カインの娘たち



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初公開日(参考)1995年10月
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長編小説

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カインの娘たち (ハヤカワ・ミステリ文庫)

2000年12月01日 カインの娘たち (ハヤカワ・ミステリ文庫)

モース主任警部が捜査を引き継いだ、大学の元研究員の刺殺事件は意外な展開を見せた。容疑者と思われた博物館係員の男が行方不明となり、数週間後に刺殺体で発見されたのだ。凶器は博物館から盗まれたナイフだった。ふたつの殺人に何か関係が?やがて、殺された男に恨みを持つ三人の女の存在が浮かび上がるが、彼女たちには鉄壁のアリバイが!華麗な謎解きで読者を魅了しつづける、現代本格の最高峰シリーズの注目作。 (「BOOK」データベースより)




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カインの娘たちの総合評価:8.00/10点レビュー 6件。Dランク


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No.6:
(5pt)

現代本格派の雄、コリン・デクスターの改心作

コリン・デクスターと言えば、難解で錯綜、多重プロット。で有名だが、この本は後期作なので、わかり易い作品になっている。中期の黄金時代の作品は、プロでも解りにくい、と言われているが。ここでは、非常に読みやすく、軽快である。とは言っても、そこはデクスター、終盤にかけてドキッとさせたり、二転三転と、相変わらず巧い。内容はアリバイ崩しで、綱渡りのアクロバットの展開が堪能できる。
カインの娘たち (ハヤカワ ポケット ミステリ)Amazon書評・レビュー:カインの娘たち (ハヤカワ ポケット ミステリ)より
4150016275
No.5:
(3pt)

妄想推理度数低め

お酒とたばこのやりすぎでモースの具合が悪く妄想推理度数が低めです。その分、アリバイ崩しを主テーマにじっくり読ませる設定になっています。「女性が耐えしのばなければならない望まないセックスの総量は、たぶん、売春よりも結婚生活の方が多い」だって!!うーん、なんて言ってよいのか・・・
カインの娘たち (ハヤカワ ポケット ミステリ)Amazon書評・レビュー:カインの娘たち (ハヤカワ ポケット ミステリ)より
4150016275
No.4:
(5pt)

呪われた娘たちの悲劇!!傑作でしょう。

タイトルは『人殺し(カイン)の娘たち』で人類最初の殺人(創世記)を犯した罰として、神から永遠の呪いを受けた一族を指している。娘が複数であるところに余韻がある。いつものオックスフォードで教員が刺殺体で発見される。モース・ルイスのコンビが捜査開始。この老教員(Student)はコールガールと関係があり、他の学生も客として浮上(オヤオヤ!)。教員をStudentと呼ぶのはChrist Church Collegeだけだから仮名登場のコレッジはオックスフォードきっての名門と判明!?それはともかく、犯人は早々に目星がつくのだが、ある日行方不明、やがて死体となって発見。ここからコンビの地道な捜査が本格化する。モースはタバコ・酒で体調が悪化、止めようともがく。ルイスはモースに反発しながらも事件解決に貢献。途中、それまで積み上げてきた推理が大きく崩れる展開はあるものの、すっきり(デクスターさんにしては)した流れで、最後の余韻もあって、傑作でしょう。モース警部、禁酒、禁煙を誓うが、どうでしょう??
カインの娘たち (ハヤカワ ポケット ミステリ)Amazon書評・レビュー:カインの娘たち (ハヤカワ ポケット ミステリ)より
4150016275
No.3:
(3pt)

変則的アリバイ崩し

オクスフォード大学の元特別研究員が刺殺された。モース主任警部は同僚から捜査を引き継ぐが、最大の容疑者である博物館の係員が行方不明に。やがて、容疑者の男の刺殺体がテムズ河畔で発見されるたが、係員を殺す動機の存在する3人の女には、いずれにも強固なアリバイが…。
タイトルが暗示(明示?)するとおり、犯人はほぼ推定されており、アリバイが捜査の障壁となる点で、これまでのモース作品(私が読んだ範囲内ですが)とはやや趣が異なっている。また、何故それがアリバイと成り得るのかという観点からアリバイを崩していく(崩れていく)という変則的な手法が取られている点も通常のアリバイ崩しとも異なっている。
アリバイが謎の中心であるせいか、これまでのモースものにあるような、仮説の提示と廃棄の反復、アクロバチックな推理の飛翔という点ではやや物足りないところがあり、構造としては比較的シンプルな作品。
また、本作品は、最終作から数えて3作目ということで、モースに老いや病による死の影が顕著に現れてきていることも特徴である。
カインの娘たち (ハヤカワ ポケット ミステリ)Amazon書評・レビュー:カインの娘たち (ハヤカワ ポケット ミステリ)より
4150016275
No.2:
(4pt)

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表題のカインの娘たち、は、いったい?
キリスト教を理解し得ていない私には、なんとなく程度にしかわからなかった。知識としてしっかり理解されているほうが、より深く意味がわかるのだろう。
ほとんどのミステリー小説は一度読んで終わるのだが、この小説は3回読んだ。読むほどに味わいがあり、違う思いが残る。コリン・デクスターの読みにくいと思った文章も、慣れると心地よい。
カインの娘たち (ハヤカワ ポケット ミステリ)Amazon書評・レビュー:カインの娘たち (ハヤカワ ポケット ミステリ)より
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