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涼宮ハルヒの憂鬱
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涼宮ハルヒの憂鬱の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全282件 1~20 1/15ページ
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中学生の頃、釘付けになって観ていたアニメでした。 あれから時間が経って、今は小説で当時を懐かしんでいます。 | ||||
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「ビミョーに非日常系学園ストーリー!」と書いている通り有り得ないような話が淡々と書かれていて、とても引き込まれました。まわりに現れる人物、主人公のハルヒが何故キョンに集まるのか不思議で仕方がありませんでした‼︎ | ||||
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この小説は物語の定番を否定する ①主人公にとことん人間味がない 主人公には悩みもなければ目標もない。ただ周りのキャラクターやることに巻き込まれているどこまでも「受動的」なキャラクター。なぜそうなのかということ、物語においてこの主人公は「純粋な視点」として存在するため。ババ抜きに喩えるなら、普通の物語の主人公はプレイヤーとして参加して、読者は主人公の手札を見て負けそうになったり勝ちそうになったりを楽しむ。だがこの本の面白さはババ抜きで参加するプレイヤーを追体験することではなく、テレビで放映されているような芸能人がババ抜きをしているそのリアクションを楽しむことであり、神の視点に立つこと。そのため主人公はプレイヤーではなくカメラマンとして存在している。そして主人公はアナウンサーでもあり、時折癖のある実況をして読者を楽しませる。 だがこれが無理だという人は絶対にいる。他人がババ抜きしてるのを見てなにが楽しいのだという人もいれば、このアナウンサーの喋り口調がムカつくという具合に。 ②厳密には1つの長編ではなく、3つの短編が合体した作品 普通の物語では主人公一人に対しガイド役が一人なのだが、この作品は三人のガイド役がいる。ガイド役というのは物語のなかで誰よりも情報を持っていて、主人公を手助けしてくれる。そのガイド役が三人いるということは、普通の物語なら一回で済むことを三回やることになる。具体的には、主人公の前にガイド役が現れて突拍子もないこと言う→だが主人公はそんなバカなことがあるかと信じない→しかしガイド役の話を信じる他ない出来事が起きる→主人公はガイド役の言うことを信じて困難に立ち向かう。 これら三つを涼宮ハルヒという少女が持つ設定によって無理矢理束ねている。だが三つあるストリーラインのなかで物語を成立するために必要不可欠なのは一つだけであり、他の二つはなくても話を成り立たせることができる。そのため冗長であるという意見はその通り。 ③全ての登場人物の目的が「現状維持」、小説というより設定集 登場人物のほとんどは「現状維持」を目的としているため、謎を解いたり、敵と戦ったりとかをしない。それなのに300pをどうやって持たせているのかというと「設定」である。描写ではなく「設定」を他の小説の何倍も入れることによってページを持たせている。というか設定だけでできている本と言っても過言ではない。三人のガイド役が出てきて、それぞれ面白い設定を話してくれるのだが、そこから物語が始まったりはしない。なぜかというと、そこで物語を始めてしまうと他のガイド役が出てくる隙間がなくなってしまうため、異世界に転生したり、謎の組織に狙われたりはしない。ガイド役たちは主人公をそういった物語に巻き込むことはせず、ただ面白い小話をするだけに終始する。 ④結末が予想できない。 なぜなら物語が始まらないから。密室で人が死んで始まった物語の最後は「誰が、どうやって殺したのか」を明らかにすること、お宝求めて主人公が海に出る物語の最後なら「主人公はお宝を手に入れるのかどうか」を明らかにすること。物語というのは始まった瞬間に終わりがおおよそ決まるのだが、この本は上で書いた通り物語が全く始まらない。物語が始まると言えるのは、ラスト10%に入ってからであり、だからこそ結末が予想できないし、逆に言えばそれまではどういうジャンルの物語なのかハッキリせずストレスを感じる読者も絶対にいる。 | ||||
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説明通りの良品です。ありがとうございました。 | ||||
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ラノベの黄金期って言うんですかね。学園モノにはあまり興味がありませんでしたが、お勉強の為に読ませていただきました。最初から最後まで面白かったですし、本当にレベル高いな~と思います。 | ||||
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10年以上前に読んで、確か分裂まで読んだけど、続編がなかなか出ないから放ってたんだけど、続編が出たし全部Unlimitedになってるし、で再読してみた。 昔は面白いと思ってたんだけど、今読んだらそうでもなかったな。面白くないとは言わないけど、めっさ面白い、とも言えないかな。 なんだろ、何があかんのか、ってのも整理しきれてないけど、キョンの一人語りってところも微妙だな、と今更ながら思った。変に冷静だし、対応が微妙な感じがするし。ハルヒも躁鬱激しすぎんだろっていうね。 ああ、違和感だ。若かりし頃は少ししか感じなかった違和感が、歳をとって大きくなったんだろうな。 嫌だね、歳を取るって。 全ての同年代に当てはまることではないのだと思ってるけど、僕には結構微妙だったな。おっさんになりすぎた、ってことかな。 でもとてもラノベらしいラノベだと思う。こんな高校生時代を送れるなら、全財産投げ売ってもいい、とは思うよね。もちろん今の知識とか経験とか持ったままでね。 | ||||
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すぐに届き良かったです! 娘も喜んでいました! | ||||
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私はとある事情で小説に手が出せなかったのですが環境が整ったのでアニメをエンドレス含めて見終わったあとになりましたが見てみることに。 聖地が近いというのも理由ですがとにかくすばらしい以外に言葉が見つかりません。 最後までシリーズ揃えたいと思います、 ですので中途半端な終わり方はせず出来れば谷川さん 完結させてください(汗) | ||||
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アニメ化して大ヒットした涼宮ハルヒシリーズの最初の小説。「最初の」と言っても、この1冊で話が綺麗に完結します。できれば、アニメ等を見る前に、ストーリーを知らない状態でこの小説を読むと面白い。最初はハルヒをぶっ飛んだ変人女子高生と思ったのですが、読み進めていくとアレっ?どうなってるの? 私は学生時代にSF小説が好きで良く読んだのですが、その固定観念を壊された衝撃の1冊でした。 | ||||
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結論は知りたくて何とか読み切りましたが、ちょっとしんどい。萌え狙いのキャラクターとドタバタ劇がしつこい。難しい言葉を敢えて使っているが、表現が豊かになるというより、むしろ読みにくい。流行っているので2巻も読んでみたが、さらに内容がしんどくて途中で挫折。 | ||||
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2006年くらいだったか、社会現象にまでなったアニメ。その原作ノベル。 ノベルは2003年のSFスニーカー大賞受賞作品だけあって、しっかりしたSF考証と高い文章力を誇る。 普通の小説としてみても、非常にレベルの高い作品。 あくまで、ジョブナイルとして。 もちろん、歴史的な文学作品と比べたら、大分見劣りする面も有るんだけど、一般的な読者なら十分に納得できる小説でしょう。 この小説自体には歴史に名を残す名文学としての価値はありません。しかし、アニメ化などのメディアや時代背景をひっくるめると、これは確かに2000年代初頭の日本の文化史を語る上で欠かせない文学作品です。 もちろん、初見読者なら読んで損は無く、一見の価値あり。 自分の住む世界が、ある日突然無くなってしまうかも知れない。でも、当事者である自分はソレを知ることは無い。もしかしたら、アナタの後ろに座ってるあの子は、世界の特異点なのかも知れない。そんな不思議を身近に感じさせてくれる、若い人向けのSF作品。 人気が出たので後巻も続々発行されていますが、一つの文学作品として、第一巻だけでもまとまった綺麗な結末。非常に、ロマンチックで、ジョブナイル的、かつ身近で、納得の出来るエレガントな結末でした。 ハルヒが人気が出たせいで、ハルヒしか書かない作家で終わるのは、もったいないな~。 漫画産業と同じく、日本式マーケットの弊害だね。 | ||||
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アニメを見てからもう10年、ハルヒの新作が出たという事で初めてキンドルで購入しました。 OPがクリスマスのくだりから物理法則がよくできているな、まるっと小説の引用でしたので完全に「キョン」の声が頭の中に響いてました。 この独特な文体の面白さをアニメで表現したかったというアニメスタッフの熱を改めて感じました。 普段読む本は村上春樹や、吉川英治、川端康成、あとは啓発本なので なろう系小説の拙い文章をイメージしておりライトノベルを軽んじていましたが、 読みやすい上、オリジナリティの高い文体で非常に高い筆力を感じました。 あらすじはアニメを知っている人なら納得ですが、小説ならではの描写が繊細で 「ハルヒの白い喉がやけにまばゆかったのを覚えている」という表現にグッと来ました。 一目惚れの瞬間の美しさに見惚れている様子が短絡的な言葉でなく、それでいて官能的な印象の言葉ですね。 純文学好きでも納得の一冊だと思います。 | ||||
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10年以上ぶりに読みましたが、相変わらず面白い。 先の展開を知っていてもドンドン物語に引き込まれるのはこの作品だけだと思います。 一気に全部読み返したくなりました。 | ||||
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久しぶりに読んだがやはり面白い | ||||
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私は、幸運なことに事前知識がほぼない状態で読むことができました。 そして、大変面白かった。 どこがどう面白かったかを書くことはできますが、私と同じように事前知識なしで読むことができれば一番楽しめる性質の作品だと思いますので、あえて書きません。 それこそ、知っていた事前知識は、ハルヒ、キョン、長門という登場人物がいる事、SOS団(SOSが何の略かも知らない)、「普通の人間には興味がありません・・・」というセリフぐらいで、小説のジャンルも知らずに読みました。 私は普段ライトノベルは、全く読みません。(最後に読んだのは何十年も前) kindle unlimitedの対象になっており、あえて買ってまでは読まないけれど、若いころ流行った本として認知していたので、立ち読みのような感覚で読んでみたというのが読書のきっかけでした。 そして今は、「涼宮ハルヒの溜息」を読んでいる最中です。 最後に、コミックス・アニメと複数のメディアがありますが、ネタ的に小説での表現が一番度肝を抜かれるんではないかと思います。 もし、事前知識をお持ちでない方がこのレビューを見てくださっているのであれば、だまされたと思って、あまり作品について調べずに小説版から読まれることをお勧めします。 | ||||
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可愛い女性が非モテ男子と接点があることは少ない、少ないとおもわれているから、美少女が出てきて、いきなり関係性がはじまっていくというふうになるには仕掛けや設定が必要になってきて、その設定が涼宮ハルヒの変人ぶりを生み出している。少し変わった美少女でないと、ふつうの男子との接点に共感できなくなってくるところを、上手く自然な結び付きであるかのようにみせている。 SFの要素があるけれども、サンタさんや架空のヒーローのような話をはじめからしておくことでゴリゴリのSF感はない。涼宮ハルヒというキャラクターを生み出したのは偉い。個人的には続編が多すぎるよな感じてがして、本書以外の関連作に興味が湧かないのは普段ラノベというジャンルを読むことがないからかもしれません。この一冊で完結しているという読み方をしました。逆にふだんラノベというジャンルを読まない人でも、読みやすいのかなと。アニメを読んでいる感じで、全体的に軽いタッチで描かれているのもライトノベルと呼ばれる由縁かと理解できました。軽いタッチでありながら、現実離れしそうなシーンのための土台のようなところが懇切丁寧に描かれていて、この作品を支えているのはそういうところだとおもます。 | ||||
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とても読みやすい!ずっと前にアニメで観たきりで原作読んだことなかったですがストーリー知っていても懐かしく楽しめました。 | ||||
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好きです | ||||
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アニメ版で知った作品であるが原作は未読だったので読んでみた。アニメ版は同じく京アニのけいおんと違ってブーム期に興味がわかずに結構あとになって観た。一言でいうと自分の趣味には余りあわず、不評を買った2期のエンドレスエイトがある意味で面白いなあ、くらいで、傑作と言われる”消失”の劇場アニメも何故これが傑作と言われるのかよくわからん…くらいの感想しか抱かなかったのであった。話題になった0話の演出も、ダンスも、パッケージ版では確認不能の時系列シャッフルも、特にどうとも思わず。自分の見る目が無いだけだとは承知の上で。 アニメがどんな感じだったかも余り覚えておらず、今更のように読んだ原作は新鮮な気分で読むことが出来た。みんな知ってるであろうストーリーにネタばれを避ける必要も無い気がするが、一応避けておこう。 物語の語り部であるキョンが、最近のラノベや漫画で飽きるほど観る、自分が大嫌いなヤレヤレ巻き込まれ系男子でテンプレだなあというか、恐らくは本作が後発作に多大なる影響を与えたのだろうが、テンプレのハシリというのは現在から見るとシリアス、コメディに関わらず、ギャグにしかみえないという問題がある。ヒッチコックの映画で、真相を知っている人物と話してる最中に急に相手がうっとなって倒れたら背中にナイフが刺さってた、みたいな演出で失笑する感じ。 そして物語に登場する女子陣は先達のテンプレの流用でハルヒはアスカ、長門は綾波、というエヴァまんまなキャラ付けで、「今の時代はやっぱ萌えよね!」という今では随分恥ずかしい台詞とともに、様々なコスプレを強いられ、お色気サービスてんこ盛りの萌えアニメのテンプレ的巨乳美少女・みくると、思慮深げなイケメンが追加され、変な部活を結成するという、世間による「オタクが好きなのってこんな感じなんでしょ?」という偏見を煮詰めたような舞台設定が整う。 …が、このテンプレを土台に本作はこの後、SFへと発展していく、というのは最早周知の事実なのだが、これをひとことで言ってしまうとセカイ系なのである。エヴァがヒットしたお陰で山のように溢れたジャンル。という訳で今読むとさほどの目新しさはないのだが、この物語の構造が非常に良く出来ているので、テンプレを煮詰めたような設定やキャラ達がきちんと意味を持ってくることで今読んでも、前述のようなギャグにしか見えない感というのが無いのが大したものである。非常にシナリオが良く練られている。 この小説でハルヒが抱えているのは学生のモラトリアム的苦悩であって、当時の世代的な認識を上手く取り入れられていると思うが、オッサンになると流石に共感は難しい。非日常なんて無いほうがいいとしか思えないし、特別な何者かになりたい、などという願望も全く湧かない。 世界という大きな問題と個人の苦悩をつなげるという題材は日本のエンタメでは手塚治虫が火の鳥で試み、エヴァというブームがあり、本作へとつながる…とかなり雑に説明してみたが、テレビの最終回でやった学園エヴァを参照にセカイ系の流れを引き継いだのが本作で、此処から大きな問題も個の苦悩も取っ払ったのがあずまんが大王から始まる日常もの、という雑な見立てを行ってみたが、前述のセカイ系作品の全てが収拾つかなくなり、後者には読者を投影する人物さえ存在しなくなってるのを踏まえると、真面目に考えようが逃避しようがどちらも大差ないなあという感じもする。 セカイ系に於ける苦悩はモラトリアムから卒業して完結するのだろうが、そこに世界規模のはなしをくっつけてでかい風呂敷を広げたところで実際に神様になっちゃうならメサイアコンプレックスを抱えた人の誇大妄想のようになり、パーソナルな恋愛に収束するというのもなんかしょうもなく、押井のビューティフル・ドリーマーも結局は夢オチで逃げたが、グルグル悩んだところで答えがないなら長年付き合うのも面倒で、ほのぼの日常楽しんでたほうが自分には有益なようにも思える。このシリーズも結局、未だに完結していないし、エヴァも同様である。手塚は亡くなったがあんだけ長年描き続けても終わらせられなかった、とも言える。 長門が何時に待つ、と言って数日間同じ時間に待っていたらしいという描写が後の”消失”の伏線になっていたり、ラノベのシリーズものとしてもよく出来ているなあ、とは思うが、終わりのみえない話に付き合うというのもなかなか難儀である。シリーズが完結したらそのときに続きを纏めて読んでみたい。 | ||||
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みなまで書かずとも、もうご存知でしょう。記念すべき第一巻です。涼宮ハルヒはとても魅力を感じます。 | ||||
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