(短編集)
モース警部、最大の事件
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どう考えても長編作家であるデクスターの短編集が 面白いとは思えないが、短編では、デクスターといえども2回謎をひっくり返すのが 限度で、もの足りない。 ってこの短編集、2回ひっくり返るパターンばっかしじゃん。 謎が解明されたと思っても、どうせもう一回ひっくり返ると予測出来て 飽きてくる。2回ひっくり返って元に戻るパターンもあるしw 「モース警部、最大の事件」 というのが気になるかもしれないが、 推理小説史上最大の事件は、 ニューヨークヤンキース球場で発生した、 エラリー・クイーンの「人間が犬をかむ」事件で、 容疑者5万人だと思うが、 デクスターならイギリス全国民が容疑者というのが 書けると思うが、 都市の住人数万人から犯人を1人でっちあげるという 似たようなネタを長編のオマケのギャグで既にやっていたから、 最大は容疑者の数でも被害者の数でもありません。 そもそも殺人事件ではなくて盗難事件なのだ(藁 知的な殺人事件が好きなモースが遭遇したセコイ盗難事件が 「モース警部、最大の事件」 である。ええ、確かにモースにとっては最大の被害を被った事件です。 でも、ギャグだから、期待するなよ。 モース宅に泥棒が入るのは「モース警部、最大の事件」ではないので、 間違えない様に(藁 長編でも本気なんだかギャグなんだか判らないのが、 デクスターの持ち味だが、 短編は明らかにギャグを狙ってます。 一番笑ったのは、ホームズ物のパスティーシュの 「花婿は消えた?」 です。ドイルの「花婿失踪事件」をネタに 「金田一さん、あなたの推理は間違いだらけ」 をやるわけです。シャーロックの推理は間違いだったと マイクロフトがひっくり返した後に、ワトスンが、 「あんたら、考え過ぎなんだよ!」 と見事に事件の真相を暴く痛快な作品です。 | ||||
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やっぱり短編はいけません。 事件の山場というものが見当たらなくて、途中で本を読むのが嫌になったくらいです。 まあ、面白いものもありましたけど。 「ドードーは死んだ」「世間の奴らは騙されやすい」「花婿は消えた?」 モース警部シリーズで面白い作品は『ウッドストック行最終バス』『ジェリコ街の女』『森を抜ける道』 | ||||
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