(リレー小説)
漂う提督
- リレー小説 (15)
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連作ミステリ、しかも執筆が英国ミステリー黄金期の名だたる巨匠ばかり。 当然一筋縄でいかず、お互いに事前の連携なしのリレーですから当然意地とメンツが各人によって撒かれた謎にほの見えたり。 作中を離れた実世界の人間模様もよく知ってる人にはほの見えるかも、です。 それを苦心惨憺最後にまとめたバークリー偉い。 ただ本編が終わってこれで全部終わったわけじゃありませんよ。 ヒントはあとがき。 ドロシー・セイヤーズの序文の書き方。 実はこれだけでも面白いストーリーが一本作れてしまいます。 もちろん読んでのお楽しみ。 | ||||
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アガサクリスティをはじめとする「探偵倶楽部」に参加する推理小説家による連作。 アガサクリスティの番に鳴ったら、途端に噂話の好きな人に話題がいき,アガサクリスティらしさが漂った。 最初に訳者あとがきを読んだので、作者が変わることに対して、さほど違和感なく読み進むことができた。 最後の方で,未整理な事もあるが,一人で書いた場合でもあることなので大目に見ると良いかも。 新たに読む作家を知るのによい。 | ||||
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豪華な作家陣が そろったリレー小説です。 ただしメインが本編かと思うでしょう。 ところがそうではないのです。 まあ本編も 提督に関わるある不祥事に 不自然な点があるので これがどうもおかしいという点は 読み進めていけば大体わかることでしょう。 下手をすれば序盤で… 犯人も「一応は」 出てはきますが完全解決は 見ない事件です。 そして出てくるのが 本編とはまた違った楽しみができる 「予想解決篇」です。 これまた作家によってさまざまな 見解を取っています。 中には所要時間まで書いている ツワモノも… これは貴重ですよ。 推理小説家が 事件を推理しているんですから。 | ||||
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ミステリ黄金時代に書かれた英国を代表する作家、クリスティ、セイヤーズ、クロフツ等の連作物。 事前の協議は一切なしで書かれたようで、哀れ提督は題名の通り川の上流や下流を行ったり来たりするハメになる。 各々の作家は自身の思惑で書き込みをしたろうから、最後をまかされたバークリーは、さぞかし大変だった事だろう。 それにしては最後の収束振りは鮮やかで、バークリーの手腕を褒め称えたい。 ミステリ黄金時代の豪華な作家の競演ぶりが楽しめる貴重な一品。 | ||||
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アガサ・クリスティー、ドロシー・セイヤーズ、F・W・クロフツ、アントニイ・バークリーなど、英国黄金期を代表するミステリ作家たちの連作長編です。この錚々たるメンバーの名前を見ているだけでワクワクしてきませんか? で、肝心の内容はというと・・・。決しておもしろくないワケではないし、連作にしてはよくまとまってもいます。特に最後の章・解決編を受け持ったアントニイ・バークリーの手腕の鮮やかさといったら!後から書く人(まとめ上げる人)のことを考えてか考えずにかわかりませんが、いろいろと出された謎や問題点にキレイにスッキリと答えを出していて、よくもまとめたものだと驚かされます。ただ、連作だけにしかたのないことなのでしょうが、書く人によって登場する人物の印象が違っていて、落ち着いて読んでいられません。 まあ、そんなことはおいといて、ある意味ライバルでもあったミステリ作家たちの遊び心のほうを汲み取るべきなんでしょうね。 | ||||
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