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ニコラス・クインの静かな世界
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ニコラス・クインの静かな世界の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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OxfordとCambridgeには共通する特殊な英語や慣習があり(例えば、両大学にあるMagdalen Collegeはモードリンと発音)、Oxfordを舞台とするこの作品を読み始めると何の組織か英語からは?で戸惑うが、しばらく読んでゆくと海外向け学力試験やシラバスを作る部局だと分かるが、その職員(graduate!?)であるクイン氏が殺される。彼は耳が聞こえない。このことが事件に深く関わっている。電話やベルは聞こえない一方、彼は唇の動きでひそひそ話でも聞き取ることできるのだ。そしてこの能力が彼の運命の暗転をもたらす。タイトルと物語が深くかかわっている優れた構成で、かつ、一転二転しながら最終的にloose endsを見事に処理している。モース警部は相変わらずやりたい放題!!取り調べ中にナンパ!!とか仕事中に飲酒(ごく普通ではある)、その後に車を運転!!(この頃は普通!!!)、部下のルイスをはるか後方に置き去り、爆走する!!英語も読みやすい。 | ||||
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前2作に比べて、事件が起きるまでに間があり、若干退屈しました。 モース警部の推理が犯人よりも旺盛な想像力を駆使?して、真相よりもミステリとして面白い推理を繰り返す姿が何よりも魅力のシリーズです。 本作では、いつ殺人があったかという時間を巡る謎が中心で、動機とか証拠といったことは例によってあまり重視されません。好む人と嫌う人がはっきり分かれるシリーズではないでしょうか? | ||||
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