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丕緒の鳥 十二国記
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丕緒の鳥 十二国記の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全185件 121~140 7/10ページ
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| 十二国記シリーズの新作を、首を長くして待っていました。 4つの短編は、それぞれ読み応え十分で、色々な角度から 国を成り立ちを描いています。 相変わらずの不由美ワールドにどっぷりと浸かれます。 この先新作長編も刊行されるとのこと。 またさらに首を長くして発売を待つことにします。 | ||||
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| とても面白かったです。できたら小野不由美さんにまたシリーズの続きを書いてもらいたいです。 | ||||
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| 十年待ったんだから星10個でも良い。次の新作長編が待ち遠しい。 | ||||
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| 全体的に、暗いです。 本編自体どうしようもない状態で止まっているのに、拍車をかけるように暗い番外編。 いつもなら自分で買った本を何回も読み返す私ですが、今回の本はもう一度読み返す気になりませんでした。 同じ番外編でも、私的には「華胥の幽夢」のほうが好きでした。 本編に期待、かなー。 | ||||
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| 待ちに待った新作! 楽しませていただきました。 でも、長編の新作を待ってます! | ||||
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| 久々の十二国記、相変わらずしっかりした世界観が構築されていてどっぷりと話の中に漬かれます。 ただこの短編集自体がサイドストーリーなので本筋の話も早く読みたいですね。 | ||||
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| 書いてある内容は、十二国記をバックにしなくてもよい内容ばかりで、 これを十二国記として出さなくてもよかったのではないかと思います。 読んでいて、たぶん書いている時の時勢ネタだったのでは?と思って読んでいました。 特に2つめの短編は。民主党の時に死刑が執行された、というニュースがあったのを覚えていましたので。 なんだかこれを書き手の思いを含めたメッセージのようであり、読んでいてだるい感じでした。 十二国シリーズは通して面白く、ほとんど本を読まない私が、何度も読み返した唯一の本であり、 また特に泰麒のところは一番好きだったので、その続編と思って楽しみにしましたけどね。 これが出る前にでた「残穢」ももちろん読みまして、こちらは十二国とは関係ないのですが、 本書はこれ以上に面白くない印象です。 ただ、描写などはすばらしいため、星3つにしました。 みなさん言われている事ですが、泰麒シリーズ完結編までを早く読みたいです。 完結にあたりどこを着地とするか悩まれているのだと思いますが、既に12年・・・待つというより末ですね。 | ||||
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| 久しぶりに十二国記の世界に触れられて楽しかったです。 盛り上がりはないですが。 | ||||
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| 久々の秀逸!(じわじわきます) 早く陽子らや、尚隆らや、泰麒らに会いたい! 他の国々の話や旅してた間の鈴たちのサイドストーリーも読みたい | ||||
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| おなじみ十二国記のサイドストーリー。陽子や同じみのキャラが出てくるので楽しい。欲をいえばも少し長めの(中編くらい)お話しにしてほしかったなあ。ちょっと物足りない感じ。 | ||||
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| 市井の民の話。 傍系ではあるが、面白かった。 しかし心待ちにしているのは、泰麒の話である。 | ||||
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| ファンタジーを期待していた方はがっかりでしょう。 短編群はむしろ扱うテーマが重くて暗い。 でもむしろそれがいいと思います。帰山とかって好きですよ。 私は十二国記シリーズを、政治小説として読むようになりました。 統治の本質とは何か、民主制とは何かについて考えさせてくれます。 参院選に行く前に、いくつか読んどくのもいいと思います。 でも、長編の方も期待してますということで星4つ。 | ||||
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| 待ちに待った十二国記最新作! 前作が各国の麒麟と王のオールスター競演だっただけに、読者の期待も大きかったことでしょう。 もちろん私もです。どの王と麒麟の話だろうとワクワクしてページを開きました。 初読。 ・・・・イライラする。 なんでかというと、どこの国の話か判然としないまま読み進めなければならないから。 表題作とラス収録作はかなり早い段階で国が特定できるのだが、 終わりから4ベージ目でやっと国がわかる作品もあったりして、 ワクワク感が邪魔して種明かしが待ちきれないのだ。 しかも、王と麒麟ドコー??なサイドストーリーで、初読はちょっぴり寂しい。 しかし。 十二国記の真骨頂はここからなのである。 初読で勘弁してあげる読者のほうが少なかろう。 ページが黄ばむほど、本全体がふくらむほど読み返すのだ。 さて。どこの国の話かはわかった。 このとき王と麒麟はどんなシクハク状態だったか思い出しながらもう一読。 すると、過去作がさらに深みをもって記憶の中から立ち上がるのを震撼もので感じることだろう。 そして再読。 私はここでやっと今作の登場人物たちに寄り添って読み進めることができた。 燕のヒナの数が教えてくれる朗報に、私は不覚にも号泣した。 あの箱が新王に届いたことに胸をあつくした。 ああ、やはり今回の十二国記も、特別だ。名作だ。過去作に一切劣ることはない。 購入を迷っている方、ご心配いりません。 ちゃんとあの十二国記の世界が絶対の安定感をもって存在していますよ。大丈夫。 | ||||
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| 国が傾くなか民は日々一生懸命生きている・・・名もなき民達の苦悩の日々。外伝として面白いのですが「落照の獄」などは、十二国記でなくてもいいのではないかと思います。 しかし、十二年ぶりって・・・そんなになるんですね。 グインサーガのシリーズのように作者の死で中断されてしまうものもありますよね。 十二国記はそんなことにならないで欲しいです。そりゃいつ終わっても作者の自由ですが今度はいつ十二国記の世界へ戻れるのだろうか。 きっと本編の準備中ですよね?やめたりしませんよね? | ||||
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| 他の方の感想にあるように、派手さが無く主人公の呟きにや苦悩などが多く、物語のスピード感や進行が感じられない作品。 麒麟や王が出て来ないのは、別に気にならないが… 途中で眠くなちゃった。 次の作品に期待したいですね。出来れば、年内に新刊を待望しています!!!! | ||||
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| もう新作を書くつもりはないのかな…と思っていた十二国記。それが短編集とはいえ、新たな物語を読めるとあって驚きとともに買ってみた。 感想ですが、物語の質としては本当に素晴らしいです。当初の十二国記も決して質が劣るとは言いませんが、それらと比べても、いやぁ…小野先生、ずいぶんとウデをあげたなぁ(ほんとエラそうにすみません)…と。 ただ同時に、1話目を読み終えてすぐ、なぜ新作がずっと出なかったのかの理由を語られたような気がした。その理由についてはくわしく書くとネタバレになりそうなんですが、結局、小野先生はこの主人公と同じ気持ちなのではなのかもしれませんね…。実際、読まれたファンの方はみなさんそう感じるのではないでしょうか。 つまり、ご自身の作品の背景を深くつきつめればつきつめるほど、作者には見えてくるものがあった。で、そういう「作品の背後にある悲しみ」に触れた今となっては、もう周囲から求められるような「きらびやで優雅な作品」を生み出すことに主人公同様「疲れてしまっている」のかな…と。「私が伝えたいのはそんなことではないのだ〜(怒)」みたいな感じとでもいいますか…。 だとしたら惜しいなぁ…と思う。短編とはいえこれほどの物語を書けるようになったのなら、その力量で十二国全体の王朝興亡史みたいなものを、ばんばん描いてもらえれば、ファンとしてこれほど幸せなことはないのだけど…この分だと、小野先生は今後もあまり書かれる気にはならないかもしれませんね…。せいぜい出てもあと1〜2作か…。 先生自身で書くのがつらいなら、いっそゴルゴ13のように、原作者のつくった世界観だけ活かした形で、それこそ映画でも撮るみたいに、大勢の作家やスタッフの手による合作にでもして書いてもらった方が、ファンとしては多くの十二国記を心ゆくまで読ませてもらえるのに…と言ったら怒られるでしょうか? | ||||
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| 専門職役人と民の生き様を描く4編。王は(ほとんど)登場しません。この世がどんなに不条理であっても、今日も明日も生きていかねばならない。生きていく。それが民。土に根を張った民の暮らしに、花の芽や、熊蜂や、燕の雛の姿が重なります。泣き笑いの希望。なんだか藤沢周平の語りに似てきた。 | ||||
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| 待ちました。 短編4編。どれも必死に頑張っている人々のお話です。 景王が出てきたのがとても嬉しかったです。 早く次が読みたいです。 | ||||
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| 少女向け文庫であるホワイトハートでは、絶対に支持されないだろうなという内容の短編集です。 きらきらしい麒麟がでてくるわけでも、かっこいい王が出てくるわけでもありません。 物語にカタルシス的なものもなく、淡々と書き綴られた物語です。 しかも主人公は、全4編あるうちの3編が中年(に見える)オッサン達…。 しかし、その舞台は緻密にしてリアリティがあり、本当に一人の人間が頭で想像した世界なのかとビックリしてしまいました。 もちろん十二国記は全編読んでますし、何度も読み返しています。 しかし、この短編集ほど十二国という世界が肌で感じられたものはありません。 王や麒麟はファンタジー要素が強く、どんなによく出来た世界でもエンターテインメントとして捉えていました。 しかしこの短編では、そういう超人的なものはほとんど出てきません(出てもせいぜい下っ端役人の仙人)が、その分十二国というリアリティを堪能できたと思います。 個人的には、2編目の柳の刑罰を描いた物語が好きです。 ここから少々ネタばれになります。 ----------------------------- 読んでいて、秋葉原の事件を彷彿とした人は多いのではないでしょうか。 殺刑を望んでも、被害者家族でもなんでもない自分が果たして手を下して処刑できるのか? 非常に考えさせられる話でした。 ----------------------------- 長編の行く末も気になりますが、私はこういう世界観を描く物語を読むことで一層十二国が面白く感じました。 久々に読み返してみようかと思っています。 | ||||
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| 十二国の成り立ちを考えた人の頭の中はこうでなくては、と膝を打つ話ばかりでした。 私も「丕緒の鳥」では陽子はこれしか出番ないのかと落胆し、「落照の獄」ではイライラし通し。 でもこれが十二国記の醍醐味。もとから痛快時代劇ではなかったはずです。 ちょっとマゾヒスティックが入るくらいでちょうどいいのかもしれません。 今読み返すと「風の万里 黎明の空」の後半あたりなんて、水戸黄門的すぎて恥ずかしくさえありました。その恥ずかしさも込みでやっぱり好きなんですけど。 それでも希望は欲しいですから、本書では「青条の蘭」がとても良かった。 地名も知らない名ばかりで、いつの時代のどこの国かも分からないまま数十ページ。 王のいない国で寒い描写。でも載の乍将軍より先の王は【朝を荒らさなかった】はず。 じゃあ、慶?確かに官吏は腐っていたけど、慶はこんなに寒くはない。 柳、は2話続いたらおかしい。ほかに寒いと言ったら芳とか? とグルグル考えているうちに話は進み、とうとう最終目的地が【玄英宮】と! これは数百年昔の雁州国の出来事なのだと分かった時の溜め息は、人から人へ笈筐が靖州へ、関弓へと心づくしで運ばれていくスピード感のある展開に息を詰めただけのことはありました。 これで次の長編が無事出版されたら言うことなし。 贅沢は言うまいと思いますが、長編で最終ページはいつも史書の型式をとっていたと思います。あれは想像を否が応にもかき立てられてたまりませんので、ぜひ自作の長編の際にも付けていただきたいと思います。 | ||||
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