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丕緒の鳥 十二国記
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丕緒の鳥 十二国記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全184件 61~80 4/10ページ
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他の方のレビューを読み期待しないで読みましたが、 私はどのお話も満足です。 ただ、このお話を単独で読むよりは 今までの作品を読んでからの方が理解し易いと思います。 前作と時間が空いている為に 続きを期待してしまいますが拾遺物語と思えば 全く問題なく楽しく受け入れられます。 十二国記ファンの皆様には読んで欲しい作品です。 | ||||
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初めて、小野さんの本を読んでつまらないなって思ってしまった。 大ファンで、十二国記以外も全て持っています。 が、イメージと期待が自分の都合の良いものだけを膨らませていたようで、 こんなはずではと言う感想しか出てこなかったので、残念です。 | ||||
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久々の十二国記でした。速攻買いました。 読んでみると、ほぼ玉座から遠い人たち(役人?)のお話。 それはそれで良いのですが、本編の方が気になります。出来れば本編の方をだして欲しいなぁと感じました。 これはこれで、それなりの魅力を持ってます。 宮殿の下の方で働く人物像が描かれてますから、「どーなってるのかなぁ?」が解りました。 取り敢えず、本編お願いします!! | ||||
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中学生で出会ってからずっと愛読していましたが、 今回の新作はあまり熱中できなかった。 4つの短編から構成されてる そのなかでも表題作の「丕緒の鳥」は特に好きな慶国が舞台で、 しかも最後には景王も少し登場する。 他の3編は、国が傾いている時代に苦しむ民の物語で、 テーマがなんというか…説教くさく感じた。 教訓の提示が直球というか・・・。 「青条の蘭」は崩れていく生態系に危機感をもった役人と、 楽観的な民の話ですが、説明がくどく感じた。 「図南の翼」の説教はうんうん、と共感できたのに自分が変わってしまったのか もっと早く出会いたかった。 王や麒麟が出てこないので当然カリスマ性を持った魅力的なキャラクターもいない。 そこが読みづらい点だった。 同じ短編なら「華胥の幽夢」が好み。 | ||||
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欲を言えばきりがないが十分に楽しめた。せめて年に一巻、十二国にそれぞれの物語を・・・ | ||||
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数ヶ月間積ん読にしていたものをようやく読破。 「丕緒の鳥」「落照の獄」「青条の蘭」「風信」の4編が収められ、 前2編がyomyomに掲載されたもので、後2編が書き下ろしです。 まず、どのお話も王と麒麟は殆ど出て来ません。 あえていうなら、「丕緒の鳥」の最後に、慶王となった陽子がほんの少し出てきます。 主役は、国官(官吏)や庶民です。 相変わらず世界観がきめ細かく作り込まれていて雰囲気はあるのですが、何とも言えず暗いお話です。 ここまで落ち込ませる必要があるのか?と疑問に思うくらいです。 お話の明るさの度合いで言うと「丕緒の鳥」>「青条の蘭」>「風信」>「落照の獄」です。 この中でも「丕緒の鳥」は、儀式で射るための陶製の鳥をどういう風に作ろうか、どのような物を作れば主上に国のことをわかってもらえるのか…… と試行錯誤するお話で、読んでいて愉しかったのですが、他が暗いです。 そして暗くすることの意味がよくわからないです。 なぜ暗いかと言えば、妖魔が蔓延り人々の心も荒れているからですが、 私は、王が不在なだけでなぜそこまで国が荒れるのか、読んでいても納得のいく理由を見つけられず、そこがモヤモヤしました。 (そして正当な王が立つ気配だけで、燕が雛をたくさん産んだりします。一体なぜ?) またこれらは短編ですが、本編を読んでいない方は、読まない方が良いと思います。読んでも意味がわからないと思いますので。 というか、私は本編を一応読んでいるのですが、昔のことすぎてかなり内容を忘れており、これらの短編を読むのに苦労しました。 そして、重い話や気がふさぐ話を読みたくない方にはおススメしません。 ということで、評価は迷いましたが、現在本編の続きを書かれているということですので、期待をこめて☆4です。 | ||||
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次の本がもうでないと思っていたら、やっとでた。 遅すぎだと思うのは私だけではないはず。でも楽しみました。ありがとうございます。 個人的に二話目の話はあんまり好きではないです。 | ||||
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もう20年くらい小野先生のファンです。 十二国記の世界観に入ると、現実の世界観が変わります。 待ちに待った新刊。期待通りです。次がまた待ち遠しいです。 | ||||
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過ぎた時代の話・・景王登極の周辺話で、今さら感が・・待たせ過ぎたね。 | ||||
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世界観が、庶民の目線の話の短編集ということで、いつもの十二国記とは少しちがっていました。 読み進むのに、多少時間がかかりました。面白かったのには、ちがいないですが、自分の期待と少しずれたという点で星3つでした。 | ||||
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十二国記の続編を書いてくれて本当に嬉しいです。 でも、長い年月の間にかつて熱中し今は熱も冷めてしまった読者もいるのでしょうね。 自分は十二国記を知ってまだ日は浅いですが、 講談社文庫版→ホワイトハート(WH)版→アニメ→新潮文庫版を読み、視聴しました。 それ以来、いつか続き(特に泰麒の)を書いてくれるんじゃないかとずっと期待し、 12年ぶりの新作と聞いてとても嬉しかったです。 ちなみにWH版購入理由は山田章博先生の挿絵が豊富に入っているから。 挿絵が無い文庫版でも十二国記の世界や人々の暮らし、風俗、思想、が事細かく描かれているので 十分堪能できたのは小野先生の腕なんだろうなと思いますが、 イラストがあることでよりいっそう感情移入できました。 アニメも、あまり読書をしない方や歴史物をあまり読まない読者にとって、 十二国記の世界をイメージしやすく原作を読む上で助けになったんじゃないかと思います。 少し脱線しましたが、丕緒の鳥、短編集で物足りなさを感じたものの、 十二国記シリーズに再び帰ってきてくれた小野先生の軽いジャブだったんじゃないかなと。 だから、がっかりはしていません。既に書き始めているという長編に期待しています。 だけど、新潮文庫版に不満があります。上にも書いたけど、もう少し挿絵が欲しいかな^^; WHは少女向けだからイラストが多いんだろうというのは分かるんですが、 挿絵ばっかりだと食わず嫌いの大人に見向きされない、コスト&単価増?ってことかもしれませんが、 江戸川乱歩の推理小説やホームズ、南総里見八犬伝、紅楼夢、西遊記、etc...,大人が読む過去の傑作だって、 イラストたっぷりじゃないですか。十二国記はそういう方向で進んで欲しかったなあと。 まあ、でもこれって少数意見でしょうね。。。またまた脱線。 最後に。十二国記の世界は私達が住む世界とは別の異世界だけど、 私達が住む世界と同じように時間的に終わりのない世界だと思うので、 物語を完結させる、というのは難しいかも知れませんが、 十二国記の世界は小野先生にしか書けないのだから、できれば長く引き延ばすことなく、 どこかで区切りを付けて、きちんと完結させて欲しいです。 終わりのない世界だからこそ未完のままでいい、という考え方もあるかも知れませんが。 なんだかわけのわからない自分勝手な思いばっかり書いてすみません。 とにかく十二国記の続きが読めて嬉しい限りです。 | ||||
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この作品は、十二国記という物語の一つの解答が示されているのだと思います。 私を含めた読者の多くは、景王・中島陽子が、どのような国家を作り上げるのか。国王がどう、国家を統治し、それが物語としてどう動いていくのか、といった部分が、当然のごとく描かれるのだと思っていました。 でも、実はそうではない、というのが今回の短編で描かれていることです。 つまり、下っ端の役人であったり、暦を作るなんていう端っこの仕事のようなことに従事する人々、そうした種々さまざまな仕事に従事する人々それぞれが、国家を形作るのだということ。民衆は誰かに頼って、国家を貰い受けるのではなく、一人一人が国を作り上げるものだということが、描かれているのです。 タイトルになっている、丕緒という人物は、王が即位するときの儀式のためだけに存在する役職に従事しています。国家の生産性になんら寄与しないようなこんな役職でさえも、国家を案じ、国ひいては民衆のために自分なりの思いを込めて仕事をこなしている。 暦を作る仕事に従事しているものでも、国家がいかなる状態であっても、地方の農家にとってその仕事がどれだけ重要であり、やらねばならない仕事かを理解し、使命感を持って従事している。山を管理する仕事のものも、命を懸けて使命感という以上の目的をもって何かをなそうとする。 そうした一人一人の働き、幾万の思いを受け取り、景王は国家を建設しなければならないのです。 おそらく、十二国記という物語は、こういう下からの視点で捉えたほうがより面白く、深く理解することができる小説だと思います。上から目線を続けても何とも薄っぺらな、どこぞのあるようなファンタジーと一緒になってしまうが、そうならないのは、このような短編があるからこそなのです。 この作品を読むうえで考えるべきは、景王は何をするのだろうか、ではなく、読者である自分だったらどうしていくべきか、ということ。 本作から、十二国記という物語は、読者ひとりひとりがどういう景王になるべきかを考えるべき作品であるのだと思いました。 ※個人的には直接的な続編も読みたいですが、これはこれでなくても良いかもと考えています。 | ||||
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本当にまってました。 過去発売された十二国記を何度読み返したことでしょう。この続きは〜あの続きは〜と問いかけたくなります。そして今回はまた違った視点での展開になっていて〜早くまた次が読みたい! | ||||
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十二国記は全て読みました。 細かい人間描写で、物語の世界へ引き込まれる。 主人公の気持ちに入り込んで読める小説。 | ||||
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12年振りという十二国記シリーズ最新作であるこの短編集は、読む時期を選ぶ短編集だと思います。 最近十二国記を読み始めた方は、既刊をすべて読み終わってから手にとることをお勧めします。 12年振りに十二国記に再会するという方は、とりあえず既刊をひと通り目を通してからページを開きましょう。取り急ぎ「風の万里」だけでも読み直しておくといいかもしれません。 でも、気分が滅入っている時は避けたほうがいいと思います。時間に余裕がある日に、静かな空間で、じっと文章を追う。時々、心を休めつつ、各物語の主人公たちの思考に寄り添いましょう。 正直、王の権限の巨大さと重さを噛みしめる短編集です。何気ない王の言葉が、発令となり、それが巷に広がる時、民の身に何が起こるのか、王にこそ手にとってもらいたい短編集だと気付くはずです。 | ||||
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本書は、名も無き民草による、声無き声の物語である。 本シリーズの主人公・陽子の、慶王としての目線からは外れた、 その陽子がこれから逢うべき、必ず見出すべき人々の物語である。 シリーズ1作目では、陽子は普通の…いや普通より臆病な女子高生であった。 その陽子が異界に放り出され、闘わざるを得ない状況で否応無しに強くなり、 一国の舵取りに奔走する成長を爽快に感じていた読者には、物足りないかも知れない。 だが陽子も当初は、この巻の人々以上に無力で、戦いに対して怠惰だったのだ。 日本に住む女子高生の陽子に希望は無かったが、慶国の民は絶望してはいない。 微かな期待を胸に、自分を、周囲を、少しずつ動かしてゆく。 それがいつか母国の王に、陽子に届くと信じて。 陽子が王になった時、政治に対する知識の無さに自ら歯噛みするシーンがあった。 若い読者には是非一考し、できれば現実の選挙について、投票や出馬を考えてほしい。 以前、シリーズの一作にそのようなレビューを書いた。 陽子に感情移入していた読者が、それを現実に活かせる一冊ではないだろうか。 私たちは民だが、王にもなれるのだから。 しかも天からではなく、人から選ばれて。 | ||||
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4編とも「様々な立場の人達が自分ができることを全うする姿」が描かれていて、とても勇気付けられました。その中でも特に感動したのは、「風信」のラストで蓮花が殺された両親と妹を想って泣く場面です。大切な家族を失った悲しみをこらえながら、暦を作る保章氏・嘉慶のもとで下働きとして暮らす蓮花は本当に立派でした。なかなか真似できないところですね。また、まわりの大人たちの優しさもひしひしと伝わってきてよかったです。それだけに、ラストで流した涙には一言では言い表せない、深い意味があったと思います。 P.S.小野先生、暑中見舞いありがとうございました。山田さんのイラストも素晴らしかったです。次回作「図南の翼」も楽しみにしています。 | ||||
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王と麒麟の物語を待っていたので(だってこれまでそれしかなかったし)、この本は正直よく分からんです。 かなり難しいので、著者は力を入れたんだろうなと思うんですが・・・。 十二国記をすべて読んでるファンなら、難しいけど、何とかついていけるでしょう。でも、初めての人にはお手上げだと思います。 次に期待します(なるべく早いといいな~)。 | ||||
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私たちが読みたいのは 本編です 外伝も必要ですが、もっと本編に力を入れてください | ||||
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あまり本編の登場人物とは関連しない、世界観を深めるための短編が4話。 長年、十二国記の新刊を待ち望んでいたこともあり、このタイミングでコレじゃないんでは? という気持ちになりました。 一方で、とにかく新刊が出たことにも意味があるので、今後への期待を込めて★3つとしました。 | ||||
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