死神の戯れ
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犯された犯罪の謎解きは犯罪小説の醍醐味。 どうして、どのように、だれが。 それらが明かされる大団円。多くの小説で味わった堪らない魅力。 でも、その形式だけが魅力ある犯罪小説の条件ではないですよね。 この小説の冒頭でラヴゼイは、卓上にいきなりトランプを広げるかのように、「だれが、どのように、どうして」、と犯罪を描写。 犯された犯罪の鍵になる謎は分かっていても、次々に明かされていく様々な別の謎の渦に巻き込まれていきます。英国国教会にまつわる多彩な登場人物たちも魅力的に悪人だったり、善人だったり。彼らの欲、心、愛、憎しみ、自負に由来する出来事の繰り返しは飽きさせません。そして結末の不思議な小気味良さ。 佳品でした。 | ||||
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牧師こそ自分の天職と信じて疑わないオーティスは、信徒たちの絶大な支持を受けながら、日々教会に尽くして生きている。ところがその美貌ゆえに彼は常に信徒たちの噂話にのぼり、ついには連続殺人や公金横領といった芳しからぬ噂まで広がり始める。だが実際に、毎週火曜日に休みをとって教会を留守にする彼は、二十万ポンドの豪華クルーザーを所有していた。そして彼の周辺では、不可解な死を遂げる人間が相次いでいた。どこまでも礼儀正しく節度と真心に満ちた牧師の顔と、その仕事を守り抜くためなら神を欺くことも厭わない二面性。極悪人であるはずなのに、なぜか憎み切れないのはどうしてだろう? 冒頭から牧師の犯罪を明確にしたこの物語は、その結末もまた意外な形をとる。教会を中心とした古きよきイングランドの生活が垣間見れるのも、また楽しい。 | ||||
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