(短編集)
服用量に注意のこと
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 | 2000年08月01日 服用量に注意のこと (ハヤカワ・ミステリ文庫) 夫を殺した、と女はダイヤモンド警視のもとに自首してきた。酔っている夫に物を投げ、殺してしまったという。だが検視の結果、死因は背中の刺し傷と判明した。女はだれかをかばっているのか?ダイヤモンドが熱き刑事魂で真相に挑む「ウェイズグース」をはじめ、殿下もの、怪奇譚、アメリカの限定版のみに掲載された「クリスマス・ツリーの殺人」など、16篇を収録。短篇巧者ラヴゼイの多彩な魅力にあふれた第三短篇集。(「BOOK」データベースより) |
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| 短編ミステリは切れ味重視と考えているのに、なぜか読む機会がなかったラヴゼイ。 図書館で見かけて手にとって見た。 いやはや、16編もあるとできにムラがあるが決まったときの切れ味にはすさまじいものがある。 個人的ベスト３は「空軍仲間」「殿下と消防隊」「おしどり夫婦」かな。特に「空軍仲間」は「そう展開するのか！」とうならされた。 訳が古い様に思うのと（出納機はさすがにどうかと思う。そんなに古い時代の話？）わかりにくいオチもいくつかあったので、星四つ。 | ||||
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| 長編・短編ともにすさまじい腕を持つピーター・ラヴゼイの第三短編集。タイトル通り、服用量に注意しないと？しばらく立ち直れないぐらい面白い。是非、第一短編集『煙草屋の密室』、第二短編集『ミス・オイスター・ブラウンの犯罪』もご一緒に。 | ||||
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