pt)

十二国記

じっくり十二国記の世界を堪能しています。
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No.121:
(4pt)

屈指の読み応え

シリーズ中、屈指の読み応えであった。全4編を、主人公を説明することで順に批評する。

「丕緒の鳥」
丕緒(ひしょ)。慶国の祭祀吉礼において催される射儀を司る責任者。官吏なので仙籍に入り、歳を取らない。悧王以降4代に仕える。陶製の鳥を射て、美しい音を立て華やかに砕ける事を愉しむ儀式を司り、そのためだけに存在する。鳥とは鵲(かささぎ)でなくてはならない。丕緒は自問自答する。
ーーいったい何のためにこんな儀式があるのか。
百数十年生きても、尚わからない。蓋(おもうに)「極める」とは斯くの如しか。

「落照の獄」
瑛庚(えいこう)。柳国の国府(最高裁判所)の司刑(裁判長)である。法治国家の体裁を採り、合議制で結審する。殺罪などの大罪に対する刑罰の最重刑は死刑つまり「大辟(たいへき)」と云う。調べると、この言葉は四書五経の中の言葉だった。しかも、始皇帝の焚書坑儒により、大半の原典は我々の世界では喪われている。柳国では活きている。この短編には、その頃の専門用語が多く出てきて、その分瑛庚の決する最終刑はわかりにくい。しかし1番のカギは、主上(王様)が「大辟を用いず」方針に責任能力を持たなくなったことにある。我々世界の問題(死刑是非論)とリンクしているようで、実はリンクしていないことは留意すべし。古代漢字を現代小説に用いるために、著者は、奄奚(げなんげじょ)、豺虎(けだもの)、殺刑(しけい)、刑案(うったえ)、徒刑(ちょうえき)、刑徒(しゅうじん)等々と翻訳してみせる。不亦面白乎(またおもしろからずや)。

「青条の蘭」
標仲(ひょうちゅう)。一転、この短編の主人公は、最初からずっと移動し続けていて、ラスト近くで倒れて仕舞う役割。わかりやすい。下級役人の1人で、新しい植物や鳥獣を集めるのが仕事である。何処の国の話かは、最後の最後にヒントのみ与えられる。シリーズファンならば直ぐ判るだろうという憎い演出である。はっきりハッピーエンドか、バッドかは描かれていないが、ファンならば判る。また、王様の長きに渡る不在とは、つまりは国が滅亡に近い処までいくことなのだと、この短編により、よく判るのである。

「風信」
蓮花(れんか)。最後の少女は、不老不死の役人でさえもない。標仲も蓮花も、2013年の文庫書き下ろしらしい。シリーズが始まって、20年以上が経っているのに、つい最近始まったかのようなこの瑞々さは何なのだろう。物語は、正に「月の影影の海」「風の万里黎明の空」の時間軸と慶国内の出来事で物語られる。景麒も陽子も微かにも出てはこない。その中で、正に十二国ならではの出来事で、蓮花は希望を見出すのである。

この本で、年表に新たに付け足す事はなかった。
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No.120:
(5pt)

それぞれに味がある

久しぶりの十二国記、短編でもその存在感は変わらない。待望の書!
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No.119:
(5pt)

次作!!早く来てくれーーーーっ!!!

短編集けど、心理描写が深い、長編より味が出るのは気のせいではないと思う、ストーリーの縛りがないからか?
微ネタバレ

丕緒の話は一番好き、最後に丕緒脳内の場景美しすぎるから。で、いつ再アニメ化するの?NHKは悪くないけど、第一章クラスメイトの同行は最悪な追加内容だろ、マイナスしか考えられない。重製は本作終わった後でいいかな?
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No.118:
(4pt)

久しぶりに発行されたシリーズの本でした。

久しぶりに発行されたシリーズの本でした。
内容は予想していたもので、納得がいくものでした。
このシリーズを読んでいた方にはより深く理解できる本でした。
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No.117:
(4pt)

壮大なドラマの脇役

シリーズを読んでいないと、分かりにくい部分もありますが、どんな場合においてもぶれない人間性が描かれていて、そこに感銘を受けます。
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No.116:
(4pt)

もう少し早く出ていれば…(内容に触れています)

暗い話が多いとの前評判を聞いてましたが、それは舞台がこれから倒れ沈む国、あるいは新王登極から間もない国だからでしょう。中身は決して暗いだけではありません。
外伝なので本編の主要人物は匂わす程度にしか出てきません。それすらも物語の仕掛けにしているところがありますが(笑)
今までの十二国記と同じく、人々は迷い悩み、変わります。
みな国に関わる人だけど、誰も彼もが王宮から遠い。王へ民の声が届く難しさが全編にあります。
表題作の読後感は非常に良いです。微かな、けれども確かな希望を持って終わるのは他ならぬ読者が新王のことをよく知っているからですね。
落獄の照は同作者の黒祠の島と似た匂いを感じます。この話だけすっきりしないのはこれから見慣れない沈み方をする国だから当然かもしれません。
青条の蘭は名もなき民が新王にかける希望が胸を熱くしてくれます。
最後に出てきた地名でその希望が実ったか否かわかるのはさすがの手腕。
風信は本当に一介の民の目線です。
今まで十二国記はとても優秀な案内役の楽俊が読者に色んな事情を説明してくれていましたが、この話には楽俊の役をしてくれる人が居ない。
主人公は真に普通の凡庸な女の子。
楽俊が居ないから、今自分の身の回りで何が起こっているのかさえ知りようがない。
彼女含めて災厄に抗う力もない人々の目線から、それでも自分に出来ることを投げ出さなかった人たちの姿がとても清々しくうつります。

惜しむらくはもうあと数年早く出て欲しかったなという点。
重要な地名や大まかな歴史など細かい設定を忘れて読むと面白くないと感じてしまう仕掛けがあったりすること、やっぱり読者はワガママなのではやく本編の続きが読みたい!となってしまうことですね。
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No.115:
(5pt)

面白い

陽子の話が好きなので購入しました。
やっぱり小野さんの小説は面白いです。
世界観がちゃんとしているので風景が目に浮かびます。
結構細かく描かれてるので読み応えあります。
短編とはいえ、なかなか終わらなくて、まだ続くの?って呼んでました。
読み終わったら、続きが読みたくなります。
陽子は、最初の丕緒の鳥にちょろっとでてきます。
お気に入りは、最後の風信です。
丕緒の鳥:慶東国(過去から赤楽元年)
落照の獄:柳北国
青条の蘭: 雁州国
風信:慶東国(予王~陽子が景麒と契約した辺り)※陽子はでません。
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No.114:
(5pt)

読むのに覚悟がいる骨太な短編集

前巻で慶国国王になった女子高生陽子の話は一段落と思ったら、今巻は民の視点でファンタジー世界を補完する短編集。理不尽で悲惨な十二国記の世界がより一層強く感じられるが、そんな中でも自己の信念を貫き職責を全うしようとする男達が描かれる骨太な短編集だ。現実とかけ離れた設定のファンタジー世界の話ではあるが、死刑制度の存廃を巡って苦闘する話など十分に現実世界で通用するストーリーである。
 共通するのは民の視点である事と、彼らがあくまで自己責任で行動している強さと潔さ。前半2作で顕著だが、彼らは本来服従すべき上官から重大な責務を任され、あるいは丸投げされて、そのために苦悩する。そしてどの話も単純で綺麗な終わらせ方でなく、読者に判断を委ねるような書き方をしている。
 つまりは読者にも思考を要求しているわけで覚悟して読まねばならない。私はそんな作者の姿勢を高く評価したい。
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No.113:
(5pt)

小野ワールド全開

十二国記は全部読んでいたのですがまた巡り合えて嬉しかったです。作品内容も相変わらず小野ワールド全開で楽しめました。
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No.112:
(5pt)

ルナ

早急にご対応有難う御座いました。又利用させていただきます!宜しくお願い致します。
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4101240582
No.111:
(5pt)

待ってたけど。気づかなかったwww

発見したので、悔しがりながらも嬉しくて即購入!!
鶏の話も森の話も
麒麟なんてほとんど出で来ないのに

読んでて嬉しかったです。

実はこれ別の出版社で数十年前?
初めて出した物を偶然買ってそれ以来、出版社変わろうが追いかけているのですが。
もう何年に一回かでもいいので
12国全制覇してくれたらなぁ…と。
夢だけ持ってます…
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No.110:
(4pt)

泰麒と李斎と尭宗は一体どうなったのか???

十二国記シリーズは、全巻、読破しております。続篇を待ちつづけて、首が麒麟(ジラフ)よりも長くなってしまいました。
泰麒と李斎と尭宗は、一体、どうなったのか?
阿選の幻術とはどのようなものなのか?阿選は一体、何を考えているのか?尭宗が、死んではいないが生きている!しかし、どのような酷い状態のまま生かされて囚われているのか?等々と、頭の中は、怕い想像で一杯です。恐らく、手足を斬り落とされた状態で生かされているのではないかと……。[丕緒の鳥]は、「死刑は必要である」ということを訴えた〈落照の獄〉に、共感を覚えましたが、これほど待たされて、これはないんじゃないのか!?というのが、正直な感想です。十二国記シリーズのファンは、皆、同じ気持ちでいると思います。
「お願いでございます!読者の満足のゆく続篇を、出来得る限り早く書いて下さいまし!わたくしどもは、切のうございます!!!」と、小野不由美先生に、駆け込み訴えして、直訴したいものですね。早く出版して下さいませ!!!

安部 玲樹
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No.109:
(5pt)

人の想い を鮮やかに描き出す珠玉の一冊

十二国記シリーズは図らずもアニメから入り、新潮版の『魔性の子』から読み始めました。
そしてすぐにはまりました。

天帝の定めた天綱がすべてを統べる特殊な世界で生きる人々の物語は
どんな立場に立とうとも、人が生きていくことの中に何を軸にし、何を志して生きるかによってあり方が変わるのだということを懸命に伝えてくれるような気がして、
自らの生き方を常に見直しがんばる糧となっています。

特にこの丕緒の鳥は、王や麒麟という民を統べる立場ではなく、民に近い所で働く官吏、主に下官の物語で

『安定と豊穣をもたらしてくれる王という存在への期待や想い』を描いています。

それぞれの立場では出来ることは少ない中、苦しむ民のために自らももがき苦しみながら、ただただ懸命に進み続ける姿に、私も苦しい程の想いで胸がいっぱいになりました。
特に『青条の蘭』のラスト、『風信』の蓮花の涙には想いが溢れて何度も読み返してしまいました。

収められた4話の中で『青条の鳥』が一番気に入ってます。
人がわけもわからず協力してあげてしまう程の強烈な使命感に惹かれるのか
協力してしまった人の善良さ素直さに感動するのか
それはわかりませんが、とにかく好きです。

タイトルともなった『丕緒の鳥』は王に対する期待と落胆を繰り返して自分はもう抜け殻だと思った丕緒が、背負った役目の中で見いだして作り出して作りだした陶製の鳥、そして王に対する想いの行方が何ともせつなく、良い作品だと思いました。

この『丕緒の鳥』と『風信』は慶を舞台にした話で、歴代の景王の様子がうかがえたり、陽子の気配も感じられて、慶州国がより身近になった気がしました。

また、『落照の獄』は死刑について扱っていて、今の私たちの刑罰に対する考え方にも一考させられました。
王が民を虐げているわけではないのに傾いてるという柳が舞台です。
人を裁くということ、人を弑するということ、想いの中に潜む加害者と被害者の立場、許すということ、いろいろなことを考えさせられました。
中々進まない内容に焦れる方もいらっしゃるかもしれませんが
この葛藤なく人が裁かれることのコワさにも思いを至らせて一緒に考えてみても良いのではと思います。

この短編集は王や麒麟はほぼ出てきませんので
ラストに問題が解決して『は〜すっきり!○○もかわいい!○○も素敵!』なんてことはありません。
でも、私にはこの本が、一応十二国の世界での出来事を描いてるからとりあえず同じシリーズです、みたいな位置づけをされるのはおかしいと思ってます。
十二国記は十二国に関わる人々に限定されてはいるが、人が使命を見いだし何かを志しそれをなそうと努力しもがく姿を描いている話なのだ、と思うのです。
それが王だろうと民だろうと官吏だろうと麒麟だろうと
人には生まれた時からその人だけの使命があり、生まれた境遇により選択肢は限られはするが、どんな生き方をしようともその人の自由な中で
どう自分の使命を見いだしそれに取り組み生きていくのか
そんな人間の本質を語っている物語で、十二国になんらか関わりのある人々が主人公である、それが十二国記なのだと思います。

現在出ているシリーズの中で2番目に好きな巻となりました。
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No.108:
(5pt)

はやく本編が読みたくなりました。

久々に十二国記ものを読みました。待ちにまったという感じで一気に読みました。本編の続編が楽しみです。
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