■スポンサードリンク
緋色の研究
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
緋色の研究の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全162件 41~60 3/9ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最近になって本を読むというのを、習慣にし始めたのですが、あまり一般には使われない、語彙、漢字があり読みにくいと感じました。 (私の知識不足というものあるかもしれませんが) ですが、Primeの電子書籍で読んでいたおかげでわからない漢字、語彙などはすぐに辞書を引ける機能があるので、内容が理解できないという事はありませんでした。 シャーロックホームズ、というタイトルしか知らなかったのにも関わらず、他の作品を早く見たいと言う意欲に駆られています。 読んでいて非常に面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ホームズとワトスンの出会い、事件勃発、の場面から一転して、アメリカはモルモン教の発祥物語まで遡ります。ホームズの活躍(アメリカに照会しただけ)というより、モルモン教にからむ話が強烈です。現代ならコナン・ドイルさん炎上間違いなしでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ホームズものの第1作。文章は読みやすく、トリックは複雑過ぎることがないのは、この作品でも。 題名"A Study in Scarlet"の意味は今一つ納得が行かないが(笑)。 マイナーであること自体に意味を見出す好事家が推すマニアック過ぎるミステリーに疲れた方へ。「緋色の研究」を”箸休め”に読み直すのも一興ですよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ホームズ登場第1作。1887年。意表をつく3部構成。別名「イーノック・J・ドレッバー殺人事件」。 ワトソンの回想形式を採るが第2部は一気に時空を離れ、この事件の背後にあるアメリカ中西部の壮大な一大絵巻、別の視点となる。本作の魅力は、1、あらゆる人物の造形・表現の確かさ・ユニークさ。2、推理小説というより冒険ピカレスクロマンのタッチ。推理部分は、事件核心と関係ない部分が面白い。3、捜査側以外の人物の来歴に流れる強烈なエモーション。これは意外だった。 2,について。ミステリに何を求めるかだが、理詰めで事件を解決しているようで、実はしていないような。純粋推理のようでそうではない感じ。つまり、すべてを読者に披露し、フェアプレーで「さあ、あなたに犯人と動機、手法がわかりますか?」というスタンスではない。 そして全編をホームズ(あるいはワトソン)の視点で統一していないスタイル。推理小説というより、推理学についての本といってよいかも知れない。事件を解決することは、緋色の研究(あるいは「解説」にあるような「緋色の習作」であるという。現代は「A Study in Scarlet」。 しかし手柄や名声に興味がないホームズ、周りや読者は退屈してないのに、本人が退屈そうで、まだ本気出してない、みたいなやや爛れた偏屈なキャラが面白い。 なお翻訳は読みやすく、まったく現代でにおいても遜色ない。解説も親切でわかりよい。「四つの署名」へ進むことになりそうだ。本作は序章であり、ここから円熟味を増していくのだろうから。 昭和28年発行、平成22年改版、新潮文庫。西浦玉美による美しい統一デザイン表紙が良い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
事件の真相も犯人の動機も、またそれと受けて感じされることも、全てが素晴らしい。重要だと思える事実こそフェイクで、当たり前と思えることこそ間違いであることに、ホームズしか気づくことはできないだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
緋色の研究はシャーロックとワトソンの最初の出会いから書かれているため、本シリーズを読む際、最初に手に取ってほしい一冊です。 シャーロックシリーズの挿絵として有名なシドニー・バジェットの挿絵も入っているため、当時の服装等もイメージでき、非常にいいです。 近年のシャーロックの映像かといえば、BBCドラマのSHERLOCKが有名ですが、原作ネタを多く取り入れているため、本品を読むと、原作もドラマもより一層楽しめるかと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もしやこの本を手に取る前から内容を知っていたとも思えるような素晴らしい作品でした。 本のカバーも何度読んでも汚れにくそうなもので気に入っています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人間が 研究(スタディ)すべきは 人間なり | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリー構成、飽きのこないスピード感ある展開、スリリングな点など素晴らしい小説。ホームズとワトソン登場の本として有名だが、こんなストーリーだったとは、驚きである。やはり、名作と呼ばれるものは騙されたと思って読むべきだと痛感。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
装丁も素晴らしく、何よりも深町真理子さんの新訳が現代にシャーロックの新しい息吹を吹き込んでいるようでワクワクさせられる。シャーロック・ホームズ新訳9冊をすべて読みたくなる(もう2回も読んでしまった) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
角川のを持ってたのですが、角川より表紙が好きだったので読み比べも兼ねて購入しました。 挿絵があるのは好み分かれると思います。 私は気になりませんでした。 訳は正直角川のほうが読みやすいです。 「あにはからんや」などは読書慣れてない人は何それ?となると思いますし、「あたら」なんかは私も知りませんでした。もったいないという意味らしいです。 新しい言葉を知られるのも楽しいと思える人は大丈夫だと思いますが、分かりやすい方が良いという方は角川をおすすめします。 他の出版社のものは読んでないのでわかりません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読むのは50年ぶりくらいになりますが、さすがに話の内容はほとんど覚えていないのに自分ながら驚きました。 でも、当時の翻訳に比べるとすごく読みやすくなった様に思います。 ホームズシリーズを読むのには、まずここから読むのが良いと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アーサー・コナンドイルの作品の読み始めとして手にした。 ここからシャーロック・ホームズの推理力を楽しんで行きたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語は、イギリス兵としてアフガニスタンに駐留していたジョン・ワトソン博士が兵役からロンドンに帰還するところから始まります。ロンドンで退役後の生活を送るにあたり、乏しい年金のワトソンは一緒に家賃を分かち合える人を探すのですが、ここで友人がワトソンと相性が良さそうな科学者で探偵業を営む人物を提案してきました。ワトソンは水に含まれる血液の性質を研究しているというその人物と大学の研究室で出会います。その人物こそご存知、名探偵シャーロック・ホームズその人です。 出会って早々にホームズはワトソンを一緒に暮らしやすい人だと判断し、すぐにベーカー街221Bでのパートナーシップが始まりました。とはいえ目下のところ、ホームズが探偵業と科学実験に明け暮れる間、二人は別々の時間を過ごしていたため、ワトソンとホームズは同居生活を始めた当初、ほとんど連絡を取ることがありません。故にワトソンはホームズが探偵であることすらほとんど知る事もなかったのですが、ある日スコットランド・ヤードの警部からホームズの元に殺人事件の相談が持ち込まれます。この事件においてホームズはワトソンに同行するよう主張。この瞬間に探偵小説史上もっとも有名なコンビが誕生することになります。 私が本作で印象に残ったところは、やはり、スコットランドヤード警部を差し置いてあっさり謎を解き明かした、ホームズの力量と観察眼です。例えば、殺人事件の現場の死体の上の壁に血で書かれた「Rache」という文字。警部達はこれを見て、「“レイチェ”という文字を書こうとして血が尽きてしまったからだ!」と考え、「レイチェル」という容疑者の名前を推理します。しかしこれはホームズに言われせば、まったくの予測違いであり、事実、警部達はほどなくして手掛かりを失ってしまいます。 さて本作は大きく第1部と第2部の2つに分かれているのですが、ホームズは捜査が行き詰ってしまった警部達を尻目に、血文字の真意を見極め、第1部の最後に犯人を突き止めます。続く第2部は時系列がガラリと変わって、ゴールドラッシュ時代のアメリカはユタ州が舞台。ここでは血文字の因縁の発端となった話に関連しているので詳しくは述べませんので、詳細は本書をご覧ください。 物語の途中で時系列がいきなる変わるというのは、章立てになっているロールプレイングゲームのシナリオで時々見かけますが、こういった作りが130年も前に作られていたりするところも驚きだったりします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
届いた本がとても綺麗で良かったです。図書館での読書活動で読書サロンを開いています。 その「コナン・ドイル」をテーマにしたサロンで参考にするために買ったものです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
有名な古典で、昔から沢山の翻訳版が出ておりドイル研究も進みまくっているので、近年翻訳されたホームズ本で大外れ(誤訳とか)なものは、まずない。 そうなると、翻訳者のセンス(単語のチョイスや会話の口語が自然かなど)、注釈の有り無し、挿絵、巻末の解説など、体裁/デザインも含めてお好みの本を選ぶことになる。 この本は、古い挿絵が計12~13点ほどあり、注釈は各章末に数件ある(本全体で40件ほど、短めの注記)。 大ベテラン翻訳家の深町氏による「新訳版」で文章も古臭くない。 自分としては、巻末の解説ページに、ドイルのお父さんが描いたという挿絵の紹介があって笑えた。 下手ウマというのか、味のある絵だった。 ちなみに用語の注釈が膨大なものとしては、河出文庫版(小林司氏&東山あかね氏訳)がおすすめ、1巻あたり200件~300件の注釈があり、巻末の注釈ページだけで本全体の3分の1~4分の1くらいはあった。 用語の注釈が、ほどよい詳しさのものとしては、光文社の日暮雅通訳のものが良かった。深町版よりやや詳しめの注記が巻末に10ページ分ほど載っていた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シャーロック・ホームズが初登場する記念すべき長編作品である。 語り手であるワトスンが軍医として従軍していたアフガニスタンから負傷して帰還し、ホームズと出会う場面から始まる。ホームズは最初は化学実験に没頭する奇人・変人として登場し、ワトスンと下宿をシェアし始めた後になって、警察や町の探偵が解決できない事件を持ち込まれる「探偵コンサルタント」であると判明するのだが、ここでワトスンのホームズに対する人物分析が「特異点」として列挙され、知識の極端な偏りや趣味等が示されるのはファン必見である。 また、有名なホームズの観察眼についてホームズ自身が新聞記事で、身だしなみや言葉遣いから会った人の経歴や職業などが一目で見抜けるようにすると記載しているのが紹介されている。ワトスンは最初はこんなことはたわごとだと信じなかったが、実際にホームズがその方法を実演して事件を解決に導くのにぐいぐい引き込まれていく。ワトスンとホームズの出会いであると同時に、「相棒誕生」の瞬間である。 ホームズはこうした超人的な観察眼とともに徹底的な現場検証を基に推理を組み立てており、いわば物証重視の科学捜査である。さらに、町の貧乏少年たちを手下のように使って調査させているのも面白い。 こうした鮮やかな事件解明が第1部であり、第2部は事件の背景となったアメリカの西部開拓とモルモン教団にかかわる物語が詳しく語られる。 著者コナン・ドイルは、たんなる謎解きの探偵小説ではなく、事件の経緯や動機から人間の生き様を物語る本格的な小説をめざしたのだろう。 しかし、第1部のホームズの人物像と事件解明があまりにも鮮やかで強い印象を与えるため、第2部は付け足しのようになってしまっている。この点では、現代の長編ミステリーで見られるように、事件捜査と過去の背景を並行的に進行させる構成のほうが緊張感があるように感じる。 なお、表題の「緋色の研究」A Study in Scarletの意味は、殺人という緋色の糸を解きほぐして分離することだとされる。ちなみに、緋色といえばホーソーンの代表作『緋文字』The Scarlet Letter(1850年)を想起するが、緋色はやはり「罪悪」の象徴であり、Scarletを表題に用いた著者の意図が気になるところである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シャーロック・ホームズが初登場する記念すべき長編作品である。 語り手であるワトスンが軍医として従軍していたアフガニスタンから負傷して帰還し、ホームズと出会う場面から始まる。ホームズは最初は化学実験に没頭する奇人・変人として登場し、ワトスンと下宿をシェアし始めた後になって、警察や町の探偵が解決できない事件を持ち込まれる「探偵コンサルタント」であると判明するのだが、ここでワトスンのホームズに対する人物分析が「特異点」として列挙され、知識の極端な偏りや趣味等が示されるのはファン必見である。 また、有名なホームズの観察眼については、ホームズ自身の新聞投稿として次のように記されている。 「人に会ったら、その相手の経歴や専門とする方面、今携わっている職業などが一目で見抜けるようにする。・・・指の爪や上着の袖、靴やズボンの膝、人差し指と親指のたこ、言葉遣い、シャツのカフス―― これらはいずれもその人物の職業を端的に物語るものだ。」 ワトスンは最初はこんなことはたわごとだと信じなかったが、実際にホームズがその方法を実演して事件を解決に導くのにぐいぐい引き込まれていく。ワトスンとホームズの出会いであると同時に、「相棒誕生」の瞬間である。 ホームズはこうした超人的な観察眼とともに徹底的な現場検証を基に推理を組み立てており、いわば物証重視の科学捜査である。さらに、町の貧乏少年たちを手下のように使って調査させているのも面白い。 こうした鮮やかな事件解明が第1部であり、第2部は事件の背景となったアメリカの西部開拓とモルモン教団にかかわる物語が詳しく語られる。 著者コナン・ドイルは、たんなる謎解きの探偵小説ではなく、事件の経緯や動機から人間の生き様を物語る本格的な小説をめざしたのだろう。 しかし、第1部のホームズの人物像と事件解明があまりにも鮮やかで強い印象を与えるため、第2部は付け足しのようになってしまっている。この点では、現代の長編ミステリーで見られるように、事件捜査と過去の背景を並行的に叙述して最後に事件解決に至る構成のほうが緊張感があったのではないかとか思う。 なお、表題の「緋色の研究」A Study in Scarletの意味は、殺人という緋色の糸を解きほぐして分離し白日の下に晒すことだとされる。ちなみに、緋色といえばホーソーンの代表作『緋文字』The Scarlet Letter(1850年)を想起するが、緋色はやはり「罪悪」の象徴である。Scarletを表題に用いた著者の意図が気になるところである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高校生の娘に言われて購入。 品物より、申し分はありません。 娘は続きが欲しいと言っています。 今後も利用予定です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本の中身が、一部折り曲げられた状態でした。他は、特に何もないので丁寧に扱って欲しいです。新品で購入し、その代金も支払っていたので余計に残念です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!