ロス・アラモス運命の閃光



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    初公開日(参考)1999年01月
    分類

    長編小説

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    ロス・アラモス運命の閃光〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)

    1999年01月31日 ロス・アラモス運命の閃光〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)

    研究室で被曝事件が起こり、コノリーは重態の科学者から驚くべき告白を聞いた。共産党組織のために、原爆開発の機密情報を渡したというのだ。その際、情報を受け取った男が保安部員を殺したのだが、科学者は男の名前を明かさなかった。コノリーは男をおびき出すため、エマを使って組織に偽の情報を流す作戦を立てるが…虚実とりまぜた多彩な登場人物、波乱に満ちたプロット。エンタテインメントの要素を満載した話題作。 (「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (2pt)

    水で薄めたスープのよう

    舞台は第2次世界大戦末期の1945年春、マンハッタン計画(原爆の研究開発)を極秘裏に進めるロス・アラモス研究所。研究所から遠く離れた公園で、男の他殺死体が発見される。男は研究所の保安部員と判明。個人的な殺人なら問題ないが、計画に影響を及ぼす何かが背景にあるとしたら一大事。捜査のため、陸軍情報部員で文官のマイケル・コノリーが、ロス・アラモスに派遣される。
    ロス・アラモスを直接扱った小説は、私の知る限り初めてで、非常に野心的で興味深い。だが残念ながら、小説としては極めてお粗末だと思った。全体的に間延びしていて、水で何倍にも薄めたスープを飲まされているような気がした。恐るべき兵器を生み出す事への科学者の良心の葛藤など、興味深い問題も内包されてはいるが、ほんの通りいっぺんにしか触れられてないので、訴えるものが全くなかった。
    また、キャラクターは誰も彼も薄っぺらだが、特に主人公のコノリーにはさっぱり面白味がない。それでも、ロス・アラモスの内情を読者に伝えるだけの、機械的なナレーターに徹していたら、まだましだったかもしれない。だが、やぶからぼうに人妻と不倫するという、取って付けたやり方で”個性”を発揮するので、物語がますます冗漫で退屈になってしまった。
    当時のロス・アラモスの様子を垣間見る事ができたので、全くの時間の無駄とまでは言う気はない。だが、これほど興味深いテーマなのに、もう少しましな小説にできなかったのか…と大いなる欲求不満を感じた。
    ロス・アラモス運命の閃光〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:ロス・アラモス運命の閃光〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
    4150409048



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