バースへの帰還



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初公開日(参考)1996年07月
分類

長編小説

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バースへの帰還 (Hayakawa novels)

1996年07月01日 バースへの帰還 (Hayakawa novels)

呼び出しは深夜にきた。二人の刑事が、失業中の元警視ピーター・ダイヤモンドを、ロンドンのフラットのベッドから引っ張り出したのだ。連れて行かれた先は、ダイヤモンドのかつての職場、バースのエイヴォン・アンド・サマセット署だった。かつて彼を辞職に追い込んだ上司たちが、深刻な顔で迎えた。殺人犯マウントジョイが脱獄し、副署長の娘を誘拐して交渉相手にダイヤモンドを指名しているという。四年前、女性ジャーナリストが口に赤い薔薇を詰めこまれて刺殺された事件があり、彼がマウントジョイを逮捕していた。頼みこまれて、ダイヤモンドはしぶしぶ、しかし内心では大好きな捜査活動ができることにほくほくして、マウントジョイとの会見にのぞむ。そこで要求されたのは、四年前の事件の洗い直しだった。もしマウントジョイが無実だとすると、真犯人は誰だったのか。被害者のボーイフレンド、家主、取材していた不法居住者たち…。調べていくうちに、当時は埋もれていた事実が次々と明るみに出、ダイヤモンドの不屈の刑事魂が過去と現在を鮮やかに結びつけていく。巨匠会心の、英国推理作家協会シルヴァー・ダガー賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

バースへの帰還の総合評価:7.80/10点レビュー 5件。Bランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

まあまあでした

ウィットのある文章。

わたろう
0BCEGGR4
No.1:
(8pt)

頑固刑事の真骨頂!

ピーター・ダイヤモンド警視シリーズの第3作。シルバー・ダガー賞を受賞した、味わい深い警察ミステリーである。
辞表を叩き付けてバースの後にしたものの思うようにいかず、ロンドンのスーパーマーケットの駐車場でカート集めを生業としていたダイヤモンドに、古巣のバース警察から深夜の呼び出しがかかった。4年前にダイヤモンドが逮捕した殺人犯マウントジョイが脱獄し、副署長の娘を人質に取り、ダイヤモンドとの会見を求めているという。不承不承、マウントジョイに会ったダイヤモンドが求められたのは、事件を再捜査し、マウントジョイの無実を証明することだった。事件当時の捜査に自信を持っていたダイヤモンドだったが、人質を解放するためと、自分が警察に戻れるのではという期待から事件の洗い直しをすることになった。信頼するハーグリーヴズ警部をパートナーに改めて関係者を訪ね歩くと、当時は見落としていたり重視していなかった事柄が新たな意味を持ち始めた。ひょっとして自分の捜査は間違っていたのか? ダイヤモンドはマウントジョイに対する責任感から周囲の反対を押し切って真実を追及するのだった。
冤罪を主張する犯罪者のために体を張って奮闘する老刑事の執念の物語に、4年前の事件の真相解明という謎解きが加わって何重にも楽しめる、シルバー・ダガー賞受賞も納得の傑作警察ミステリーである。骨の髄まで刑事というダイヤモンドが、アルバイト状態から警察活動に戻ったときの生き生きした姿が微笑ましく、シリーズ作品ならではのくすぐりが効いていて、英国ミステリーの王道を行く本格派でありながらユーモラスで楽しい作品である。
シリーズものだけに、第1作から読むことをオススメするが、本作だけでも読む価値は十分にある傑作ミステリーである。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3:
(4pt)

ダイヤモンド、バースで大活躍!

ダイヤモンド(元)警視シリーズの第3作で、脱獄、誘拐、冤罪の再捜査と盛りだくさんのストーリー。
古巣のエイヴォン アンド サマセット警察に呼び出されたダイヤモンドが、「民間人」であることを楯に警察上層部を振り回すのが痛快。しかし一度動き出すと、自分が担当した過去の事件をとことん洗い直す。
「わたしの取り柄はね、約束を守ることだ」、「ミスをやったときに、それを認めてきちんと対処する度量だけは備わっている」など、ダイヤモンドのセリフがかっこいい!
メタボ体型にはきびしいアクションもこなして大活躍!
いろいろあったけど、やはりあなたには刑事でいて欲しい...と感じる作品でした。
バースへの帰還 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:バースへの帰還 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150747148
No.2:
(3pt)

英国のバースという街の観光も楽しめるかも

最è¿'はそã‚"なに推理小説ã‚'読ã‚"でいないので、ã"の作å"ãŒæŽ¨ç†å°èª¬ã¨ã-てどれくらい優れているのかはいまいちわかりませã‚"。多分上の下ぐらいかな。ã"ã"では単ç'"にエンターテインメントとã-て書評ã‚'ã-ようかと思います。自分の過去の誤認捜査ã‚'、無理やり再捜査させらせられているã‚"だã'ど、捜査æ'»å‹•は大好きという困った中å¹'のå...ƒåˆ'事のおじさã‚"のお話です。バースというç"ºã®æå†™ã‚‚臨å '感があり、映ç"»åŒ-ã-てもそã"そã"面白い作å"ã«ãªã‚Šãã†ã§ã™ã€‚ちょっと英国風のユーモアというか、主人å...¬ã®ç„¡é§„口がくどいかなぁー?という感じです。まぁã"ういう無駄口は英国的というより私立探偵ものの伝統かもã-れませã‚"。ã"れはï¼"作目だったのですが、別にï¼'作目とかã‚'読まずに読ã‚"でも楽ã-めまã-た。あまã‚!Šæ·±ãè€ƒãˆãšèª­ã¿å§‹ã‚ãŸã®ã§ãƒ»ãƒ»ãƒ»å•é¡Œã¯ã"の本と同時にギャãƒ"ン・ライアルの「スãƒ'イの誇り」ã‚'読ã‚"でã-まったã"とです。同じ英国に数å¹'違いでç"Ÿã¾ã‚ŒãŸãƒ©ã‚¤ã‚¢ãƒ«ã•ã‚"とラãƒ'ゼイさã‚"。ジャンルもまぁ似たような感じ。でも、ストーリーテイリングの差はæ­'然でã-た。結果、「スãƒ'イの誇り」はシリーズå...¨å·»ã‚'é-"ã‚'置かずに読むã"とになりまã-た。
バースへの帰還 (Hayakawa novels)Amazon書評・レビュー:バースへの帰還 (Hayakawa novels)より
4152080175
No.1:
(5pt)

これぞ英国ミステリー

ラヴゼイのこのシリーズの中では一番好き。冤罪を主張して警察幹部の娘を誘拐した脱獄囚と、キレて刑事を辞めた男との対決。途切れない緊張感と、まったりとした英国バースの雰囲気の対比がいい。誘拐された娘とか、脇役陣も存在感あって面白い。
バースへの帰還 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:バースへの帰還 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150747148



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