漂う殺人鬼
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ピーター・ダイヤモンド警視シリーズの第8作。イギリスの女性プロファイラー殺害事件と彼女がプロファイリングしていた連続殺人事件をテーマにした、サイコミステリーっぽい警察小説の傑作である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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浜辺で殺されていた女性は心理分析官。 彼女はちょうど 大胆にも高名な映画監督を殺害 その後2人の有名人の殺害予告をした連続殺人犯らしき者の分析を。 この事件との関連は如何に。 心理分析官はバース在住ということで 共同捜査となりましたが ダイヤモンドは半ば強引に有名人殺人事件と深く関わることに。 最愛の奥様ステファニーの死を何とか乗り越えようとしているようですが 西村京太郎先生のように あっという間に別の女性と結婚してしまわないかがちょっと心配です。 | ||||
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6月の海辺で殺された女性...彼女がバースに住むプロファイラーだと判明し、ダイヤモンドも登場する。 前作で愛妻を失ったダイヤモンドは,悲しみを抱えながらも猫のラッフルズと共になんとかやっているようで、被害者が捜査に協力していたトップシークレットの連続殺人にも関わることになる。 独身になったから...と言う訳ではないだろうが、プロファイラーの事件の責任者である主任警部や、シリアルキラーのターゲットである元女性歌手、苦手な上司に元ジャーナリストの新人女性警官など、いつにもまして個性的な女性たちが登場する。 ダイヤモンドの方もずいぶん学習したようで、副署長のあしらいかたなど鮮やかなもの。 後半、女性歌手を護衛しながらのシリアルキラーとの対決は、なかなかのサスペンス。 結末は、ある意味とても皮肉。 現代の方向性の違う二つの犯罪を見せつけられた思いが残った。 | ||||
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ちょっと意固地で頑固で下品。そんなダイヤモンド警視のファンでした。 前作で、最愛の妻にして唯一無二の理解者を喪ってしまった彼が心配でした。 頑固っぷりが悪化していないか、引きこもっていないか。 なんとかがんばって社会人をしているようです。 。。。ていうか、警視の人格が変わった?穏やかで、円く、辛抱強い(以前比)警視の姿がみられます。 つまらない親父になったというのではありません。 それが結構、魅力的。 「単独捜査」で、口のきけない少女と心を通わせる姿が描かれていましたが、そういう一面が前面にでてきたのでしょうか。 捜査協力する女性刑事との連携ぶりもいいし、部下への態度もまるでいい上司のよう。 殺人予告をつきつけられた人物との関わりもいい感じ。 原題が "THE HOUSE SITTER" 。 読後、タイトルの絶妙さに膝を打つこと請け合いです。 導入部と物語の関係も素晴らしい。 謎が、刑事たちの試行錯誤を経てほぐれていく様子は、シリーズでも1、2を争うおもしろさです。 | ||||
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留守番、という題名なのに何で海岸での殺人事件? 別の連続殺人!次々と起こる事態に冷静に対処していくダイヤモンド刑事。最後の最後まで謎が解けないのに、解決したとたんにそれまでのバラバラだった事がらが一気に繋がってくる。これぞ刑事物の醍醐味。初めて読んでみたピーターラブゼイの本だけど、シリーズになっているらしいので、これから順に読破するつもり。とにかく面白かった。コロンボ刑事のような個性派ではないけれど、あの本が好きな人なら絶対ファンになると思いますよ。 | ||||
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