森を抜ける道



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初公開日(参考)1993年09月
分類

長編小説

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森を抜ける道 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

1998年10月01日 森を抜ける道 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

休暇中のモース主任警部は宿泊先で『タイムズ』のある見出しに目をとめた。記事によると、警察に謎の詩が届けられ、それには一年前の女子学生失踪事件を解く鍵があるらしい。やがて事件の担当になったモースは、彼女が埋まっていると詩が暗示するワイタムの森の捜索を開始する。だが、そこでは意外な発見が待ち受けていた!一篇の詩から殺人事件の謎へ、華麗な推理が展開する英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




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森を抜ける道の総合評価:8.44/10点レビュー 9件。Dランク


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(4pt)

面白くなかった

読みにくい。

わたろう
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8:
(5pt)

読み終わりたくない

たまに作品の世界にのめり込みすぎて「いつまでもその世界に浸りたい、終わって欲しくない」と思う作品に遭遇することがあるが、これはその数少ない作品の一つになった。謎解き自身も面白いが、登場人物(特に女性)とモースとの絡みが絶妙で、最初のホテルで同じテーブルになった女性とは、もう一度最初から読み直したほどだ。男性目線で書かれているので、女性読者の見方はまた別かもしれないが。

モースの話はテレビドラマとしても描かれて成功し、最近は若き日のモースとして再び描かれて成功している。同僚のスミスもモース亡き後という設定でテレビドラマ化されてこれも成功している。
森を抜ける道 (ハヤカワ ポケット ミステリ)Amazon書評・レビュー:森を抜ける道 (ハヤカワ ポケット ミステリ)より
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No.7:
(5pt)

TV版も本もこれがベスト

すごく好き。

TVシリーズを意識して書き出したのは、どこら辺からか分からないが、ランチアがジャガーに変わるし、ルイスがパブで、オレンジジュースやオレンジエードを飲む。
役者さんの顔を想像しながら書いてたんだろうね。

ただ、本作からシリーズを読み始めるのはやめた方が良い。こんなもんか、で済んじまうから。
ソウさんのモースを観て、愛着が出てからが良い。

5点あげたが、女性観が気に入らんところもある。素晴らしいラストも、その観点からすると大逆転、印象が変わる。ひょっとして、そこまで仕込んでるのかな?
森を抜ける道 (ハヤカワ ポケット ミステリ)Amazon書評・レビュー:森を抜ける道 (ハヤカワ ポケット ミステリ)より
4150016003
No.6:
(5pt)

よくできている

プロットが非常によくできていて、感心しました。犯人を当てる気もなく読んでいましたが、(あるいは、むしろそのせいで、)結末に驚きました。
 多視点で書かれているので、ドラマ化しやすいだろうな、と思いました。
 イギリスには戸籍制度がないせいでしょうが、この小説が書かれた時点(1992年)でも、重婚が可能だと言うことを知って驚きました。
 古本を買ったのですが、読んでいる最中にページが剥がれ落ちてきて困りました。早川のポケット・ミステリーの製本の仕方は古本向きではないようです。
森を抜ける道 (ハヤカワ ポケット ミステリ)Amazon書評・レビュー:森を抜ける道 (ハヤカワ ポケット ミステリ)より
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No.5:
(4pt)

しかしモースはどうか? 彼はむしろ正しい理由から間違ったことをすることが多い。

「わたしを見つけて、スウェーデンの娘を

わたしを蔽う凍った外被をとかして

青空を映す水を乾かし

わたしの永遠のテントを広げて」

               A・オースチン(1853−87)

この詩がキドリントンのテムズ・バレイ警察に届き、1年前のスウェーデン人女子学生事件の再捜査が始まる。

事件担当のジョンソン主任警部にストレンジ警視が言う。

「人はときとして間違った理由から正しいことをすることがある。

しかしモースはどうか?

彼はむしろ正しい理由から間違ったことをすることが多い。

正しい理由とは・・・わかるな?

だから彼がときどき飲みすぎるとしても・・・」

「モースに事件を担当させたいということですか?」

「うむ、そのほうがいいと思う」ストレンジは言った。

森を抜ける道」コリン・デクスター

デクスターのモース主任警部シリーズ第十作「森を抜ける道」は読者のどんな名推理も追いつかない傑作推理小説です。

本書でデクスター氏は再びゴールド・ダガー賞を受賞しました。

名実ともにイギリスの推理小説家としてコナン・ドイル、アガサ・クリスティのすぐ横の椅子に鎮座することとなりました。

WOWOW8/31(土)午後2:00でスタートする「新米刑事モース〜オックスフォード事件簿〜」が話題なのもイギリスにおけるモース警部の衰えない人気ぶりにささえられています。

「森を抜ける道」エピローグ最後の行

「彼の住所はおわかりですか?」秘書が訊いた。

「いや、キドリントンの警察本部(E・モース)あてに出してくれ、それでいい」

「このイニシャルは・・・なんの略かご存知ですか?」

「”E”か?」

編集長はちょっと考えた。

「うーん、いや、わからん。誰も知るまい」  (完)
森を抜ける道 (ハヤカワ ポケット ミステリ)Amazon書評・レビュー:森を抜ける道 (ハヤカワ ポケット ミステリ)より
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No.4:
(4pt)

イギリス紳士探偵モース

神田の古書会館で、見つけて買いました。普段は、John Grishamの法廷物、James Pattersonの探偵物をよく読んでいますが、それに比して、モースの会話の遣り取りが、間接的な表現で、ある意味ではsnobbishですが、イギリス紳士の雰囲気があふれています。
物語は教会での懺悔から始まり、最後のEpilogueでは、夢にまで見たDr. Laura Hobsonと一夜を過ごすために、Morseが自分の内の鍵をしっかりと閉める表現で終わっています。なんというコントラストでしょう。
事件は、意図せずに人を殺してしまい、そのSweedish Maidenを助ける為に行った善意のカムフラージュを、一つ一つ剥いでいくという、ある意味では過酷な結果に追い込んでいった。そのままほっとけば良いのに、何も人の人生を穿り返して、不幸にする事は無いのにとも思いますが、それがヒューマニストとしてのモースの葛藤でもあることが伝わってきます。
英語は、snobbishな表現、単語が多く、イギリス紳士の表現を学ぶ良い機会になると思います。
森を抜ける道 (ハヤカワ ポケット ミステリ)Amazon書評・レビュー:森を抜ける道 (ハヤカワ ポケット ミステリ)より
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