殺人作家同盟



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初公開日(参考)2007年02月
分類

長編小説

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殺人作家同盟 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

2007年02月01日 殺人作家同盟 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

出版社を経営するエドガー・ブラッカーが放火により殺された。彼は歯に衣を着せぬ物言いで作品を批判したり、出版の約束を反故にするなどして作家たちから恨みをかっていた。容疑者は12人、アマチュア作家の集まり“チチェスター作家サークル”の面々に絞られた。無実を訴えるメンバーの身辺を、サークルの新入りであるボブ・ネイラーは調べ始めるが、まもなく第二、第三の犠牲者が…。ラヴゼイが円熟のトリックを施した、極上の本格ミステリ。 (「BOOK」データベースより)




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殺人作家同盟の総合評価:7.00/10点レビュー 2件。Cランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(6pt)

殺人作家同盟の感想

アマチュア作家サークル内での事件。娘に、もう少し外に出た方がよいよと促されて訪れたサークルで事件に巻き込まれてしまった主人公のボブ。サークル面々とまだ深い関係がないのをいいことに、客観的立場で事件の相談を受ける事になる。

主人公と読者の視点が合っており、怪しい容疑者達との関りが面白い。著者の作品に出てくる登場人物は個性とユーモアがあるので殺人事件であれど雰囲気が重くならないのが好みです。

ミステリとしては犯人当てになります。どことなく古典作品を思わせる展開であり、少し言葉が悪いですが古い印象。大きな展開があるわけではないですが、丁寧な古き良きミステリといった印象でした。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

一番怪しくない人物が犯人?

ダイヤモンド警視シリーズで知られるラヴゼイのノン・シリーズ長編。アマチュア作家サークルを巡る連続殺人事件の真相解明という、フーダニットの王道を行く傑作ミステリーである。
出版社を経営するブラッカーが自宅に放火されて殺され、直前に著書の出版を巡ってトラブルになっていた地元の作家サークルの会長・モーリスが逮捕された。しかし、モーリスの人格を信頼するサークル会員たちは冤罪を主張し、真犯人探しに乗り出す。警察はモーリス犯人の証拠をつかめず、さらにサークルの他のメンバーもブラッカーに反感を持っていたことが判明する。しかも、サークル会員を巻き込んだ第二放火事件が発生、警察はモーリスを釈放せざるを得なくなった。そこで登場したのがヘン・マリン主任警部だったが、自信過剰のファンタジー作家、デタラメな自伝を書く男、売れないロマンス小説を書く女、官能的な詩を書く女、魔女裁判に取り付かれた女など、一癖も二癖もある会員たちを相手に「容疑者がこんなに多い事件は初めて」と、さすがのヘン・マリンもぼやくばかりだった・・・。
警察の捜査と会員たちの素人探偵の両サイドからのアプローチで徐々に真相が解明されていくプロセスが、ユーモラスに描かれていて、読み進めるのがとても楽しい。さらに本筋の犯人、犯行の動機は「怪しくない登場人物ほど犯人では?」というフーダニットの正統を保ちながら二転三転して、最後まで盛り上がる。
ダイヤモンド警視ファンはもちろん、未読の方にも強くオススメしたい傑作エンターテイメント作品である。

iisan
927253Y1
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